唇を離し、頭を抱え込み、美しい金髪に鼻を押しつける。潤んだ空気に蘭花の臭いが混じる。その香りを楽しみながら、さらに乳房を揉み続ける。ずっしりとした重みと、ほどよい反発力を持った、張りのいい揉み心地に捕らわれ、惚けたように揉み続けた。
「蘭花さん…あなたが…欲しい」
どこかで聞いたようなセリフを口走る。すると蘭花は顔を上気させると、伏し目がちにこくりと頷いた。
蘭花を抱きかかえたまま、ベッドへ寝かせる。いわゆる「お姫様抱っこ」だ。我ながら気障だと思ったが、蘭花は潤んだ目で僕を見ている。その姿はあまりにも美しく、思わず覆い被さるようにして唇を近づけ、再び舌を吸った。
今度は蘭花も分かって来たのか、僕の頭に手を回し、舌を絡ませてくる。僕も蘭花の頭を抱え込み、お互いの唇が離れないように押さえつけた。
そのまま片手で蘭花の手を掴み、僕のペニスに触らせる。蘭花は何も言わずに僕のペニスをさわさわと触り始めた。慣れていないのか、手つきがたどたどしいが、それがまた焦らされるような感覚で、僕を激しく興奮させる。
そして僕は蘭花の秘裂に手を伸ばし、ヘアを撫でる。そして中指を軽く曲げた。少し湿ってきている。そこで僕はキスの合間を縫って指に唾液を付け、蘭花の秘裂をくにゅくにゅと刺激した。
「い、いやぁ…恥ずかしい…」
蘭花は顔を手で覆ってしまったが、その手を掴み、再びペニスを触らせる。
しばらく刺激を続けているうちに、唾液のさらっとした感触が、段々と粘りけを帯びたものへと変わってくる。手を離すと、その液体はねっとりと糸を引いた。
「濡れているよ」
手に着いた愛液を蘭花の目の前で弄ぶ。すると真っ赤な顔をして目を背けてしまった。
「蘭花さんの準備は万全ですね…。すいませんが、私のモノの準備も手伝っていただけませんか」
言いながら蘭花の上体を引き上げ、ベッドの上にちょこんと座らせる。そして僕は同じくベッドの上で脚を広げて寝ころび、勃起したペニスを蘭花に示した。
「あ、あのぅ…どうすればいいんですか?」
何だ?フェラも知らないのか?怪訝に思ったが、とりあえず順を追って教えることにした。
「まずは手で、優しく握って下さい。そしてゆっくりと擦って下さい」
「こ、こうですか?」
蘭花の柔らかく長い指が僕のペニスにおずおずと触れてきた。さっきと同じく、ぎこちないことこの上ない。
「うーん、もう少しふわっと、そして時々きゅっ、と握って下さい」
すると蘭花は言われたとおりに手を動かし始める。
すらりとしながらもメリハリの利いたボディを持った、掛け値なしの美少女が顔を赤らめながらひたすらペニスを擦っている。その現実に僕も興奮し、先走り汁を漏らした。
「あっ、なんかぬるぬるした物が出てきました…痛くないんですか?」
「いや、気持ちがいいと出て来るんですよ。そうだ、その汁を指に付けて、先っぽを指で優しく撫でて下さい。そう、時々小さく輪を描くように…くぅっ」
思わずペニスがビクビクと脈打ってしまう。蘭花はびっくりしたのか、一瞬指を離す。が、再びペニスを刺激し続ける。
「すみません、今度はあなたの口で、私のこれをくわえて下さい」
もう蘭花は何も言わず、黙ってペニスを口に含んだ。相変わらずのぎこちなさだ。
「まずは全体を唾で濡らしてみて下さい」
素直にペニス全体を舐め、僕自身を唾だらけにする。
「そうしたら先っぽを口に含み、舌でれろれろと舐めて下さい。あめ玉を転がすような感じで…」
亀頭部分を浅くくわえ、舌で叩き始める。鈍い感覚が断続的に伝わり、僕の亀頭は激しく膨らんだ。
「ではそのまま、全部をくわえて下さい。そして舌で舐め回して下さい」
蘭花の暖かい口にペニスが吸い込まれ、竿を蘭花の舌がはいずり回る…。
すると蘭花も要領をつかんだのか、自ら頭を前後させ、ピストン運動を始めた。
じゅるっ、じゅるるっ、じゅる、ちゅっ、ちゅうぅぅ…ぽんっ、ちゅぱちゅぱちゅぱ…。淫猥な音が部屋に満ちる。
「蘭花さん…顔を見せてくれませんか」
ペニスをくわえたまま、無言で蘭花が顔を上げる。その美しい顔に自らのペニスがくわえられている様は例えようもなくいやらしく、罪の意識すら覚える。そしてその罪の意識が背徳感となり、さらにペニスを堅くさせる。
そんな蘭花の美しい金髪を手で梳き、その滑らかな手触りと光沢、立ち上る髪の香りを楽しむ。
蘭花は頭を撫でられながら、どこか恍惚とした表情を浮かべていた。その顔を見ているうちに、僕の我慢も限界に達する。
「うあぁ…あ…も、もう出そうです…」