＜ゲーム作成紳士の寝室
：１００HIT記念の『プレゼント第一弾』として、座談形式RPGテクニック及び作成の手順教室こと、
『ゲーム作成紳士の寝室』が新規作成されました！！目標は、日々更新！ このWebページ一つ目のRPGの制作をリアルタイムで行って行く予定です。
第一夜『いきなり外道、Dante98の危険なバグ技』
注：『最悪の場合、ゲーム中にフリーズする可能性があります。』ということです。
なびく風、踊る影、ツタの生い茂った古城に光の網がかかる。
轟音と共に現れる、音の緞帳。
古城の奥深く、巧妙に隠された隠し部屋に一つの棺があった。
ぎぎ…きき……ぃ…
音もなくその蓋が、開く。敷き詰められた暗い色の腐れた土。
それよりも深い夜の色が、蟠る。その土の上へ。
それは、少しづつ、人影を取る。
ひそやかに。
棺の縁に、急速に色の抜けて行く手のひらがかかった。
瞳の赤光を振り乱し、男が叫ぶ。
紳士《ふはははははははっ！！！！！ついにっ！！ついに復活してやった！！
西方の賢者もこの隠し部屋は分からなかったようだなああっ！！！！
ふいに、その瞳が細められる。
あれほど懸かっていた雲はもう晴れて、日差しが差し込んできたのだ。
機能性・デザイン性を重視し、一階の屋根の上、自称隠し部屋に据え付けられた
棺の上で紳士はしばらく ぼけっ としていた。（誰もここが隠し部屋とは思うまい。）
ちなみにこの隠し部屋、城の入り口からすぐの所にしつらえてある。
ばればれ。
紳士《……寝過ごした。もっかい、寝よ。
そんなことだから、今日も紳士を退治しに来た自称『西の賢者』が
あきれて帰ってしまうのである。
不意にその日が陰った。
ガキ共《ちーちゃん、あそぶべ！！
紳士《ちーちゃんって呼ぶなぁっ！！
ちなみに、この『夜の紳士』、本名を「千島
留夫」と言うとか、言わないとか。
でも、ちーちゃんと呼ばれると、怒る。
何かあるに違いない。
ガキ共《ち・ー・ち・ゃ・ん・っ！！！！！
紳士《ぐわあああああああっ！！！！！！
……あ、灰になった。
そして、夜。
例のごとく復活した紳士は一人で何事か叫んでいた。
紳士《復習じゃああああああっ！！！復習してやるぅ！！
……復讐だろ。
紳士はおもむろに、マントの裏から携帯用のパソコンを取り出すと、
某９８エミュレータを起動して、何事か打ち込み始めた。
肥溜めの真横で。
ガキ共が『邪な土』を肥溜めに投げ捨てたのだ。
紳士《ふふふ……くけけけ……ぐはははははは！！！
数十分後完成したのは、
『詩吟RPG』
と銘打たれた物だった。
紳士《ふふふふふ……これをおくってやるぅぅぅ！
いんたぁねっとで、ちん！
同日深夜。
ガキA《なんだべ？このゲームは？
起動させる。
ガキA《おおっ！！
画面に文字が表示されとるっ！！
歌は全編これかいっ！！
……数十分後。
ガキA《あ、フリズりよった。
……まあ、いいべ。またやるべ。
……喜ばれているようだ。
＜＜＜＜ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー＞＞＞＞
＊作り方＊
関数＃を用意します。それを５つ並べましょう。
すると、あら不思議！ 文字が文字枠からはみ出してしまいました！
合計９つ並べることで画面下に、１７個でまた上に現れます。
（↑この時、色が反転したように見えます。：PC９８２１の場合。９８０１だとまた違う。）
『不正なメモリアクセスをしているため、あまりおすすめ出来ません。』
『最悪の場合、フリーズする事があります。（本家Dante98の場合）』
の、ようです。（←おいっ！！）
＞追記。
ちなみにDanteWinの方では、このバクを使ったテクニックは再現されません。
問い合わせをした所、
『今後このバグを再現する予定はありません』
だ、そうです。
あしからず。
第一夜・終わり。
紳士《……なあああずぇだあああああっ！！！！！
なずぇ喜ばれるのだあああっ！！！
夜通し、自分の服を洗う紳士。
合掌。
＾もどれぬ……。（題名クリックでTOPに戻ります。）