行政法I・総論(中川)・過去問(平成11年9月14日実施)

(全般的注意)時間配分に注意すること。Iに時間を取りすぎないこと。IIの各問は,要点だけを的確に答えるようにしてください。

I.次の事例において,各行政機関はどのような行政手続きを踏むことが,法的に義務付けられるか,述べなさい。なお,兵庫県と神戸市において,行政手続法と同じ内容の行政手続条例が制定されていることとする。

(1)神戸大学長が,法学部学生Aを,カンニングを理由に,退学処分(学校教育法による処分)にしようとするとき。

(2)兵庫県知事が,Bから出された飲食店の営業許可の申請(食品衛生法による申請)を拒否しようとするとき。

(3)兵庫県知事が,Cから出された保安林指定の解除の申請(森林法によるもの)に対し,解除に反対している環境団体との話し合いをするよう,Cに勧めようとするとき。

(4)神戸市消防局長が,Dの所有するガソリンスタンドについて,消防法(およびその施行令等)に定める技術的基準違反があると認め,これを是正するよう命令(消防法によるもの)を出そうとするとき。

II.行政裁量と行政指導の異同について,次の順序で答えなさい。

(1)行政裁量とはどのようなもので,裁判所はどう対応しているかを,具体例とともに,簡潔に整理しなさい。

(2)行政指導とはどのようなもので,裁判所はどう対応しているかを,具体例とともに,簡潔に整理しなさい。

(3)行政裁量と行政指導の間の最大の違いは何か,答えなさい。

(4)(3)にもかかわらず,行政裁量と行政指導とがお互いに関連することはあるか。あれば具体例とともに述べなさい。

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