零幕〜美津原 舞〜
ここは・・・出雲大陸の西部に位置する小国「天峰国(てんほうのくに)」。国土のほとんどを険しい山に囲まれた厳しい環境ではあるため、領土拡大の目的で隣国と激しく戦を繰り返している。
美津原 舞(みつはら まい)は、名代「美津原 重成(みつはら しげなり)」の正室「綾佳(あやか)」の娘。しかし、重成の寵愛は夕霧(ゆうぎり)に移っており、その心労からか母は床に伏せりがちになっている。ヨロイ乗りである舞は、ヨロイ鍛冶としても高名な陰陽師「豪山」の作「桜是(おうぜ)」を乗機としている。父から与えられたこのヨロイで功績を上げることにより、父の関心を取り戻そうと努力しているのだ。年は15と、ヨロイ乗りとしての無垢さを維持するには厳しい上、愛する母の病、美津原家の跡継ぎとなる幼い弟をめぐる周囲の駆け引き、そして父の関心が夕霧に移っていること等、汚い世界や辛いことを知りすぎてしまっている舞は、しかし、それでもヨロイに乗らなくてはいけない苦悩に苦しんでいた・・・。
美津原 舞 > 「父様は、なにゆえ母様を遠ざけ、あのような者を側に置かれるか...。」
> そして、物語の始まる舞台ですが・・・いきなり戦場です。
美津原 舞 > はやっ! <戦場
> 世界最速TRPGらしいし〜(笑)<はやっ!
> 今、舞は合戦場の陣幕の中に、愛機「桜是(おうぜ)」と共にいます。周りにいるのは桜是を整備するヨロイ鍛冶や、舞の護衛役、舞の世話をする者達などです。舞の父が名代をつとめる「天峰国(てんほうのくに)」の戦う相手は、「蒼嶽国(そうがくのくに)」と呼ばれるこの辺りでは古くから続く名門の家系の名代が収める領地です。
美津原 舞 > 「(さすが蒼嶽の国、たやすく戦は終わらぬか...)」
> そして、いくつかの小競り合いのあと、本日の大合戦へとなったわけです。この戦は総力戦であり、非常に重要です。
美津原 舞 > 「(母上、舞がここで首級を挙げれば、きっと父様とて母様のことを...。)」
> 合気1つ。因縁に関わるRPはマスターから合気が出やすいです。<母上>舞
> そして・・・舞の側には愛機「桜是」が出撃を待ちわびるかのように佇んでいる。その優美な黄金色の外観からは、これから己が手によって繰り広げられるであろう殺戮など微塵も感じさせないほどである。**
八重 > 「...人間って、戦好きねぇ...飽きもせず」
美津原 舞 > うっとりと眺めながら 「桜是。 父様より賜ったそなたの力、この度の戦でも頼りにしておるぞ。」
> 合気1つ〜。
八重 > ・・・デジャビューな舞姫さまの言い回しに合気1枚ど〜ぞ(笑)
> それは、別セッションだよ(笑)
翡翠 > 私も合気一枚。
> それに応えるかのように・・・桜是の機体の輝きは一際美しさを増したかのようであった。
美津原 舞 > お付きの者に目を向け、凛とした表情と毅然とした言葉で 「蒼嶽の国の兵らの様子はどうか。」
護衛の兵士 > 「は!いまだ・・・動かぬ模様であります。おそらく、古来のしきたりどおりに日の出を待ってから戦が始まるのではないかと思われます」今は早朝です。
美津原 舞 > 「我が方の兵士の志気はどうか?」
護衛の兵士 > 「なにしろ、我が軍は連戦連勝、味方の志気も衰えようはずがありません。これも、舞姫様と桜是の御力があってのこと」**
美津原 舞 > 「まだじゃ、まだ足りぬ。 父様を...」 それと知らぬうちに呟きます
護衛の兵士 > 「・・・・・・」
美津原 舞 > はっと、自分の声に気付いて 「兵どもに、油断せぬように伝え、いまいちど陣形の確認をさせよ。 この戦、なにがあってもおとせぬぞ。」
> そうしたところに、陣幕内になにやら物々しい雰囲気が漂い始めます>>
護衛の兵士 > 「軍師『白鳳』様がこちらに到着されたようでございます」
美津原 舞 > なんじゃ、こいつ? <白凰
八重 > 白鳳?どっかで出てきましたっけ?
> 翡翠の零幕参照のこと(笑)
> 白鳳とは・・・天峰国の軍師で陰陽師でもあります。天峰国のこれまでの勝利には彼の知略がかなり貢献しているのは間違いないです。外見は、色を抜いて白くした長髪が印象的な細身の優男です。真っ白な着物に身を包んでいます。どうやら、今回の戦での桜是のとるべき行動を軍師として提示しに来たようですね。
白鳳 > 「これは、舞姫様・・・恐悦至極にぞんじあげます。」
美津原 舞 > 「おお、白凰。 まもなく夜明けじゃ、この戦でもそなたの軍配を振るい、我らが天峰の国に勝ち鬨を挙げさせてくれようしかと頼むぞ。」
白鳳 > 「はい・・・重々承知しております。こちらに参上したのも・・・その事で舞姫様のご助力を願いに参ったしだいで」<軍配>舞**
美津原 舞 > 「そなたのことじゃ。 なにか、よい策でも浮かんだのであろうな、申してみよ。」 <白凰
白鳳 > 「承知・・・それでは早速」と合戦場の地図を一枚取り出します。
「・・・今回は、桜是は我が軍の左翼に配置させていただきます」「左翼はやや兵力が少なくなりますが、きっと大丈夫でしょう・・・なにしろ桜是は我が軍の要ともいう存在ですから・・・」と冷たい笑みを浮かべます。
そのまま、兵力差や敵軍の予想される進路など、いろいろ戦についての説明を述べた後で「そして、いざ乱戦になったあとは、左翼から敵の主力部隊を攻撃していただきます」
「敵軍は、優れた珠兵部隊を数多く所持していることが確認されているので、敵主力部隊へ近づく際には、地上から接近するのが良いと思われます。敵味方入り乱れての乱戦の中では珠兵もその力を発揮しづらいでしょう」
「そして・・・無事、接近された後は、いよいよ飛翔・・・そして、高々度から「舞桜」を用いれば、敵軍は壊滅するという訳です」冷たい微笑みを浮かべながら>舞**
翡翠 > 珠兵部隊が多いのなら、空から接近は逆に危険なような気がするなぁ(笑)
白鳳 > ・・・近づいてしまえば問題はないのですよ(冷笑)、こちらにも都合がいろいろとありましてね
翡翠 > やっぱりそのつもりでしたか(笑)私が同じ立場なら、同じことをするでしょうね(笑)
美津原 舞 > いやな笑みだね、「観察」でその意味するものに気がつくのかな? それとも「意志力」で判定?
それと、これまでのとってきた戦法と大きく違うところがないか知りたいです。
> 実は、キャラシーにも載っている特殊兵器「舞桜」ですが、実験兵器で今回が初めての運用です。それ以外はこれまでとあまり変わった内容ではないですね。技能は「観察」で知力かな?振ってみてください〜。
美津原 舞 > こうかな?
5d6≦3 : 1(3) 2(0) 3(0) 4(1) 5(1) 6(0) -> 3
> で、観察の結果ですが・・・はっきり言うと、白鳳は例の寵姫「夕霧」寄りなんですよ。そのことが言葉の節々に出ているのかと思われます。ただ、露骨に態度に出したり、無茶な作戦をだしたりはしてないです。>舞
美津原 舞 > 「(好かぬ男じゃ、こやつも。)」
八重 > 一連の高ピー発言に合気1枚....「舞姫様、もぉ〜最高ぅ〜で〜す」絶対忠誠無名兵士発言(笑)
白鳳 > 「あ・・・そうそう、私としたことがうっかりしていました。敵軍にもヨロイが確認されているようです。おそらく障害になると思われますのでご注意のほどを・・・無論、舞姫様と桜是の敵ではないと思われますがね(冷笑)」>舞**
美津原 舞 > 「あいわかった。 ならば、その策で行くとしよう。 しかし、恐ろしいほどの軍師よのそなたは。 そなたが敵でなくて良かったと皆が申しておるわ。 のぉ?」 と、イヤミ混じりの言葉を近くの護衛にふる(笑)
翡翠 > 嫌み混じりの言葉に合気一枚
八重 > がんばれ白鳳(笑)負けてるよ
白鳳 > ふ・・・戦いはこれで終わりではないのだよ(笑)
白鳳 > 「それは・・・私にとって最高の褒め言葉ですよ(冷笑)・・・おっと、長居しすぎたようです。これにて失礼します・・・ご活躍を期待しています」と言い残して陣幕から姿を消します。
美津原 舞 > 「むろん、わらわと、わらわが父様より授かった”桜是”の敵ではないわ。 蒼嶽の兵どもにも、しかと、我が鎧の力を見せねばな。」
護衛の兵士 > 「・・・いなくなりましたね・・・。正直、あの軍師は私も苦手であります(苦笑)」>舞
美津原 舞 > 「これ、思うても口に出すものではないわ。」 さっきとはうってかわって、にこやかな笑みで(笑)
> 一連の流れで合気1つ
> 護衛の兵士も、舞の笑みに合わせて微笑みます。心底、この姫様を護ろうという忠誠心が芽生えたことでしょう(笑)
> そして、いよいよ・・・戦が始まろうとしています。舞も「桜是」に身を任せるべく、準備は整っています。そして・・・いざ接合を試みようとしたところで・・・出陣前に弟から預けられた懐の刀のことを思い出します。
> ここから、回想シーンに場面を飛ばします。舞台は天峰国の都「芳泉」のお城です。舞は・・・出陣前の高ぶる気持ちや不安を押さえるべく自分の部屋にこもっています**
美津原 舞 > 「(これよりさき、わらわが鎧に乗れなくなる日も近かろう。 此度の戦、なんとしても負けられぬ。 ...母様のためにも。)」
> 合気1つ〜
八重 > ヨロイ引退発言に合気1枚
> そんな舞の部屋を訪れる者がいます。弟の誠一郎です。>>
誠一郎 > 「姉上・・・出陣の前に、お邪魔して申し訳ない」子供特有の高い声ながらその声はきびきびとしており、武家「美津原」の跡取りとしての風格を身につけようと努力しているのが舞にはわかる。**
> ちなみに歳は11歳で、まだ元服してないです〜。
美津原 舞 > 「なにようじゃ、誠一郎。 兄妹とはいえ、出陣前にこのようなところに来てはならんぞ。」 言葉は厳しいですが、目元は微笑んでます。
誠一郎 > 「はい・・・それはわかってはいますが・・・どうしても、姉上にお渡ししたいものがありまして・・・これです」と一本の懐刀を差し出す。
「姉上もご存じの通り、この刀は・・・」と刀の解説をします。>>
> 民明書房によると(笑)・・・美津原家に代々伝わる懐刀で、正当な血筋を証明すると共に、この刀を差した者は戦場から無事に帰ってくるという言い伝えがあるからである。あと、破邪の霊力を秘めているとも伝えられています。**
美津原 舞 > 「これは、誠一郎の守り刀じゃ。 そなたが持っておれ。」
誠一郎 > 「いえ・・・自分にはこの刀を持つ資格はまだありません・・・」己の若さを恨むような・・・少しだけ悔しそうな表情で**
美津原 舞 > 「これ、将来天峰の国を治めようと言う者が、そのような事を言うでないぞ。」 たしなめるように
誠一郎 > 「いえ・・・国のために戦う姉上に持っていただきたいのです!必ず無事に帰ってきてもらうためにも!」
> ちなみに誠一郎は、かなりの頑固者でワガママは滅多にいいませんが、言いだしたら絶対に折れません(笑)**
美津原 舞 > そうくるか(笑) <頑固でわがまま
八重 > ああ...あんな事言ってる。可哀想に戦死かなぁ〜(笑)<誠一郎
美津原 舞 > では、軽く抱き寄せながら 「そなたは立派な国主になれる器じゃな。」 よしよし(笑)。
誠一郎 > 誤魔化されないぞ〜。それは、いつもの姉上の手だ(笑)
誠一郎 > 「姉上が受け取ってくれるまで・・・自分はここから一歩も動きません!」目に少し涙を浮かべつつ、じっと真っ正面からみつめてきます**
美津原 舞 > 「そのように言われては、受け取らぬわけにはいかぬか。 案ずるな、お前の姉は、かならず無事に帰ってくると約束するぞ。」 誠一郎
美津原 舞 > 「(わらわが男の子(おのこ)に生まれておれば、誠一郎にもこれほど苦労を掛けずに済んだものを...すまぬな。)」
八重 > 良い姉さんだ...合気1枚
翡翠 > 私からも合気
誠一郎 > 「はい!姉上・・・きっと、きっと無事に帰ってきてください・・・」思わず舞に抱き付きます。日頃の我慢している部分が一気にでてしまったのでしょう。**
美津原 舞 > 「これ、誠一郎。 きっとなどと不吉なことを申すな、この舞が約束を守らなんだ事があるかえ?」
誠一郎 > 「えへへ・・・そうでした。姉上は一度も約束やぶったことなんかありませんでした」涙を拭いてにっこりと笑みを浮かべます。
誠一郎 > 身だしなみを整えて「それでは・・・姉上・・・御武運をお祈りします!」と言って舞の部屋を去っていきます。**
美津原 舞 > 「(誠一郎が元服するまでに、この戦を終わらせたいものじゃな。)」
> と言ったところで、締めに入りますね〜。回想シーンが終わって懐刀を手にしてなにか台詞をお願いします〜>舞
美津原 舞 > え、セリフですか?
> あ、心の声とかでもいいですよ〜。
美津原 舞 > あむろ、いきま〜〜す。 <セリフ
> どっちかというと色合いは「百式」だけど(笑)
八重 > シャア!
美津原 舞 > えーーい、蒼嶽軍の鎧は化け物か! <シャア
> やらせはせんぞ〜もうすぐ元服の・・・誠一郎のためにも〜(笑)<セリフ
美津原 舞 > 鎧か...、なにもかもが懐かしい。 <セリフ
美津原 舞 > 「母上...誠一郎...。 それでは、行って参るぞえ。」
> 回想シーンの一連の流れを加えて、合気2点〜
> 決意を秘めて・・・桜是に身を任せる舞であった。と格好良い文章は思い浮かばないので後でリプレイで装飾しておきます(笑)・・・してないし(爆)、後編が終わったら・・・このあたりもきちんと形にするです。
> というわけで、今日のセッションは終わりです〜。次回は零幕〜舞〜後編です〜。今度は戦場だ!(笑)