開発管理


■ 工程管理。

  工程管理は、工程計画と進捗管理の2つに分けられる。

  (1)工程計画

    プロジェクトを成功させる(納期を守る)ために、
    人員や複数の作業をどのように計画し作業を進めたら良いかを計画すること。
    工程計画の代表的なものとしては、ガントチャートやPERT図がある。

  (2) 進捗管理

    システム開発の進捗状況を把握し、
    作業が工程計画に従ってスムーズに進んでいるかどうかを管理することである。

■ ガントチャート。Gantt Chart。

  工程計画に用いる帯状のグラフ。縦軸に工程、横軸に時間を取る。
  任意時点における作業の進捗状況が一目瞭然で、
  個々の工程の開始/完了に関する予実対比も分かりやすい。

  しかし、各作業間の関連性や順序関係を表現することができないため、
  ある作業の遅れによる他の作業への影響具合を知ることができないという欠点がある。

  参考URL Vector がんすけ2様  
  http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/020206/n02020641_pic.html

  >> マイルストーンチャート。Milestone Chart。

    一般的なガントチャートにマイルストーンを記入し、
    進捗管理上のマイルストーンの把握ができるようにしたもの。

■ PERT図。Program Evaluation and Review Technique。

  個々の作業を1本の矢印で表し、作業名と所要日数を記載した上で、
  作業の順序関係に基づいて配置したチャート。
  作業時間が0である作業のことをダミー作業といい、点線で表す。

  作業の順序関係が明確なため、
  クリティカルパス(最重要管理作業列)が把握しやすく、
  それ以外の作業については余裕日数を把握しやすい、
  といった利点を持つ。

  

  >> クリティカルパス。

    PERTチャートで、余裕がない作業を連ねた経路をクリティカルパスという。
    クリティカルパス上の作業は、最重要管理作業となる。

    クリティカルパスを発見するには、
    PERTチャート上の個々の作業結合点について、
    最早結合日と最遅結合日(ぎりぎりその日に開始すれば作業全体の遅れが生じない日)
    を記入したうえで、2つの時刻が等しい結合点を順に結べば良い。

    このクリティカルパスを経済的に短縮する手法を、
    CPM(Critical Path Method)と呼ぶ。

以上。

2004/03/10 pm


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