あび卯論 第十回 『芸能事務所とマスコミ』


あび卯論を随分ご無沙汰しておりました。
今回で第十回を迎え、これに伴い仮名遣ひを新仮名遣いに改めました。
単純に多くの方々に読みやすい仮名遣いだからという理由です。
結局、正仮名遣いは時間の経過には勝てないようです。
では、本文。

先日、夕方のラジオ「栗田善成のまずはラジオでおつかれさん」で知ったことですが、
中村七之助は昔から外ではちょっとした悪ガキだったそうです。
それでいて、親の前ではイイ子ぶっていたというからタチが悪い。
これは枕のお話。

今回の本題はキョンキョンこと小泉今日子に関しての事件に関してであります。
ラジオの情報によると
小泉今日子は酒豪な上に毎日、タバコを四箱も吸うヘビースモーカーだったと。
例の自動車接触事故の時も飲酒運転だった事が濃厚だとか。
まぁ、コレも実はどうでもよい。
小泉今日子が酒を飲もうがタバコを吸おうが、永瀬と別れようが、
ファン以外の人間にとってはどうでも良い事です。
キョンキョンの勝手でしょ。といったところです。
特に私は小泉今日子世代(?)ではないで、それ自体まったく興味はありません。

で、今回問題にしたいのは、ラジオでも報道されていましたが、
あの事故の後、小泉今日子の事務所が各マスコミに「事故のことは記事にするな。」と圧力をかけたことです。
よくある話ですが、これはまったくもって問題だと思います。
それに加え一番腹が立つ行為でもあります。
事務所が大きければ、その所属芸能人は何をしても赦されるのか。
いや、赦されないにしても、「報道するな。」とは何事か。

あれほど、事前検閲や国家・政府・政治家からの圧力に反対するマスコミにおいて
芸能事務所からの圧力・事前検閲はまかり通っているではありませんか。
これは、いったいどういうことでしょう。
勿論、私は今回だけの件を問題にしているのではありません。
過去に何度も似たような事例を知っています。
結局、マスコミは己の信条やプライドよりもお金の方が大切なのであります。
いや、信条やプライドよりも金が大切だというのならそれもよいでしょう。
私が腹を立てるのは、こういう場面で信条やプライドを捨てておきながら
高らかに、「マスコミはあらゆる圧力に屈しない。」などと言うことです。
例えば、某マスコミは圧力があったどうか明確でないHNKの問題を大々的に取り上げ喧伝しています。
それならば、
圧力をかけていることが明白な芸能事務所の問題を取り上げるべきでしょう。
ですが、そこには、一切触れず叩きやすいNHKを槍玉に挙げています。
このようなマスコミは卑怯と言うか厚顔無恥というか、本当にどうしようもありません。

マスコミにおいて本当に怖いのは国家権力でも政治家でもなんでもありません。
芸能事務所とスポンサーという名の神様なのであります。

とはいえ、商業理念抜きのジャーナリズムが存在するなんてことは幻想に過ぎません。
私はそれを承知の上で敢えて諫説を申し上げておきたいと思います。

(※日記の文章を訂正・加筆して掲載。)
 
平成17年2月13日(日)

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