北欧神話における炎の民・ムスッペルの王であり、世界創世以前からいる巨人。最終的な破壊と再生を司る。
普段は炎の国・ムスッペルヘイムを統治しているが、神々の黄昏・ラグナロクの際に、ロキとともにアスガルドに攻め込み、炎の民を率いて巨人側に参戦し、アース3柱神の一人フレイと戦い、炎の剣レーヴァテインでこれを破った。最終的にフレイが倒れることでラグナロクは終了し、スルトは世界に火を放ち、すべてを焼き尽くし浄化する。
ある意味で、ノルン同様神々の運命を握っている存在であり、北欧神話においてはノルンとともに別格の存在であると言える。
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