Porsche


 1960年代後半、ポルシェはラリーに興味を持っていなかった。

 ポルシェはラリーを支配することが出来たかもしれないのにサーキットレースにしか興味が無かったのだ。

 後になってビッグ・エルフォードとビオン・ワルデガルドに車を提供し、1968年から70年に架けてモンテカルロラリーで3連勝を達成したが、マネージメントサイドは依然、サーキットレースに力を注いでいた。

 パワフルで信頼性のある空冷フラット6のパワーユニットをリアに搭載する911はどのラリーのレースに於いても勝者だった。

ポルシェはどの時代に於いてもラリーで優勝することが出来たのにポルシェはそれをしようとしなかった。

 例えば70年代の300馬力の911ターボは素晴らしい車だったのにメーカーはWRCにエントリーしようともしなかった。

 ポルシェは何も計画していなかったのでロスマンズチームは独自に3L911SCRSをより洗練されたマシンに改良した。

 ラリーに合わせて特殊化したポルシェ959モデルはリアエンジン、フラット6の911をベースとしていた。

 そしてフランス人、デネ・メンテはパリ・ダカールラリーで1984年と86年に優勝した。

ポルシェが4WDの開発を続けていたらラリーの世界では何が起こっていたのだろうか?

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