◇超能力者呪文について（仮）◇

＜超能力者呪文独自の習得ルール＞
　超能力者呪文は、５つの系統に分類できる。＜精神エネルギ−系＞、＜精神操作系＞、＜念動系＞、＜超常感覚系＞、＜心霊治療系＞の５つである。これらの系統呪文は１レベル呪文にその基礎となる呪文があり、その基礎呪文を習得していると、その系統の呪文の習得ＬＣが−２される。ただし、これらの５つの系統に含まれない呪文も若干数存在する。

＜超能力者呪文独自の使用方法＞
　超能力者呪文は、呪文を詠唱するのではなく、精神を集中して頭の中で真言葉（トゥルーワード）をイメージする事により使用できる。そのため、熟達した術者は呪文を行使するための精神集中を行いながら、他の行動を行うことができる。具体的には以下のようなルールとなる。

　（１）使用する超能力者呪文とその他の行動を決定し、宣言する。ただし、その他の行動で呪文を使用することはできない。
　（２）１つめの行動は通常のイニシアチブの順番で行われるが、２つめの行動は通常のイニシアチブに術者のレベルに応じたペナルティを加えた値で行われる。
　（３）超能力者呪文を使用する際には、術者のレベルに応じたペナルティが加わる（下の表参照）。

術者のレベル（呪文発動の際の難易度、イニシアチブへのペナルティ）
　１Ｌｖ（−５０％、−１０）、　２Ｌｖ（−４５％、−１０）、　３Ｌｖ（−４０％、−　９）、　４Ｌｖ（−３５％、−　９）、
　５Ｌｖ（−３０％、−　８）、　６Ｌｖ（−２５％、−　８）、　７Ｌｖ（−２０％、−　７）、　８Ｌｖ（−１７％、−　７）、
　９Ｌｖ（−１４％、−　６）、１０Ｌｖ（−１１％、−　６）、１１Ｌｖ（−　９％、−　５）、１２Ｌｖ（−　７％、−　５）、
１３Ｌｖ（−　５％、−　４）、１４Ｌｖ（−　４％、−　４）、１５Ｌｖ（−　３％、−　３）、１６Ｌｖ（−　２％、−　３）、
１７Ｌｖ（−　１％、−　２）、１８Ｌｖ（±　０％、−　２）、１９Ｌｖ（±　０％、−　１）、２０Ｌｖ（±　０％、±　０）

＜精神系呪文について＞
　精神系呪文に対する回避チェックは、ＩＱ（知恵）とＰＩＥ（信仰心）の低い方を基準として行われる。これは超能力者が精神の構造について熟知しているためである。このような強力な面とは別に精神系呪文は精神が全く無い、もしくは無いに等しい者には効果が無い。又、実際には精神はあるのだが、耐性を持っている場合（バーサーク状態、アイテムによる耐性等）は、精神系攻撃呪文のダメージは自動的に半減され（更に回避に成功すればダメージを軽減できる）、ダメージ以外の効果（眠り、魅了、混乱等）は無効となる。

＜念動系呪文について＞
　念動系呪文に対する回避チェックは、ＳＴＲ（体力）、ＡＧＩ（敏捷度）を基準として行われる。これは念動系の呪文が物理的な力で攻撃を行うためである。又、念動系呪文は幽霊等の実体の無い者には全く効果がない。

　

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