1000HIT記念SSみさき先輩と





浩平君、あの日私をおいていなくなったあの日
アイスリームを持ったままどうしたら良いのかわからなかったよ
浩平君がいないのは分かっていたよ、もうどこにもいないのが
いないのが分かっていたけど信じられなかったよ
だから、「冗談だよね」と思わず言ってしまった
信じられなかった、だけどその時声が聞こえたよ
「必ず戻ってくるから」って聞こえたんだよ





ごめんな先輩、突然いなくなって、約束を守れなくって
おれも、いやだったけど、分かっていたどうしようもないことが
幼いときのあのひとことが本当になるなんて
こめんな先輩でも「必ず戻ってくる」の一言は伝わったみたいでホントに良かった
時間がかかってごめんな先輩





うん、いいよ戻って来てくれたから
一緒にいるって約束守ってくれたから
ありがとう浩平君
まっていたかいがあったよ
でもこれからは先輩って言うのは止めようよ
学校は卒業したんだし





そうか、じゃ みさきさんて呼ぶよ
今日は みさきさん これからもよろしく
あ、提案があるんだけど




こちらこそ、浩平君 なんか変だね
提案てなにかな
あ、変なことだといやだよ





変なことじゃないよ
一緒に大学に行かないか、最近はだれでも行くチャンスはあるよ
みさきさんは強いからきっと出来ると思うんだ





私は強くないよ
外の世界に行けるようになったのだって浩平君のおかげなんだし
楽しさを教えてくれたのは浩平君のおかげだよ
あの日のことがなければ、今のわたしはないと思うよ
大学のことはちょっと考えてみるね、やっぱり不安だから





みさきさんなら出来るって
大学に行けば大好きな学食もあるぞ
高校のときのように何杯だってカレーが食べれるだろうし





そんなことを言っちゃだめだよ
浩平君て意地悪だね
そんなところはちっとも変わっていないよ
大学、がんばってみる
学食のせいじゃないよ
浩平君と一緒にいるって約束したからね





「ただいまー、浩平君今帰ったよ。」
「おかえりー、みさきさん。」
俺は慌ててラジカセのスイッチを消そうとした。
「あ〜、何を聞いてるの、ずるいよ!」
「ごめん、昔の交換日記を聞いていたんだ。」
「だめだよ、一人で聞いちゃ!」
みさきさんはすねた表情で俺に言っている。
やっぱり昔から、すねた表情のみさきさんはかわいいな。
「浩平君、今なんか変なことを思わなかった?」
「思わない、思わない。」
「本当だね。」
「おう、約束するよ。」
「浩平君の約束は信じられないよ。」
まだすねているのか
「あ、あの そろそろ飯にしないか。」
「良いけど、浩平君のおごりだよ。」
「一緒に住んでいて、おごりもないだろうに。」
ボケたみさきさんもかわいいが。
「冗談だよ、ご飯にしよう、おなかすいたよ。」
「うんうん、そうするか。」
「じゃ、今日は外で食べようよ。いいお店見つけたんだよ。」
「そりゃ楽しみだ、じゃ行くか。」
「うん!」
変りばえしない退屈な日常だけど。
一緒だと退屈しないことが多くて楽しい。
あの屋上の再会から何年もたったけど、
何時までも一緒に居ような、みさきさん。





輝く季節の中で、俺とみさきさんとの日常。
永遠ではない、限られた時間の中の日常だけど
それを精一杯楽しんでいこう、みさきさんと。

戻ります

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル