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イオ 「おっ、初音ちゃん、今日は着物なんだね」 初音 「ええ、お兄さま。叔父さまに買っていただいた振り袖ですのよ」 イオ 「え゛？ 一体どうしたのさ、その言葉遣いは」 初音 「何がですの？ いつもの初音でございますのことよ……じゃなくて、 ふえ〜ん、舌かんじゃったよ〜」 イオ 「ほらほら、慣れないことをするからだよ」 初音 「せっかく着物を着てるんだもん、お淑やかにお上品にと思ってたのに…」 イオ 「初音ちゃんはそのままで充分可愛いんだから気にしなくていいの」 きものリカちゃんの振り袖です。栗色の髪（というか金髪）には和服はどうかな、とも思ったんですが、意外に似合うものですね。まぁ、初音ちゃんは元が可愛いから何を着ても似合うんですけど（従兄バカ）。 初音ちゃんにしか興味のない私ですから、これまでの着せ替え服は（紅蘭を除き）全て単品のものを買っていたんですが、この振り袖については単品を見つけることができず、さりとて振り袖は必須アイテムのひとつですから、買わないわけにもいかず、初めてリカちゃんとセットで買ってしまいました。そのきものリカちゃんが後にどのような無情な運命をたどるかについては“着せ替え道はハマり道〜エクセレント・チェンジ！”にて…。 (1999/01/20)
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