はじめに
「矢倉」と「相振り飛車」の組み合わせは、奇妙に感じる方もいるかもしれません。ですがこの２つの戦法、感覚が似ています。どちらの戦法も縦から攻め合う将棋になります。そもそも「相振り飛車」という命名が良くありません。「裏・居飛車」や「逆・居飛車」とした方がしっくりきます。
私は、将棋を覚えてからずっと振り飛車党でした。「相振り飛車」の名に騙されて（？）、相手が振ってきたらこちらも振り飛車。長い間、四間飛車のみでした。ところが振り飛車と「相振り飛車」はどうも感覚が違うようです。振り飛車は序中盤では飛車・角を捌き、終盤は互いの玉に横からの攻め合い中心です。一方、「相振り飛車」は互いの飛車が玉に対して縦に利いています。これは「矢倉」と似ています。
そこで、四間飛車１本を捨てて試しに雁木をやってみました。これが縦からの攻め合いの将棋になり面白い。緊張感がまるで違う。さらに「矢倉」をやってみると雁木より手厚い。「相振り飛車」の縦から攻め合う将棋は経験していたので、違和感なく「矢倉」を指せました。
私とは反対に普段「矢倉」を得意にしている方にも「相振り飛車」をお勧めできます。対振り飛車より「矢倉」感覚です。
本ホームページでは「矢倉」と「相振り飛車」の組み合わせで戦う手段を紹介しています。「矢倉」「相振り飛車」関連以外のコンテンツもあります。
本ホームページの歴史
2000/07/08 公開
2000/12/14 YAHOO!に登録される
2001/01/26 GeoCitiesから今のcoolに引っ越し
2001/02/23 LYCOSウェブガイドに登録される