「お兄ちゃま、一緒に寝てくれる?」
「だーめ。しばらく寝てれば痛いの直るから、おとなしくしてなさい」
「花穂、お兄ちゃまが一緒に寝てくれたらおとなしくするよ」
こうなると花穂は言うことを聞かない。あまり騒がれても困るので、仕方なく花穂の隣に潜り込んだ。
すると花穂は体をもぞもぞと動かし、僕にぴたりと張り付いてきた。花穂はまた嬉しそうな顔をしている。我が妹ながら、こうして近くで見ると本当に可愛い顔をしている。そして髪から立ち上るシャンプーの香りに、花穂の柔らかな体を包んでいる、つやのあるすべすべとした衣装。ふと気が付くと、僕の股間は大きく膨れ上がってしまっていた。
すると運悪く、花穂の手が股間に当たってしまった。
「お兄ちゃま、花穂のお手々に何か当たってるけど、これなあに?…うわっ!何かびくびくってしたよ…」
その瞬間、自分の中で何かが変わってしまったような気がした。
「それは僕のおちんちんだよ」
「えっ!おちんちん…触っちゃった…お、お兄ちゃま、痛かったの?ふぇ…ごめんなさい…」
花穂はまだそのあたりの理解が薄いのか、僕が痛がっていると思いこんでしまったようだ。
「いや、そうじゃないよ。それはね、花穂の手が気持ちいいからだよ」
「お兄ちゃま、気持ちいいの?じゃ、じゃあ、もっとしてあげるね。どうするとお兄ちゃま気持ちいいの?花穂に言って」
「じゃあ、まず棒の所を軽くこすってみて。かるーく、ね」
「うん、わかった!」
花穂の手が竿の部分を這い回る。触れるか触れないかの微妙な感触が心地いい。
「うおぉっ」
思わず声が出てしまった。花穂は軽く微笑み言う。
「えへへっ、お兄ちゃま気持ちいいんだぁ。じゃあ、花穂もっともっと、いーっぱい頑張ってお兄ちゃまのおちんちんこすってあげるね」
そのまま花穂の手の動きが早く、激しくなる。いわゆる手コキだ。花穂がこんなテクニックを知っているわけはないのだが、どこで覚えてくるのだろうか。それとも雌としての本能なのか、などと愚にもつかないことを考えてみるが、可愛い衣装を着た、可愛い妹にしてもらっている、という現実の前には吹き飛んでしまい、やがて僕のペニスを、吹き上がるような激しい射精感が襲った。
びゅるるっ
「きゃっ!お兄ちゃま、花穂のお手々に何かけたの!?」
「それは、せいえき、って言ってね。男の人がとっても気持ちよくなると出るんだよ。別に体に悪いものじゃないから安心して」
「じゃお兄ちゃま、とっても気持ちよかったんだぁ。お兄ちゃまが花穂で気持ちよくなってくれて嬉しいな☆」
「ありがとう。とりあえずこれで手を拭いて」
花穂にティッシュを渡すと、花穂は今出したばかりの精液をしげしげと見ながら拭き取っていった。
「お兄ちゃま、他に何かしたい事ある?花穂、頑張るから何でも言って」
「じゃあまたベッドに座って、軽くでいいから足を開いてごらん」