ミルフィーユの巧みな手コキが始まった。先走り汁を指ですくい取り、それをシャフト全体に塗りつける。手のひらをすぼめて竿を適度に締め付けつつ、亀頭に人差し指の先を垂直にあてがい、尿道口の付近を集中的に刺激する。しびれるような感覚が亀頭から脳の中心を一気に貫く。
「○○さんったら、とってもえっちで気持ちよさそうな顔〜♪私の手って気持ちいいんですね」
ちょっと愛撫されただけなのに既に理性は吹き飛び、ああ、うあ、と訳の分からない声しか出なくなってしまっていた。ミルフィーユはそんな様子に満足したのか、ますます巧みに手を動かし始める。
しかしこれではまるで僕がマグロみたいだ。ただ抜かれてしまうのもしゃくだったので、左手でミルフィーユをぐいっと抱き寄せ、右手で白いエプロンをつまみ上げ、ピンクのタイトスカートをまくり、中指をミルフィーユの股間に滑り込ませる。目線を下へ動かすと、淡いピンク色のショーツが顔を出していた。そのショーツはシルク特有のつややかな光沢を放っていた。そしてその中心部の光沢はシルクのものとは違う、ぬるぬるしたものだった。
その紡錘形のぬめりに指をあてがい、くいっと引っ掛けるように指を曲げる。
「きゃうんっ!」
それまで僕の目をまっすぐに捕らえていたミルフィーユの顔が跳ね上がり、僕の肩へと落ちてくる。さすがに手の動きは止まらないが、途端にくたっとなってしまい、僕にもたれかかってきた。
この機を逃さず、指を曲げてショーツをつついたり、指をまっすぐにして指の腹全体でその滑らかな感触を楽しむ。今度はミルフィーユが僕の指に翻弄され始めた。
するとミルフィーユは喘ぎを聞かれまいと、僕の唇に自分の唇をかぶせてきた。こちらはその開いた唇の間を縫って、ミルフィーユの小さな舌をすすり上げる。
じゅっ、じゅるるっ、ぢゅるっ…ぷはぁっ…。
淫猥な音を狭いキッチンに響かせながら、瞳を閉じ、貪るようなキスを続ける。その間もお互いの手の動きは止まらない。ミルフィーユの手はますます僕のペニスに絡みつき、一気に射精へと導こうとする。ミルフィーユの方もショーツ越しの刺激に耐え切れなくなってきているのか、段々と声が途切れ途切れになる。
「はぁっ…あたし、もうだめ…もう、もうイッちゃいますぅ〜」
その可愛らしい声が引き金となり、射精してしまう。ペニスがドクドクと脈打ち、噴出した白濁液が再びミルフィーユの手に降り注いだ。
「くっ、ふぅっ、きゃぁぁぁん!」
僕の射精と同時にミルフィーユの嬌声が響く。ミルフィーユも同時に達したようで、手の動きがぴたっと止まり、呼吸を乱しながらミルフィーユがもたれかかってきた。その頭を優しく抱え、ピンク色の髪をさわさわと撫でる。その髪からは甘くて爽やかなシャンプーの香りが漂う。その香りを吸い込んでいるうちに、お互い段々と落ち着いていった。
「さぁ、今度は私をおちんちんで気持ちよくして下さいね」