ONE2〜永遠の約束〜
最初このゲームが出ると雑誌で見た時は驚きと嬉しさでいっぱいでしたよ。しかし、冷静に考えてみると誰が原画は誰が描くのだろうとふと思う。そう思うと何か嫌な予感が・・・
予感的中!!
絵が全然ちげぇー!!
でもまぁ、望みを捨ててはいけない、きっとストーリーが素晴らしいのだと自分に暗示をかけ、いざ購入(失敗しても痛い目みないように「水月」も一緒にね)。ストーリーはこうです。
暑い八月の終わり頃、単身赴任先の父親の面倒を見るため見知らぬ街に主人公である貴島和宏(キジマカズヒロ)は引っ越してきた。
長年親しんできた街、友人と離れ、不慣れな環境で新しい学校生活を始める。多少の不便さはあったものの、主人公はクラスメートと上手く付き合いながら新しい環境に馴染んでいく和宏。
クラスメートの女の子、後輩、先生―新しく出会った人々と過ごす時間が見慣れぬ環境をゆっくりと日常の風景へと変えていく。
しかし、女の子達との出会いは俺を思いもしなかった出来事へと導いていくのだった。―人を好きになり、そしてその相手を失うことを。
ここで一つ疑問が・・・えっと今回はヒロインが永遠の世界へと行ってしまうようですね。ヒロインは五人いますね。ということは、
みんな永遠の世界に行くくらい悲しい思いをしてるってことですか!?
まぁ、いいでしょう(いやよくない)。段々腹たってきました。なんか全然私のイメージしていたONEと違くてがっかりです。ということで、これは
ONEじゃない
そう思うことに。以後違うゲーム「永遠の約束」と命名呼ぶことに。さぁゲームの開始、でも誰から攻略していいか解らない(というかこの時点で萌えキャラがいないです)のでメインヒロインっぽい小菅奈穂から。ONEという名にこだわらなければ、それなりに面白いかなと思っていました。そう、クライマックスまではね。クライマックスは流石に涙を誘います。その時、どっかで聞いたことある音楽が。・・・これは、
ONEの音楽!?
ONEの音楽「追想」が流れてるですよ。しかも編曲って完全なパクリじゃないですか。音楽は悪くないですが一気に冷めましたよ。それ以降は淡々とゲームを進めることに。ただただ金がもったいないのでゲームをやるだけの作業とかしてしまいました。隠しキャラ!?の芹沢心音には多少揺り動かされましたが、萌え、とまではいかず終わってみれば、
やられた!!
総括は↑の文章を読んでくれればわかると思いますが、
ONEの名を語っておいてこの出来かよ!!
というかんじです。そして、
安易に永遠の世界にいくな!!
永遠の世界に行くってそんな単純じゃないと思いますよ。ONEをやったことある人はわかっていただけるでしょうが、小さい頃に盟約を交わしたが現在はもう行く気がない。しかし、本人の意思とは別に変化が訪れる。周りの人が自分のことを忘れていき、そして・・・・・・。という感じのものなんですよ。ONEのブランドを語ったからにはそれぐらい考えてもらわないとユーザーは納得いかないですね。ONEを語らなければ、それなり(でも普通)だったのですが。逆にONEのブランドが聞かない分、そんなに騒がれなかったとは思いますけどね。名前にだまされてはいけないと知った一作でした。