Triumph
1954年から63年の終わりまでトライアンフのスポーツカーはトップクラスのラリーで必ず目にすることが出来た。
初期の4気筒のTR2とTR3は周到な準備と勇敢なドライバーによってラリーに優勝してきた。
長距離のターマックレースに適していて1954年にはRACラリー、フレンチアルプス、オランダのチューリップラリーに加えリジェ・ローマ・リジェの長距離マラソン等のイベントで活躍した。
1963年グラハム・ロブソンによりTR4にはWウェーバーツインチョークキャブレータを使用する135馬力エンジンが搭載され、リミテッドスリップデフも装備。
ボディパネルもアルミニウムとなった。
そしていくつかのターマックイベントで好成績を残した後、引退することとなった。
トライアンフTRシリーズが国際ラリーに再登場したのは70年代半ばの4気筒TR7とV8エンジンのTR8、これが最後だった。
オースチン・ヒーリー、MGやミニを生産し伝統あるアビントンのBMCの競技部門は引き続きブリティッシュレイランドモータースポーツとして作業を行っていた。
BMCはTR8が売り出される前に300馬力のローバーV8エンジンを搭載したTR7を生産した。
この車は極太のホイールと4輪ディスクブレーキを装着し、リアサスペンションのジオメトリーが大きく変更されており明らかにロードカーとは異なっていた。
トニー・ポンドのような有力ドライバーの手により、特にイギリスのターマックに於いて良い成績を残した。
しかしブリティッシュレイランドに起こった経済的な問題により、またも伝統的な名前がラリーのリストから消えていった。