ラウルフ (RAWULF):信頼と忠誠の優しき狼族
〈説明〉
ラウルフは知性を持った狼の民であり、森林で暮らす種族である。彼らは狼の真の姿がそうであるように、気高く、賢く、そして優しい存在であり、犬が信頼すべき人間の友であるように、ラウルフも人間社会に溶け込み、親しい関係を築いている。外見、体格は犬頭で毛皮に包まれている以外は、ほとんど人間と同じである。容姿は様々であるが、ピンと立った耳と襟巻のような首のたてがみを持った狼に近い容貌の者が多く見られる。ラウルフの生活は、主に狩猟によって成り立っている。彼らが冒険者となるのは、それぞれの信念と目的のためである。
冒険者としてのラウルフは優れたプリーストの適性を有している。バランスのとれた能力値は様々な職業の可能性を与えるが、低い【知恵】のために魔術師、錬金術師呪文を使用する職業は不向きである。厳しい寒さに耐えうる毛皮と優れた[持久力]は、この先何度も彼自身を救うこととなるだろう。
〈基本特性値〉
【体力】 9 【知恵】 6 【信仰心】12 【生命力】10 【敏捷度】 9 【幸運度】 7
〈最大特性値〉
【体力】18 【知恵】16 【信仰心】20 【生命力】18 【敏捷度】18 【幸運度】18
〈上昇ボーナス〉
【知恵】−5%、【信仰心】+15%、【生命力】+5%
〈初期ヒーローポイント〉
1d3+2
〈初期技能〉
<暗視>1Lv、<聴覚>1Lv、<嗅覚>2Lv、<追跡>1Lv、<不意打ち>1Lv、<格闘>1Lv
〈特殊能力〉
(1)犬族の持久力:[持続力]に+3のボーナス。
(2)僧侶、ドルイド呪文の適性:僧侶呪文、ドルイド呪文の習得率に+5%のボーナス。
(3)厚い毛皮:寒さに対するレジストに+2倍のボーナス。
(4)強靭な牙:格闘戦のダメージダイスが1d2では無く、1d6になる。
(5)生活環境によるレンジャーへの適性:ラウルフはレンジャーになる際、必要な特性値が1点ずつ減少する。