ヤミと帽子と本の旅人
顔の無い月を出された「ROOT」さんのゲームです。購入動機は私がお世話になっている「Indigo Blue」さんのTOP絵がこのゲームのキャラだったことが始まりです。一応ゲーム名は知っていたのですが「顔の無い月」は完全に理解できなかったためか、なかなかやる気にはなっていませんでした。でも、聞くところによるとなかなか面白いということ・・・機会があれば是非買いたいなと思っていました。そして、運命の2003年1月29日(水) 学生生活最後のテストを終えかなりのハイテンションのまま買い物へ・・・。もともと買い物の目的は、その2日前に買ったゲームがアップデータ版のだったため・・・ゲームが出来ない・・・。だからちゃんとしたのを買いにいくというのが目的だったのです。で、案の定最初は他のところへいき、
ダ・カーポとWindのサントラ買っていましたが・・・
ショップへ行き目的のものを探そうとしたとき・・・あれ・・・
なんか見たことある絵が・・・
手にとってみるとまさしくそれは、
「ヤミと帽子と本の旅人」
まさか、こんなとこで出会うとは・・・しかし、まだ目的の物を買ってない、その前にサントラも買ってしまった・・・。あまり値段が高いと・・・さすがに・・・
2980円!?
これは・・・
私に買えというお告げか!?
勿論即買いです♪♪
結局目的の物は見つからなかったのですが、かなりご機嫌で帰りました。そしてその2日後に・・・STARTUPBOOKなるものを購入していたり。
で、早速ゲーム開始・・・ですが、このゲームを起動するとパソコン全体の音量が大きくなることにかなり驚きました・・・。そして、もはやゲームでは常識になったのかオートモードつきです♪♪ 楽にゲームが出来ますね。最初のお話しは全然わけがわからないです。主人公が何者なのかさえもわからない・・・。ただキャラはかわいいなぁと思いつつもゲームを進める展開となりました。ゲーム中における不思議な出来事も理解できないままですね。不思議な出来事をおこしているのは主人公なのか、それともかわいいチビキャラの女の子なのか!? とりあえずゲームを適当に進めていってある分岐点のところまできてやっと、主人公の正体わかり、そこから物語全般がわかってくるという展開です。その時にヤミという存在も理解しました。これは名前ではなく役職名だったんですね。で、そこから目的もしっかりとし、お話しが続くという展開でした。と、まぁこれ読まれる方はもうゲームをやっているかと思われますのでこれ以上の説明は・・・
んなことわかっているよ!!
という感じになってしまいますので、後は個人的な感想でいきましょうか。
とりあえずキャラですが流石は「ROOT」さんですよね。ものすごいかわいいです。お話しも最初は訳がわからないですけど、終わった時はしっかりとゲームの世界観なども理解できて疑問は残りませんでした。
こういうゲームを良作というのだ!!
1つあると思われるのがゲーム中はほとんど音楽が流れません、会話の声と効果音などだけです。でも私は別にそれが嫌だなとかも思いませんでした。それは別のCDにイメージサントラがついていまして、それがとてつもなく良かったからですね。
では、次にヒロインですが・・・一番のお気に入りは・・・
リリスしかいねぇ!!
しかも一番最初はほとんど出てこない・・・というわけで最初は初美だったのですが進めていくうちに完全にリリスにはまっていきましたね。感じとしては高飛車な娘なんですけど、リリスが分裂して旅を続けていくうちにどんどんおおはまり・・・四畳半でリリスが戻った時のジョウ・ハーリーへの想いなどを知った時は完全にリリスにおおはまりしていましたよ!!
ここでこのゲームで唯一残念だなと思ったのが、リリスルートでのこげの言葉ですよ。リリスが好き・・・これは良いです。リリスが初美のことを聞いたところですね。そしたら
初美が好きなものは、葉月―――俺じゃない
姉というより、妹みたい―――いや、それより親しい肉親として・・・
え、何それ・・・だって、あんた旅の途中新しい世界に入るたびに初美に似た子見るたびに、
初美、初美いってたじゃん!!
とまぁ、強いてあげればこんなものでとてもよく出来たゲームです。
シナリオもいいですし・・・そして何よりも・・・
笑える!!
この手のゲームであんなに笑ったのは久しぶりです・・・。その引き立て役となったのが、エセマンドラゴラ、デブ鳥など数々の名前をもつ、オカメインコ・・・けんちゃんです。彼は最高です、彼がいないとゲームの面白さが半減してしまうくらい面白いです。中でも一番笑えたのが続・錬金術師の世界でマンゴラゴラを抜くときですよ・・・あれは・・・本当に笑いました。というかそこをちゃんとセーブとってあります。
ぎゃああぁぁ〜〜 もぉアカン〜〜
ここらへんですね・・・もうたまらないです、お腹痛くなるくらい笑いましたよ。他にも頭のアンテナが抜けるとことか、パーフェクトリリスにボコボコにされるところとか、本当に笑えます。
後はちびリリスたちのやりとりですね、実にいろいろなちびリリスが出てきてそのやりとりもかなり笑えます。一番すきなのはやはり主人格のセーラーちびリリスなんですが、巫女ちびリリスやメイドちびリリスなんかも結構好きですね。
総括ですが、本当に買ってよかったです。純粋に物語が良いゲームとか面白いゲームは結構やっていたんですが、それにプラスして笑えるというゲームはなかなかないですよね。いやいや「Indigo Blue」さんには感謝しないといけないです、こんなに良作のゲームをやる機会を与えてくださって・・・。そしてゲームだけでなく、サントラも本当に良いときた・・・。これで2980円は安すぎですよ・・・。システムもいいです、オートモードですし、セーブファイルも100個まで収めることができますから。また前作の「顔の無い月」をやっていると懐かしいキャラが出てきますからね「ROOT」ファンの方にはかなりたまらないゲームなのではないでしょうか。最後にちびリリス全部言える人っているんでしょうか♪♪
セーラーちびリリス
ミリタリーちびリリス
ロリロリちびリリス(錬金術師の世界)
メイドちびリリス(孤島の世界)
巫女ちびリリス(竹取物語の世界)
女教師ちびリリス(夜行列車の世界)
ロッカーちびリリス(宇宙庭園の世界)
女神ちびリリス(竹取物語の世界)
どてら眼鏡ちびリリス(四畳半)
こんなにいたんですね、書いてみてびっくりです。これ読んだ方またやってみるのもいいのではないでしょうか♪♪
くんくん・・・・・・レジンキットて、香ばしくていい匂い
どんな匂いなんでしょうね・・・。