◇戦闘中の呪文の使用方法について◇
戦闘中に呪文を使用する場合は、以下の手順で行う。
(1)ラウンドの最初の行動宣言時に、使用する呪文を宣言する。
(2)呪文を使用する場合、イニシアチブに使用する呪文レベル分のペナルティを受ける。ただし、<魔法詠唱>技能がある場合は、技能レベル分、ペナルティを打ち消すことができる。
(3)自分の順番が回ってきたら、呪文の対象、効果範囲を選択する。
(4)呪文の詠唱チェックを行う。
(5)呪文の効果を適用する。
<呪文詠唱チェックについて>
呪文を正しく唱えることができるかどうかのチェック。ダメージを受けた場合や不安定な姿勢で呪文を唱える場合は、精神集中が乱れるため、相応のペナルティを受ける。失敗して予測のつかない結果がおこることもある。以下が呪文詠唱チェックの手順である。
(1)1d100を振って、呪文クリティカル率以下が出れば、<魔法強化>技能1レベル分と同様に、呪文を強化することができる。既に<魔法強化>技能を用いる予定であった場合は、キャンセルしても構わないし、重ねて強化することもできる。
(2)1d100のダイス目がが96以上(<魔法詠唱>技能により変化)であった場合、呪文はファンブルとなり、ファンブル表で呪文の結果を決定する(ファンブル表は、後日UP)。
(3)1d100のダイス目が呪文クリティカル率より高く、95以下の場合は通常の成功になる。
呪文クリティカル率=(経験レベル÷4)+<魔法強化>技能レベル+呪文能力による修正(A:+5、B:+3、C:+1、Dual:+4)
上記のチェックは、安定した状態で呪文を唱えた場合であるが、不安定な状態で呪文を唱えると精神集中が乱れるため、相応のペナルティを受ける。以下がペナルティの例である。<魔法詠唱>技能がある場合は、技能レベル×5%のペナルティを打ち消すことができる。
(1)最大で[移動力]の半分(切り上げ)まで移動してから、呪文を使用できるが、その場合、詠唱チェックに移動したマス数×10%のペナルティを受ける。
(2)同一ラウンド内で、呪文を使用する前にダメージを受けた場合、詠唱チェックに受けたダメージ×2%のペナルティを受ける。
(3)呪文デ−タの射程距離を超えた目標を対象にする場合、1マス超えている事に+5%のペナルティを受ける。ただし、効果範囲が「味方」の呪文は射程距離を超えた目標に効果を発揮しない。
(4)現在の職業では、習得できない呪文を使用する場合、詠唱チェックに−10%のペナルティを受ける。
(5)その他、視界が悪い、転倒状態、騎乗している等・・・(これから、増やしていきます)
詠唱チェックにペナルティがついた場合は、詠唱チェックの際、「クリティカル」、「通常の成功」、「ファンブル」の他に、「不完全な成功」が加わる。1d100のダイス目が、(95−詠唱ペナルティ)より大きい目が出た場合、「不完全な成功」扱いになる。「不完全な成功」の場合は、呪文の効果が通常よりも減ぜられる。以下のペナルティを上から順に見ていき、その呪文に対応したペナルティを用いる。対応するペナルティが複数ある場合は、数字が小さいものを用いる。
(1)相手の回避に+2倍のボーナス。
(2)呪文の効果の数値が半減。
(3)持続時間が1/4になる。
(4)呪文の効果が発揮されるのに、3ラウンドの時間を必要とする。
(5)上記に当てはまらない場合はマスターがペナルティを決定する。