超いいかげん&意訳な和訳 〜私家版gnuplotコマンドヘルプ〜

以下、gnuplotのhelpのcommands以下を自分で使うことのみを考えて和訳しました。
お役に立てれば幸いですが、英語下手だしgnuplotの機能理解してないしなので
これでなんか事故ってもしりません。


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commands

このセクションではgnuplotで使えるコマンドを掲載します。
実際には、以下に掲載されているのにいくつかのシステムでは稼動していないコマンドもあります。

で、コマンド入力の際にはそりゃーやりすぎじゃねぇのか、ってくらいにコマンドを
省略してもOKだったりします。
たとえば"p f(x) w l" と "plot f(x) with lines"は同じ意味です。

で、コマンドの説明文の中の"{}"の中に書かれたオプションはお好みでつけてください。
うんでもって"|"は"or"の意なんで、どっちか一つを選んでください。

◇cd
作業ディレクトリを変更するコマンド

構文:
      cd '<ディレクトリ名>'

ディレクトリ名はクォーテーションで区切ってね。

例: 
      cd 'subdir'
      cd ".."

DOSユーザーは"必ず"シングルクォーテーションを使ってください。
なぜかっちゅーとバックスラッシュ(日本語だと\記号ね)はダブルクォーテーションの中では
別の意味になっちまいます。たとえば
      cd "c:\newdata"
だとダメで
      cd 'c:\newdata'
ならいけます。


◇call
callコマンドはloadコマンドと殆ど同じですが、一つだけ違いが有ります。
callコマンドでは10個までの引数をとることが可能で(まぁ、標準的な構文ルールの枠内でですが)
読み込まれたファイルの対応する部分に指定した引数を代入することができます。

どーゆーことかというと、読み込まれたファイルをスキャンして
$記号とそれに続く数字(0から9まで。つまり$1とか$8とか)があるかどうか探します。
で、みつかったらソレ($0とかね)の位置に対応する引数を代入します。

もし引数として文字列が与えられた場合でも、クォーテーションで囲まれることなく代入されます。
$の次に数字以外の文字が続いた場合はその文字自体を表すことになります。($$なら$記号自体)
callコマンドの引数に空っぽの値を与えることは出来ません。
ファイルはcallまたはloadで呼び出せます。

callコマンドに対して10以上の引数を与えた場合エラーになります。

マルチコマンドのなかでcallを使う場合は"必ず"コマンドの最後でcallを使用してください。

構文:
      call "<読み込むファイル>" <引数0> <引数1> ... <引数9>

読み込むファイルの名前は必ずクォーテーションで括ってください。
また、引数についても同様にクォーテーションで括ることをお薦めします。
(将来的にはクォーテーションで括られたモノとそうでないものとで扱いを変更するっぽいです)

例: 

'calltest.gp'っつーファイルに以下のような行が含まれていたとします: 
      print "p0=$0 p1=$1 p2=$2 p3=$3 p4=$4 p5=$5 p6=$6 p7=x$7x"

で、こんなかんじのコマンドをいれる: 
      call 'calltest.gp' "abcd" 1.2 + "'quoted'" -- "$2"

するとこーなる: 
      p0=abcd p1=1.2 p2=+ p3='quoted' p4=- p5=- p6=$2 p7=xx

注意: there is a clash in syntax with the datafile using callback operator.  Use $$n or column(n) to access column n from a datafile inside a called datafile plot. 


◇clear(訳注:他のコマンドに増して意味不明な訳です。原文見たほうがいいかも
clearコマンドは現在の画面またはset outputで指定されたデバイスをクリアします。
これはちょくちょくhardcopy Deviceにformfeedを発生させます。
デバイスの種類を指定するにはset terminalをつかってください。

いくつかのターミナルに於て、このコマンドはset sizeで定義された面のみをクリアするので
複数のグラフを一つの画面にポンポンと配置するような場合に有効です。
(訳注:複数のグラフを一つのグラフ用紙にスクラップしたような感じ(余計わからんか))

例: 
      set multiplot
      plot sin(x)

      set origin 0.5,0.5
      set size 0.4,0.4
      clear
      plot cos(x)
      set nomultiplot

clearコマンドの引数(というか詳細設定である)
set multiplotとset size,set originの部分にもご注目あれ。

◇exit
exitコマンドとquitコマンド、それとファイル中の"END-OF-FILE"という文字列は
現在のgnuplotコマンドとファイルを終了し次のファイルを読み込みます。
"help batch/interactive"で詳しい説明を読むことができます。
(訳注:↑は訳者の怠慢にあらず。ちゃんとそう書いてあります。)

また、これらのコマンドは終了前にclearコマンドのように画面をクリアしてくれます。

◇fit



◇help
helpコマンドはオンラインヘルプを表示します。読みたいトピックを指定するには

	help {}

と入力してください。
が無い場合は特に指定せず、gnuplotに関する短いメッセージが表示されます。
(訳注:Win版では指定しようがしまいがヘルプファイルが開きます。
てぇことで以上訳すの面倒なので以下は打ち切り。)


◇if

ifコマンドを使うと条件つきでコマンドを実行させることができます。

Syntax: 
      if (<条件>) 

<条件>は、それが0(偽)でなければが実行されます。
で、条件が0(偽)ならば実行されません。
注意:";"を使うと複数のコマンドを実行できますが、";"をはさんでも条件式による判定はされます。

たとえば:
      pi=3

      if (pi!=acos(-1)) print "?Fixing pi!"; pi=acos(-1); print pi
なら以下のように表示されます。
      ?Fixing pi!
      3.14159265358979
でも
      if (1==2) print "Never see this"; print "Or this either"
だと何も表示されません。

rereadコマンドの項を見ればifコマンドとrereadコマンドを併用することにより
ループさせる方法が解るでしょう。



◇load

◇pause
pauseコマンドを使うと、指定された時間が経過するかリターンキーが押されるかするまで
与えられた文字列以外のものを表示しません。
pauseコマンドは読み込みファイルを結合するときに特に便利です。

構文: 
      pause