家族計画〜絆箱〜
裏 「やっとか・・・」
私 「えぇ、やっと出会うことができました」
裏 「KANONを越えるゲームに・・・か」
私 「えぇ・・・」
裏 「そうか・・・」
私 「何かいいたげですね」
裏 「まぁな・・・KANONを超えるゲーム、もしかしてもう出会っていたのかもしれないと思う・・・」
私 「そう・・・かもしれないですね。ただKANONは最初にやったということで何かと印象が強かったですから」
裏 「まぁ、どちらにしろKANONとは違った感動はあったわけだが・・・」
私 「何か今回はよく意見が合いますね」
裏 「仕方ないんじゃないか、一応裏と表といっても思っていることは一緒だからな」
私 「・・・・・・」
裏 「話をむしかえすようだが、ようするにお前は巫女さん好きだということだ!!」
私 「・・・ぐ。今回は家族計画だから出てきませんがね」
やっと・・・やっと出会うことが出来た。
KANONを超えるゲームに!!
長かったといえば長かったのですが、このゲーム買ったのって一年前なんですよね。
今は消してしまいましたが、日記に書いていたような気がします。
今までの買ったゲームの中で唯一一万円を越えてしまったゲームでもありますね。
私の勘違いで!!
先に絆箱を買ってしまい、ゲームが出来ないという状況でしたからね。結果論から言えば声付きの絆箱をやってよかったということなのですが。
やっぱり、ゲームは絵より内容なんだなと再認識したゲームでした。
そして・・・最初このゲームを聞いたときは全然違うゲームを予想していたり。
何かやらし〜想像をしていたわけで・・・
しかし、やってみるとそんなことは全然なく・・・
くっ、ぬかったわ!!
実はとんでもなく良作なゲームだということを理解できたとき、すでにぼろ泣きでした・・・。
以下、泣いた、感動したという言葉をゲームの中で使われた『ダム決壊』という言葉であてがいたいと思います。
ゲームを振り返ってみて何回ダム決壊してしまうか、わからないですが。
ストーリー的には唯一の不満というか・・・ヒロインの分岐に入るの長いかなという程度・・・。
最初に攻略しようと思っていたのは準でしたので、何回かよし準ルートだ!! と思える展開があったのですが、結果まだ入っていなく・・・。
気づいたら青葉ルートに入っていました。
そして、高屋敷家長女を最初にクリアしてしまったことから、その後・・・準→春花→末莉→真純さんという順番になりました。
この順番はまぁいいような気もしますが春花をどの順番で攻略するかでまた感動する部分も変わったかなと思っています。
では、各ヒロインの感想に行きましょうか。
まず、青葉・・・準に入ろうとして何故か入ってしまったルートなので、最初はげんなりした気分で進めることに・・・。もともと青葉の声の方・・・とても有名な方ですが、こんな毒舌な声を出来るんだということにかなり驚きロリロリ声じゃないのは少し残念かなと・・・。
「お兄ちゃん♪♪」が「うるさいだまれ」ですからね!!
分岐に入る前の青葉の話として・・・特に目をひいたのが司と一緒に下着泥棒を捕まえる話・・・。
これはプレイ二回目だとよくわかるのですが、何故青葉が汗くさいのが嫌いか・・・。
これは私の推測ですが、親が勝手に決めた婚約者と同棲させられていたときに、これがトラウマになる何らかを強制させられていたのでは・・・と。
それだけにあの無敵の青葉さんも苦手と。
分岐に入った後も、何かと青葉は気に食わない・・・。実の親が死んだときのあの高笑い・・・正直怖かったですよ。
家族計画がぼろぼろになっているというのに、青葉は一人穴掘り・・・主人公同様ここは青葉に敵意むき出しですね・・・。
あとあと、これが何のための行動かがわかってくるのですが、やはり私は洞察力が足らない・・・。
青葉ルートでの『ダム決壊』はやはりじじいとの思い出にほかなりません。
青葉は過去に思い出にすがって生きてきた・・・。
しかし、その過去の重いではすべて青葉の創造に過ぎない・・・。
ゆえに青葉は家族というものを知らない・・・。
ダム決壊!!
青葉に向けていた敵意はどこへやら・・・気づいたら涙流していましたよ。
特に探し物が見つかって・・・あの飛ばない竹とんぼを見たときは・・・完膚なきまでにたたきのめされましたよ。
そして、ラスト・・・じじいはちゃんと青葉のことを家族としてみてくれていたことがわかったとき・・・。
わかりました・・・認めましょう
これは間違いなくTOP3に入るゲームだと確信しました
何故ここではNO1ではないか・・・私はKANONを超えるゲームだと判断したのは、準を攻略してからですから。
その準ルート・・・
このヒロインは最初から攻略しようと思っていただけあり最初から好感度は抜群でございます。あるシーンまでは、まぁ普通に進めていたのですが、準の摩訶不思議の言葉に気づくことなく・・・。
準が出て行くときの過去のお話・・・。
今まで誰にも話さなかった、過去の出来事を司に話したときのお話・・・。
「いつも ののしられてた」
別の意味でゲームをすすめることが出来ずゲームを止めそうに何度なったことか!!
ひとしきり涙を流し・・・音楽が変わる・・・ふぅ、やっとおさまったかと思った矢先・・・。
「こんなわたしに接してくれてありがとう」
「わたし、ここで人間になれた気がする」
「・・・・・・行ってきます」
ぐ、第二波が!!
準が去った後はスムーズに進みそのままエンディングへ・・・。
まぁそのなかにおいても屋根で春花と司のやりとりで・・・。
「ダメだよ、ツカサ」
「ツカサには、もう相手がいるよ」
「・・・・・・謝謝、(お兄ちゃん)」
ここでうるっときてしまったわけですが。
しかし、これで終わっていいのかと、景とのやりとりでエンディング!? なんか最後詰めが甘いなぁと思っていたら・・・。
エピローグで思いっきりやられました!!
準のエピローグだけは語り手が司ではなくまず、それぞれのヒロイン、そしてメインの準になるので、ほかとはかなりエピローグになりました。
それぞれのヒロインではなかなかに笑わせてもらい・・・そして最後の準・・・。
準が一人高屋敷の前でのシーンは・・・目に涙をためるだけですんでいたのですが・・・。
まるで、ダムの決壊のように・・・
こっちも決壊です!!
あんなのに耐えられるわけもなく・・・わたしの目にためた涙は崩壊しました・・・崩壊してまだまだ溢れてくるわけですが・・・。
まだ決壊は続いていたようで・・・。
「・・・・・・おいしい・・・・・・」
号泣
今日、この瞬間、ここで!
KANONを超えたと判断しました!!
準のエンディングはほかのヒロインのような司と二人結ばれるというものではなく、準がかけがえのない家族を手にいれたということもあり、間違いなくシナリオでもNO1と相成りましたよ。
しかし・・・家族計画、噂どおりすごいゲームです。
感動して終わったと思ったら追い討ちが何度も来るわけで。
ふぅ・・・とりあえず今回はここまで、次は春花、末莉、出来ればますみんまで行きたいかなと。