第一幕
第二場〜笹峰村にて〜
> 第一幕B面(笑)〜笹峰村〜
> 物語の舞台は、出雲大陸の西部に位置する小国「天峰国(てんほうのくに)」。国土のほとんどを険しい山に囲まれた厳しい環境ではあるため、領土拡大の目的で隣国と激しく戦を繰り返している。つい、1月ほど前にも大きな戦があったばかりである。その国境に位置する、ここ「笹峰村」に足を運ぶ1人の女性の姿があった。
> というわけで、雪名、登場して下さい。時間的には零幕からの続きです(笑)
> 3年ぶりに訪れる笹峰村の風景が眼前に広がっています。ちょうど天峰国の国境近くに位置し、林業が中心の村です。ただ、交通の要所でもあるので、旅の者などが泊まっていくための旅籠などもある程度は用意されています。と言っても雪名は訪れたことがあるので説明はいらないと思いますが(笑)
雪名 > 「久しぶりね。静は元気かしら?」風でなびく髪を抑えながら村へ向かう。
> とりあえず、静の住んでいる宿に向かうと言うことで良いでしょうか?>雪名
> 季節は初秋と(笑)。メモしとこう・・・あとで描写を加える際に役立つし。
雪名 > もちろん(笑)。真っ直ぐに静の住む宿屋に向かいます。
> 了解(笑)。では・・・宿へ向かう雪名ですが・・・どうも村が暗い雰囲気につつまれています。特に以前、この村で長く滞在したことのある雪名は違和感を感じます。**
雪名 > (ん?なんだろ?なにか悪いことでも起こったのかしら?)近くに村人はいますか?
> はい、いますよ。以前、ここに暮らしたことがあるので顔見知りです。<村人
> ただ、話しかけようとすると・・・目を合わさないように気まずい顔をして、そそくさと去っていきます。追いかける?>雪名
雪名 > 「お久しぶり。元気にしてた?」
村人 > 「あ・・・雪名さん・・・ああ、元気にしてるよ。あ、いかん、用事があったので失礼!」
雪名 > もちろん追いかけます。「ちょ、ちょっと待ってよ!いったいどうしたの?村全体がお葬式見たいな雰囲気だし。」
> では村人は捕まります(笑)。
村人 > 「す・・・すまん。じ・・・実は・・・」と苦々しい顔でぽつりと話しだします。>>
村人 > 「この村の近くに、妖が現れるようになって・・・野党や落ち武者が惨殺される事件が続いたんだ・・・それで、村から人身御供を捧げることになって・・・若い娘を集めて相談したんだが・・・」**
雪名 > 「人身御供ですって!!!そんな馬鹿なこと・・・まさか」>>
雪名 > 我を忘れて男の胸倉をつかむ。「まさか、静を・・・」・・・言葉にならない。
村人 > 視線を下に向けて「す・・・すまない。でも、静が自分で言いだしたんだ・・・」>>
静 > 「わたしは目が不自由だし・・・そんなわたしに村のみんなは暖かく見守ってくれました。だから、わたしが人身御供になります。・・・あと、母のこと、よろしくお願いします・・・」>>
村人 > 「と言われたら・・・そうするしかなかったんだ。みんな自分の娘が大事なんだ・・・静には本当に感謝している・・・」**
雪名 > 「そんな・・・」ゆっくりと手から力が抜ける。>>
雪名 > 「今、静はどこにいるの?」目に剣呑な光が現れ始める。**
村人 > その目にのまれて「な・・・鳴滝城。牙王丸様に捧げられるためにそこへ向かった・・・。でも、もう半月も前のことだ。」**
> ちなみに鳴滝城は・・・静と一緒によく出かけたお気に入りの野原(涼鈴の零幕参照)の近くです。
雪名 > (くっ、半月ですって?もう少し私が早く帰ってきていれば・・・)「で、その妖はどうなったの?」ほんの少し声を震わせながら。
> 合気1つだします〜。
村人 > 「妖のことは知らないが・・・村には被害が出てない。きっと、静のおかげだ・・・。」と目を閉じます。<どうなった
雪名 > 「そう・・・」くるりと背を向ける。そして鳴滝城の方に向かって歩いていく。**
村人 > さすがに村人も感づくね。「いかん・・・やめてくれ・・・ここであんたが暴れたら、静が犠牲になった意味が・・・」という声も、今の雪名の耳には入らなかったでいいかな?
雪名 > もちろん(笑)でも犠牲という言葉を聞いて一瞬足を止める。>>
雪名 > 「人はなにかの犠牲の上に生きてる。それはわかってる。でもね・・・」そう言ってほんの少し振り向く。>>
雪名 > 「大事な人を失って、平和に暮らしていけるほど私は人間ができてないの。」一瞬本気で殺気を放つ。**
八重 > 人間ができてないのに合気1
宇摩伽 > 同じく、合気1本
村人 > 「ひいぃぃぃ」村人はその殺気に気圧されて、腰が抜けてしまいます。
> では、鳴滝城へ向かう雪名ということで・・・場を切り替えます。
> 八重と宇摩伽の登場です。2人のなれそめ(嘘)は後日、決定するとして、とりあえず現在、旅を共にしています。
> 蜘蛛の妖怪の情報を求めて、天峰国へやってきた2人ですが・・・国境のあたりにある笹峰村で、少し道を迷い街道から外れてしまいました・・・**
八重 > 「迷いましたわねぇ...」
宇摩伽 > 「はて、何か変な方へ来てしまっとらんか?」
八重 > 「だから、迷っていると申しているのです...」
宇摩伽 > 「・・・やはり、迷っとるのか」
> そして・・・2人がぼけたやりとり(笑)をしていると・・・目の前を・・・深刻な顔をした女性・・・そういや、雪名ってどんな格好だったっけ?>雪名
宇摩伽 > ぼけたつもりはないんだけど・・・発言タイミングが一歩遅れただけなんだけどなぁ(個人的には)
> 旅装で帯剣してる感じかな?
雪名 > 大体そんな感じですね>旅装で帯剣
八重 > 美味しそう?(笑)>深刻な顔の女性
> かなり美味しそう(笑)>八重
八重 > 「(この子は、良さそうね...)」
宇摩伽 > 「お、人がおるようじゃ。ちょっと道を聞いてみるかいのう」
> 宇摩伽はその女性の顔になにか思い詰めたものとある種の殺意を感じます。
宇摩伽 > 「おぉ〜い、そこのお嬢さんや・・・」
> 雪名も登場して良いけど・・・反応するかなぁ?(笑)
八重 > 邪悪な思惑のオーラが...
雪名 > ちらりとそちらを見て、硬い声で「なにか御用でしょうか?」
宇摩伽 > 「すまんが、道に迷ってしまってのぅ・・・・ちと道を教えてもらおうと思ったんじゃが」>>
八重 > 雪名をじ〜と見つめている...
宇摩伽 > 「お嬢さん、見たところ急いどる用じゃが、何かあったんかいのう」**
雪名 > ぴくっ、として「ええ、し・・・妹に会いに行こうと思いまして」
雪名 > そして自分が来た方向を指差して「あっちに向かえば村があります。」もう用は済んだとばかりに歩き出そうとする。**
八重 > 「ちょっとお待ちになって...どうしたの?そんな顔をして...そんな強張った声で...そんなに急いで...こんな行きずりの物に話す気にはなれないかもしれないでしょうけど...」
雪名 > ぴたりと立ち止まる。「急いでも、どうにもならないことだって、分かってるんです。でも・・・」>>
宇摩伽 > 「確かに、妹さんに会いに行くにしては様子が変じゃが・・・何かおありかな?」
雪名 > 「それでも、許せないことがあったんです。」何かを堪えるように押し殺した声で言う。
宇摩伽 > 「許せんこと?・・・良ければ話してはもらえんじゃろうか?」
八重 > 「事情...話して下さる。こんな腐れ坊主と遊女でも、力になれることもあるとおもうわよ」微笑む
宇摩伽 > 「腐れ坊主とはなにごとじゃ・・・」 (^_^;)
八重 > 「あら、失礼。まだ腐る前でしたかしら?」
宇摩伽 > 「・・・・・・・・・」 (- -;
雪名 > 一瞬泣きそうな顔になりながら、ぽつりぽつりと話していく。「実は・・・静という私の妹のような娘がいたんですが・・・私が旅に出ている間に・・・どうやら妖が出たらしいのです・・・。そして、静は自分から人身御供になってしまったらしいんです。今まで迷惑をかけた礼といって・・・」
八重 > 「妖!...人身後供!!....」つい声を出してしまう
> トラウマ直撃!(笑)<八重
八重 > 艦長ぅ〜。機関室及び弾薬庫に直撃です!(笑)>トラウマ直撃
> ちなみに牙王丸のことについては、2人とも情報を得ているでいいです。<八重&宇摩伽
宇摩伽 > 「妖じゃと?」
雪名 > 「ええ、確か牙王丸とかいったかしら?」吐き捨てるように
八重 > 「牙王丸...噂でだけど、聞いたことあるわねぇ」
八重 > 更に、艦橋にも直撃したらしい(笑)
宇摩伽 > 「確かに聞いた名じゃ・・・」>牙王丸
> では、説明しよう!(笑) 牙王丸とは・・・
八重 > 犬
> 天峰国の山岳地に名をはせている大妖。白毛をなびかせる大きな犬の妖怪である。50年ほど前に滅びてからは誰も立ち入ることの無くなった古びた山城「鳴滝城」の周辺をテリトリーとしている。近頃、笹峰村周辺で、野党や落ち武者が惨殺される事件が相次いでおり、牙王丸の仕業と考えられている。 あ・・・これ以上はまだ情報が無かった。この近辺で話聞いてなかったし(汗)<牙王丸
宇摩伽 > 「・・・それで、お嬢さんはどうしようと言うのじゃ?」
雪名 > 「・・・わかりません。ただ・・・、もしも食べられてしまったのなら、その代償を払ってもらおうかと。」一瞬目に殺意がこもる。
八重 > 「代償をねぇ〜。それはまた思い切った事を考えましたわね」>>
八重 > 「でも、失礼かもしれないけど、あなた一人で牙王丸の所に行くのは無謀を通り越して、無意味ね・・・ただ、喰われに行くような物よ」優しくたしなめる
>合気1つ<無意味ね
雪名 > 無謀を通り越して・・・に1本>八重
雪名 > (少し落ち着いた様子で自嘲気味に)「そうですね、そうかもしれませんね。頭ではわかってるつもりなのに、でも、心がついていってないんです。」乾いた笑い。
> 合気1つ<心がついていってない
八重 > 「宇摩伽坊。どうせ暇なんだし、この娘さんにつき合って差し上げません?」優しくつけいる(笑)
宇摩伽 > 「・・・そうじゃのぅ。」
雪名 > 驚いたように「そんな、危険です!」
八重 > 「あなたに言われるとは思わなかったわ」ちょっと吹き出す>危険です
宇摩伽 > 「危険なら、なおさらお嬢さん一人で行かすわけにはいかんのう」
雪名 > 「そ、それは・・・えと・・・その・・・」真っ赤になる(笑)
> などという話をしていると・・・
八重 > 行こう♪行こう♪犬の山へ〜♪
> そんな話の最中ですが・・・向こうから人影が迫っているのに気付きます。**
八重 > 「おや、ここは迷い人が多いようね」微笑む>追ってくる人影
宇摩伽 > 「何じゃ、今度は?」
> 若い女性を、青年が手を握って連れてきているようです。どうやら女性の方は目が不自由なようで、それを青年が導いている感じです。>八重&宇摩伽
八重 > 「まあ。お熱いことで....」勘違いかな?
宇摩伽 > 「逢い引きかの・・・・」
> ちなみに雪名は、八重の話に気を取られていて気付かないかな?気付く?(笑)
雪名 > 「なに?」そちらを見る。
> 雪名は見間違えようもないですね。静です。
静 > 「あれ?この声は・・・お姉ちゃん?」**
八重 > 私がおねえちやんよ〜(嘘)
宇摩伽 > 餌だらけ・・・
> 一応、青年が女性をかばうように前に出ますが・・・その静の言葉を聞いてとどまります。
雪名 > 「し・・・ず・・・」何も言えないただ呆然としている。
宇摩伽 > 「?・・・・ぁあ・・・・あのお嬢さんがお嬢さんの言ってた人なんか?」
伊織 > 「知り合いの方ですか?」>静
静 > 「ええ・・・」と青年に答えて、おぼつかない足取りで雪名の方にむかってきます。**
八重 > こっちにこ〜い。こっちにこ〜い
雪名 > だんだん目に涙を溢れさせる。「良かった・・・生きて・・・」言葉にならない。そして静を抱きしめる。そのまま泣き出す。>>
静 > 「ごめんなさい・・・心配かけて・・・村でお話聞いたの?」>雪名
八重 > 「あらあら、どういう事かしら?」
宇摩伽 > 「??人身御供になったと言うとったが、どうなっとるんかいのぅ・・・?」
八重 > いや〜ん。あなたの心のすき間お埋いたします作戦失敗
> 邪念に満ちた魂よ!去れ!(笑)>八重
雪名 > 「どうして、こんなに、心配、ばっかり・・・」いままでの不穏な雰囲気はもはや無い。
静 > 「それで・・・ここまで探しに来てくれたんだ・・・お姉ちゃん・・・ありがとう。」嬉しさのあまり少し涙がこぼれます。 **
宇摩伽 > NPCでも良いのかな?静に一本あげやう>「ここまで探しに来てくれたんだ・・・
> いいぞ、NPCで2本目(笑)<静
雪名 > 静に1本>合気
> おお、これで3本目(笑)
八重 > だめぇ〜。静にあげると食べにくくなる〜(笑)>合気
宇摩伽 > おいちゃん、こういう話には弱くってねぇ・・・(笑)
八重 > 「(涙か...純粋ね...そう純粋...)」
八重 > しかし・・・モノローグシーンになっている(笑)完全に蚊帳の外ぅ〜
> しかたがない。では緊張緩和のために・・・<蚊帳の外
> なんか、側にいる青年ですが・・・少し違和感を感じます>八重
八重 > やはりそう来たか>違和感
> 向こうも八重の方に注意を払っているみたいです。
八重 > 敢えて無視>青年
> 優しい顔立ちの青年で、見た目は旅の武芸者という感じですね。
伊織 > 「あなた方は、静さんの知り合いの方ですね。初めまして、松岡 伊織と申します。」>>
伊織 > 「恥ずかしながら・・・旅の途中で道に迷ってしまいまして、ちょうど、静さんが難儀しているところに通りかかりまして。」
**
宇摩伽 > 「知り合い言うてものう、さっきおおたばっかりなんじゃが・・・」
八重 > 「あなた方?私たちはただの通りすがりよ...」
伊織 > 「そうですか、これは失礼しました。」と八重と宇摩伽に軽く頭を下げます。
静 > 「雪名さんは、私の姉みたいな存在なんです。」と雪名のことを明るい顔で伊織に説明します。
雪名 > 「そうね。」ぎゅっと抱きしめる。
八重 > 「なんだかよく分からないけど、とにかく良かったわね」>雪名
雪名 > 「ええ、本当に(にこっ)」本当にうれしそうな笑みで。>八重
八重 > 八重的には面白くない...
宇摩伽 > おあずけ(笑)
八重 > 「(まっ、今日は良い贄を2人も見つけられたことだし...良しとしましょう)」邪念妄想中
伊織 > 「さて、静さん。久しぶりの再会を懐かしむのも良いですが、急いで帰って村の人にお話があったのではありませんか?」>静
静 > 「あ!いけない・・・急いで帰って村の人に伝えないと・・・」
雪名 > 「?何かあったの?」静を見る。
静 > 「村のみんなが牙王丸様について、誤解をしているようなので・・・きちんと伝えないといけないんです。」>雪名
八重 > 「(この二人は村へ向かうのね...)」
> 静の話では、牙王丸は生け贄を求めてはおらず、自らの領域に立ち寄る輩、戦に携わる者や暴力的な輩にしかその牙は振るっていないので、村人は心配する必要はないとのことです。
宇摩伽 > 「・・・・何処ぞの、蜘蛛とはえらい違いじゃのぅ・・・」(ぼそり)
雪名 > 「それそれが本当なら安心だけど、・・・いいわ、静が信じたんですもの、私は信じるわ。」(微笑む)
静 > その雪名の言葉に静は嬉しそうに微笑みます。<信じる
八重 > 信じるのもは、す喰われる
> では、一行は村に向かったと言うことで・・・・
宇摩伽 > 「やっと、旨い飯にありつけるかのう」 (^_^)
八重 > 「そうそう、まだお名前を伺っていませんでしたね。これは宇摩伽、私は、八重と申します。」
雪名 > 「そうでしたね、慌てていたものでつい名乗るのを忘れていましたわ。私の名は雪名、と申します。」 (^_^)
宇摩伽 > 「これって・・・お主、わしをなんじゃと思うとるんじゃ?」
> 控え室の翡翠より合気1つ(笑)>宇摩伽
八重 > 「食べ物じゃない事はわかっているわ(意味深)」くすくす笑う> 「これって・・・お主、わしをなんじゃと思うとるんじゃ?」
> 付随して合気1つ(笑)<食べ物じゃない(好みに合わない?)
雪名 > 「お似合いですよ。(からかうように)」
> では、ここで中断します〜。