風葬/鳥葬
葬儀とはなにか----
葬儀とは一体何なのでしょうか。学問的には”死体の処置にともなう儀礼の体系”と定義することができます。
別の言い方をすれば、埋葬とその前後に行われる一連の儀式ということになります。
このような意味での葬儀は、世界中に数えきれないほど多くの形式とともに存在してきました。
細部について触れることはできませんが、例えば葬法(=遺体を葬る方法)を例にとってみても、火葬、土葬、風葬、鳥葬、水葬など多彩な形態が存在します。
これらのなかにはわれわれの感覚からすれば大変奇妙に感じられる風習もあります。また、残酷な仕打ちとしか思えないものもあります。
しかし、逆に日本の慣習になじまない人びとからみれば、火葬直後に行われる拾骨の儀式は異様なものとして目に映ることもあります。
死にかかわる儀式や儀礼には、その国や民族の文化的風土が色濃く反映されていますから、日本的な慣習を絶対視することがないように気をつけたいものです。
散骨(自然葬)の値段
●散骨について、1991年に法務省が、葬送のための祭祀(さいし)で、節度をもって行われる限り問題はないとの公式見解を発表して以来、徐々に定着してきました。 散骨の場所も、山や川、海、そして宇宙と多様化しています。
■陸地での散骨
名称 | 地域 | 品名 | 値段 | 説明 |
アイキャン | 東京都日野市 | 花鳥自然葬 | 200,000 | 埼玉県秩父 |
日本山岳修道会 | 東京都文京区 | 富士山 | 250,000 | 富士の麓または川 |
永遠の自然葬を讃える会 | 千葉県市川市 | アルプス葬 | 350,000 | 南穂高 |
紫陽花葬 | 350,000 | 千葉県大多喜自然公園 |
富士山の麓 | 350,000 | 富士山 |
■船から海への散骨
名称 | 地域 | 品名 | 値段 | 説明 |
アイキャン | 浦賀 | 2名まで | 150,000 | 城ヶ島沖 |
12名まで | 300,000 |
ハワイ | 2名まで | 230,000 | クルーザー散骨のみ |
潟Tンライフ | 平塚 | 個人葬 | 210,000 | 2時間まで。超過1h2万円 |
合同葬 | 136,500 | |
はちす会 | 茨城 | 合同葬 | 150,000 | 2名乗船 |
潟Zレモニーユニオン | 関東 | 6名まで | 375,000 | 3時間超過は時間65,000円 |
4名まで | 250,000 |
■空から海への散骨
名称 | 地域 | 品名 | 値段 | 説明 |
アイキャン | 相模湾沖 | 個人葬 | 300,000 | 2名まで |
潟Tンライフ | 東京ヘリポート | 個人葬 | 525,000 | |
潟Zレモニーユニオン | 東京ヘリポート | 個人葬 | 462,420 | 5名まで |
(有)福島屋 | 東京晴海 | 個人葬 | 484,440 | 5名まで |
■宇宙葬
名称 | 地域 | 品名 | 値段 | 説明 |
アイキャン | アメリカ | 人工衛星 | 1,000,000 | スペースメモリアル |
セキセー | アメリカ | 人工衛星 | 1,000,000 | 宇宙葬 |
風葬/鳥葬
京都の鴨川にかかる四条大橋と五条大橋の間に、松原橋があります。
この松原橋を渡ったところから東山の鳥辺山にかけての一帯が、古くから鳥辺野という名前で知られた葬送地でした。
昔、京都の人は、京の中を人の世、外を死者の世界、というように考えていました。
この極端な考えは、本当だったそうで、京から一歩でも外に出ると、ぴたっと民家も無くなって、荒涼たる風景が広がっていたようです。
その外京にあって、鳥のやってくる方角が、「鳥辺野」と呼ばれたと、言うことらしいです。
今でも、一般的な遺体の処理方法が鳥葬である国が、チベットです。
遺族の方の多くは鳥葬を希望します、他にも火葬・土葬・水葬とありますが彼らは鳥葬を風の葬(つまり風葬)または天の葬(天葬)とも言っています。
実はチベットでは鳥葬が一番合理的なのです。
4000M近い高原では樹木が少なく薪が集まりません。また、ヤクの糞では遺体が良く焼けないのです。
水葬では谷側では遺体が流れにくく、土葬は瓦礫の山ばかりで掘るのが難しく、埋葬出来ないのです。
それに鳥葬は経費が安く済むそうです、鳥葬はいわば厳しい現実と宗教観が上手く結びついた合理的な遺体処理方法なのかも知れません。
下部に画像がありますので要注意!あまりに凄惨な場面は除いてますが気分を害した方には申し訳無いです。
嫌がらせでの掲載では無いことをご了承下さい。
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