企業政府関係（水谷）・予想問題（ＴＡ・浦上氏作成）
1-a. 政府はいろいろな理由によって経済活動について規制を課している。なぜそのような規制が必要であるのかいくつかの理由を挙げ、その内容について説明しなさい。
1-b. また、現在企業が実施している規制に関して、ある一つの事例を取り上げ、その規制が必要であるのか、あるいは必要でないのか、それぞれのメリット・デメリットを明示しながら論じなさい。
2. 企業活動を市場機構（完全競争を実現する状態）にのみまかせておいたのでは、社会的厚生が実現できない（市場の失敗）場合、政府はそこに規制を課す必要が生じます。この市場の失敗の生じるケースを具体例を挙げて説明しなさい。
3. ２つの市場（Ａ、Ｂ）があります。それぞれの市場の平均費用関数がＡ市場：CA＝50/Q、Ｂ市場：CB＝Q+（13/Q）であり、それぞれの市場の逆需要関数が共にP＝27-Qであるとき、政府はそれぞれの市場に対してどのような対処をすべきだと思いますか。
4. 公共料金においてインセンティブ規制を導入すべきとの議論があります。このインセンティブ規制とはどのようなものか、またなぜ必要だと思われるのかについて述べなさい。
5. 公益事業などの公共サービスが、なぜ公共セクターによって供給されてきたのか、その根拠を説明しなさい。また、それらは民間セクターで供給することが可能かどうか、それぞれのメリット・デメリットをあげて説明しなさい。（曽田註：この問題は水谷作成）