戦法の組み合わせ
アマチュアの場合 だいたい得意戦法で指していると思う(プロもそうか)。将棋の戦法を大きく分けると振り飛車と居飛車があるので最低でも2つは得意にしている戦法があるはず。その組み合わせと評価を私なりに考えてみたいと思います。一般論ではないのであしからず。
振り飛車+相振り飛車
なんでもかんでも振り飛車というタイプ。私もずっとこのパターンだった。とにかく序盤は気を使わず進められる。振り飛車と相振り飛車の感覚がまったく違うので戸惑うことがある。
振り飛車+対振り飛車
たぶん一番多い。横の将棋(さばきあいの将棋)しか指さんというタイプ。定跡の本を多数持っていて研究していれば常に自分の知っている局面で戦える。お互い定跡通で終局までプロの将棋のコピーということもあるらしい(?)。
居飛車(矢倉系)+対振り飛車
居飛車党本格派。プロではこのパターンが一番多い。矢倉と居飛穴の組み合わせならば常に堅い玉で戦える。相手も居飛車党で後手を持ったときは苦労することがある。
居飛車(矢倉以外)+対振り飛車
居飛車党でも矢倉は指さない人もいる。横歩取り、相かかり、角換わり、ひねり飛車など激しい局面での読み比べが好きなタイプ。全くの私見だがこのタイプの人の対振り飛車は急戦が多いんじゃないかと思う。
居飛車+相振り飛車
縦の将棋(攻め合いの将棋)しか指さんというタイプ。角道を止めて戦うことが多いので受け身になりやすい。手厚い将棋が好きな人に向いてる。反面地味な将棋ばかりになってしまうマイナスもある。
その他(英春流、筋違い角など)
とにかく自分の得意パターンに持って行きたいタイプ。人と違うことを好む人に向いてる。相手が知らなければ破壊力抜群。楽して勝てる。ただし他人が考えた戦法を指しているにすぎない(独自の戦法なら素晴らしい)ので所詮は人真似といえる。