◇盗賊能力について◇


<罠発見/解除>
 

扉、宝箱などに仕掛けられた罠を発見して、解除したり、鍵を外す能力。ただし、罠発見能力がどれだけ優れていても、通路に仕掛けられた罠を自動的に発見することはない。あくまで能動的に使用する必要がある。

「宝箱の罠を調べる」 (使用特性値 [器用度])
 [器用度]×(罠の難易度+職業、技能による修正)で成功チェック(ダイスはマスターが隠して振る)を行い、成功すれば罠の種類が分かる。ダイスの目が成功率より20以上高ければ、罠が発動する。差が19以内なら、罠の種類を間違えてしまう。一つの罠の調査に必要な時間は、約10分間である。

「罠を解除する」 :(使用特性値 [器用度])
 外す罠の種類を宣言して、[器用度]×(罠の難易度+職業、技能による修正)で成功チェックを行い、成功すれば罠を解除できる。ダイスの目が成功率より10以上高ければ、罠が発動する。差が9以内なら罠は発動せず、再度、罠の解除に挑戦することができる。一つの罠の解除に必要な時間は、約10分間である。

「部屋、通路などの罠を調べる」 :(使用特性値 [注意力])
 罠のある場所が特定できない広い空間では、罠の場所を調べるために[注意力]×(罠の発見難易度+職業、技能による修正)で成功チェックを行う(ダイスはマスターが隠して振る)。罠の場所が特定できれば、後は宝箱の場合と同様に調査、解除を行う。5m×5mの部屋を調査するのに必要な時間は、約10分間である。

「鍵開け」 :(使用特性値 [器用度])
 罠の解除と同じく、[器用度]×(罠の難易度+職業、技能による修正)で成功チェックを行い、成功すれば鍵を外すことができる。ダイスの目が成功率より10以上高ければ、キャラクターレベルが上がるまで、その鍵を外すのに挑戦できない。差が9以内なら、再度、鍵開けに挑戦することができる。1つの鍵を外すために必要な時間は約5分間である。


<隠密行動>

 物陰に隠れたり、音を立てずに歩いたりする能力。成功すれば、敵に気付かれずに行動することができる。戦闘時に隠密行動を行い、敵がその存在に気付いていない場合、命中判定に+20%のボーナスを得て攻撃できる(複数回攻撃を行う場合は1ラウンド中の攻撃総てにボーナス)。加えて攻撃が命中すると、クリティカル扱いとなり(ダイス目がクリティカルの場合はクリティカルのランクが+1段階される)、更に攻撃を受けた相手はそのラウンドの行動を失う。

「隠れる」 :(使用特性値 【敏捷度】)
 まず、隠れるための物陰や障害物が必要となる(無い場合、成功チェックにペナルティ)。【敏捷度】×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い、成功した場合は、成功度1%につき、相手の発見チェックに−1%の修正を与える。失敗した場合は、相手の発見チェックに失敗度1%につき+3%の修正を与える。隠密行動を行っている者の近くにいる者は、発見チェックとして[注意力]×2(「感知」能力、<気配感知>技能で代用してもよい)に修正を加えて成功チェックを行い、成功した場合はその存在に気付き、失敗した場合はそのまま気付かない。

「忍び歩き」 :(使用特性値 【敏捷度】)
 隠れる場合と同様に【敏捷度】×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行う(相手の発見チェックに備えて、成功、失敗度を覚えておく)。戦闘時に隠れた場合、忍び歩きを併用して移動することができる。その場合、[移動力]が半分(切り上げ)になり、1マスごとに成功チェックを行う。チェックに失敗すると、そこで移動が終了する。このように使用した場合、発見チェックへの修正は、隠れる際の成功度を用いる。


<偵察、感知>

 通路の先を一人で偵察したり、危険を事前に感知したりする能力。偵察に成功すると、パーティーから少し離れてその先の大体の様子を調べることができる。より詳しく調べるためには隠密行動で近づく必要がある。感知は自動的に働く盗賊の勘であり、成功すると漠然と何か(危険な罠や忍び寄る敵、隠された物等)に気付くことができる。

「偵察」 :(使用特性値 【幸運度】)
 偵察は【幸運度】×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い、成功すれば、大体の様子(敵の有無、不確定名、周囲の様子)を調べることができる。失敗した場合は、もっと近づかないとうまく様子を調べることができない(隠密行動が必要となる)。偵察に対する発見チェックは隠れる場合と同様である。ただし、偵察は目標と距離をあけて行うため、敵に気付かれても大体逃げることができる(ファンブルした場合は例外)。

「感知」 :(使用特性値 【幸運度】)
 偵察と同様に【幸運度】×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い(ダイスはマスターが隠して振る)、成功すれば、迫り来る危険や見落としそうな何かに漠然と気付くことができる。この後、必要であれば、罠発見や捜索を行うことができる。


<聞き耳、捜索>

 扉の向こうの物音を聴いたり、部屋の中に隠された物を発見したりする能力。聞き耳を使用する際は、自分の周囲が静かでなければならない。そのため、基本的には能動的に使用する能力であるが、状況に応じて自動的にチェックを行う場合もある。捜索も能動的に使用する必要がある。

「聞き耳」 :(使用特性値 [注意力])
 [注意力]×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い(ダイスはマスターが隠して振る)、成功すれば、扉の向こうの物音や忍び寄る足音などを聞き取ることができる。聞き耳を行う際は、自分の周囲を静かにして1分間耳を澄ます必要がある。

「捜索」 :(使用特性値 [注意力])
 [注意力]×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い(ダイスはマスターが隠して振る)、成功すれば、隠された秘密の扉や宝箱などを見つけることができる。5m×5mの部屋を調査するのに必要な時間は、約10分間である。罠などに注意しながら捜索を行う場合に必要な時間は、通常の2倍である。


<早業>

 気付かれずに物品をスリ取ったり、隠したりする能力。その他の手先の器用さと素早さを必要とする行動に使用することができる。

「スリ」 :(使用特性値 [器用度])
 [器用度]×(職業別基本値+修正)で成功チェックを行い、成功した場合は、スリに成功し、発見チェックに成功度1%につき、−1%の修正を与える。失敗した場合は、スリに失敗し、発見チェックに失敗度1%につき+3%の修正を与える。スリの対象は発見チェックとして[注意力]×3(感知で代用してもよい)に修正を加えて成功チェックを行い、成功した場合はスリに気付き、失敗した場合はそのまま気付かない。

「握り込み(及びその他)」 :(使用特性値 [器用度])
 小さな物を握り込んで隠したり、手先の器用さを特に必要とされる行動の際に使用する。スリと同様の成功チェックを行う。


<壁登り>

 垂直に切り立った壁などを道具無しで登る能力。ニンジャの能力(壁を這う)とは違い、壁登りの状態で攻撃を行うことはできない。

「壁登り」 :(使用特性値 [敏捷度])
 【敏捷度】×(職業別基本値+修正)で成功チェック。1ラウンド(10秒間)に1m登ることができる。壁の状態、道具の有無によって修正を受ける。


<職業別の盗賊能力基本値>

<罠発見/解除>
シーフ+3倍、バード+1.5倍、バウンティハンター+2倍、レンジャー+1倍、ニンジャ+2.5倍

<隠密行動>
シーフ×5、バード×3、バウンティハンター×4、レンジャー×3、ニンジャ×5

<偵察、感知>
シーフ×5、バード×3、バウンティハンター×4、レンジャー×3、ニンジャ×5

<聞き耳、捜索>
シーフ×5、バード×4、バウンティハンター×4、レンジャー×3、ニンジャ×5

<早業>
シーフ×5、バード×4、バウンティハンター×3、ニンジャ×5

<壁登り>
シーフ×5、バード×3、バウンティハンター×4、レンジャー×3、ニンジャ×5



 

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