思い立ったが最北の山
− 長野県長野市〜北海道利尻村 −

member
徒歩人・伊藤顕
単車人・諸戸正憲
単車人・新井智祥


 Scene.1 青函フェリー

photo:青森→函館 乗船券
 「今青森に居んねんけど。今フェリーに乗るとこ。」
 
 日付変わって2001年8月12日午前零時、キャンセル待ちの人たちで混みあう青函フェリー青森港の公衆電話からの第一声を伝えた。
 
 「え…なに?」
 電話の相手は当然のように要領を得ていない。しかもコイツは早くも寝ていたようだ。あきらかに声が寝ている。
 とにかく連絡は取れたので、13日には利尻島へ着くこと、そしてそこで落ち合うつもりでいることを伝えた。寝ぼけて電話があったことを忘れなければいいのだけれども。
 
 さて、またしても北海道の地だ。思えば最初に北海道の地へ来たのは高校のとき、家族4人で。次は大学になって下宿の連中3人で。次が大学のサークルメンバー5人で。そして今回、4度目の北海道は初めてのひとり旅になった。単純計算して2年半に1度以上のペースで来ていることになる。このうち1度として空路で来たことがないのがおもしろい。
 それにくわえて、北海道に行こうと思い立ってから24時間もたたないうちに、青森発函館行きのフェリーに乗っている自分が馬鹿におかしい。アホだ。アホすぎる…
 
 雑魚寝の2等船室のゆりかごに揺られながら、うつろうつろとするうちに、翌朝には函館港に着いていた。しかし何度きても
 「は〜るばる来たぜハ〜コダッテ〜♪」
と歌ってしまうのは何故だろう。とりあえず、歌うなよ…と自分自身に軽いツッコミを入れる。この辺ひとり旅はさびしい。
 
 
 
 
 急に休みが取れることが確定したのが10日の金曜日だった。晩になって急に入った休みをどう過ごそうかとぼんやり考えているうちに、思い出した。
 諸戸(以下"もろさ")と新井(以下"ちうちう")がこのお盆休みに1週間かけてツーリングで北海道を廻り、“最北の山”利尻山に登るという。
 一応声はかけられたが、そんなに休めるわけねーだろ、と断っていた。だいたい俺はバイクを持っていない。チャリで付いていくのは相当ツライ。
 それがちょうど今ごろ出発じゃなかったか?
 
 俺の頭をかなりいいかげんな計算が走る。バイクだと着くのは…新潟からフェリーに乗ったら着くのは11日の夕方か?青森まで陸路で行ったとしてもそんなもんだろう。
 …始発列車に乗れば追いつけるかな??
 頭の中に無謀な計画……思いつきは計画とは言わない……が湧き出てきた。今…は11日午前3時ごろ。始発までそんなに時間はないな。
 …よし。
 
 とりあえず特大の登山リュックに荷物を詰めはじめた。
 寝袋、登山用コンロ、あ、ナベがない。雨ガッパ、山道具一式、折り畳み傘、北海道のガイドが街用と山用で一冊ずつ、時刻表、ギターは…邪魔なので今回はパス!小説「死ぬことと見つけたり」下巻…
 
 ここに思いつきの一人旅が始まった!
 
 ひとり旅でよほど暇だったと見えて、自分にしては珍しく細かいメモが残してあるので、北海道上陸までの足取りを記しておこう。
 
■■■■■■ 旅程 8/11 ■■■■■■
長野駅 5:22⇒(JR飯山線)⇒7:46 十日町駅
十日町駅 8:19⇒(JR飯山線)⇒8:45 越後川口駅
越後川口駅 8:53⇒(JR上越線)⇒9:15 長岡駅
長岡駅 10:31⇒(JR信越本線)⇒11:44 新潟駅
新潟駅 12:11⇒(JR羽越本線)⇒13:32 村上駅
村上駅 13:43⇒(JR羽越本線)⇒16:02 酒田駅
酒田駅 17:18⇒(JR羽越本線)⇒19:08 秋田駅
秋田駅 19:55⇒(JR奥羽本線)⇒21:43 大館駅
大館駅 19:55⇒(特急いなほ9号)⇒22:59 青森駅
青森駅 ⇒(徒歩(遠かった…))⇒ 青森フェリー港
青森フェリー港 0:40⇒(東日本フェリー)⇒4:20 函館フェリー港

■■■■■■ 旅費 8/11 ■■■■■■
飯山線 戸狩野沢温泉駅
(長野でみどりの窓口が
開いていなかった)
長野→戸狩野沢温泉駅 乗車券740円
青春18キップ11,500円
かまどや十日町駅前店 のり弁大盛430円
デイリーストア長岡駅東口店 キャンパスノートA6
サンケイスポーツ朝刊
224円
信越本線 新潟駅 はらこ寿司920円
羽越本線 酒田駅 もずくうどん360円
ダイエー酒田店 アルミ鍋92円
奥羽本線 秋田駅 鯛めし840円
奥羽本線 弘前付近(車内) 大館駅→青森駅 乗車券+特急券2,400円
東日本フェリー 青森港→函館港 乗船券1,850円

 


 Scene.2 有珠山

photo:洞爺湖温泉街の閉鎖したガソリンスタンドと、
民家のすぐ向こうで噴煙を上げる火口

 「工学部卒の文系で、専門は地震火山」
 かねてからの自称だが、人は冗談だと思っているようだ。本人は至って事実に即した自称だと思っているのだが。
 
 そんなわけで、かねてから行きたい、行きたい!とだだをこねていたのが有珠山。土日とかに「どこ行く?」なんて会話があると
 「有珠山。」
と答えていたほど行きたかったところで、当然のように今回の北海道行きで、真っ先に頭に浮かんだ場所である。
 有珠山には、以前1度行ったことがあるだけに、火山活動の以前の状況を知っている事もあって、その後どうなったか、ぜひとももう一度行ってみたかったのだ。
 
 有珠山からそれなりに離れているはずの、洞爺駅に降りた時点ですでに硫黄臭かった。有珠山についてニュース見なくなって久しいが、やはりいまだ噴火活動は続いてるらしい。こんなところまで硫黄臭がするなんて。
 バスに乗り換え、それほど時間もたたないうちに噴煙が見えた。意外と海よりのふもとの方に火口ができたようだ。
 
 「あ、噴煙」
 途中長万部で出会ったカメラコゾーに言ったつもりが、乗客がいっせいに窓の外を見た。みんながいっせいに同じ行動を取る光景は、なんだか妙に笑える。
 「噴火した!」
 などと言ったらパニックになるんじゃないだろうか?
 オオカミ少年になりたい気持ちもほどほどにして、「西山遊歩道入り口」なる臨時停留所ができていたのでそこで降りた。カメラコゾーとはここでお別れ。そういえば名前も聞いてなかったな。
 
 バスを降りてひとこと、たくましい。
 そこは観光地になっていた。
 おおきな駐車場と、軒を連ねるプレハブのみやげ物屋。梅宮の辰っちゃんの漬物屋まで店を出していた−−これはイメージダウンにつながらないのか?辰夫さん。
 
 一見、観光地だが、そのすぐ横には立ち入り禁止のロープと、その向こうに噴石でボコボコになった車や民家、地殻変動でぐしゃぐしゃになったアスファルトがある。そしてそれらはすべて火山灰で灰色の世界になっていた。
 聞けばここに火口見学路を整備して、観光地化したのはここ数日のことらしい。我ながらグッドタイミングだ。
 
 行く手には、地殻変動によってアスファルトが階段状に、いく段にもずれあがった急な登り坂が見える。そこは以前は下り坂だったらしい。目と耳を疑いたくなるが、事実だ。
 見学路は無料だが、入るときに住所氏名、入場時刻の記入を求められた。整理券のようなものを渡され、帰りに返すように言われた。なにげにしっかりと安全対策を行っている。
 それもそのはず、いまだもうもうと噴気をあげる火口のふちまで遊歩道は伸びていた。これはOKなのか?いつも立ち入り禁止のようなところに入っていって怒られている自分にとってはありがたいけど。
 
 火口になった場所には、明らかに道路や住宅があったとみえて、不自然に火口に突き出た電信柱、ひしゃげた道路標識、火口のふちに半分だけ残ったコンクリートの建造物、噴煙に見え隠れする穴だらけの屋根…
 ここにくるまでにカメラのフィルムが切れてしまったのが大失敗だが、写真に残すまでもなく今でも脳裏に焼きついている。
 立ち込める硫黄臭、眼前に広がる、あまりに生々しく、しかし荒涼とした灰色の世界、そして噴煙の向こうに見える、日の光を受け光り輝く海原、頭上には高く青く晴れ渡る空、振り返れば緑の山々。
 
 
 洞爺湖の温泉街でもそれは同じだった。自分が今いる普通に見える温泉街、そしてその背景は、もうもうと噴煙を上げる金毘羅火口。
 ホテルの外湯をいただいて、さっぱりして表に出ると、すぐそこに噴煙。
 昼飯にラーメンをいただいて、店を出て振り返ると、すぐそこに噴煙。
 すごい世界だ。
 
■■■■■■ 旅程 8/12 ■■■■■■
函館フェリー港 ⇒(徒歩(これも遠かった))⇒ 五稜郭駅
五稜郭駅 6:11⇒(JR函館本線)⇒9:21 長万部駅
長万部駅 9:42⇒(スーパー北斗5号)⇒10:05 洞爺駅
洞爺駅 10:55⇒(道南バス)⇒11:09 西山遊歩道入り口
西山火口 ⇒(徒歩(目の前でバス乗り逃がした))⇒ 洞爺湖温泉街
洞爺湖温泉 ??:??⇒(道南バス)⇒??:?? 昭和新山
昭和新山 ??:??⇒(道南バス)⇒??:?? 洞爺湖温泉
洞爺湖温泉 16:20⇒(道南バス)⇒16:43 洞爺駅
洞爺駅 17:11⇒(JR室蘭本線)⇒17:56 東室蘭駅
東室蘭駅 18:00⇒(JR室蘭本線)⇒19:11 苫小牧駅
苫小牧駅 19:38⇒(JR千歳線)⇒19:58 南千歳駅
南千歳駅 20:07⇒(JR千歳線)⇒20:39 札幌駅
札幌駅 21:00⇒(中央バス)⇒23:05 旭川駅

■■■■■■ 旅費 8/12 ■■■■■■
函館本線 森駅 あんパン、コッペパン210円
函館本線 長万部駅 長万部→洞爺駅 乗車券+特急券1,340円
旭川駅←→稚内駅 往復割引乗車特急券9,800円
道内時刻表470円
道南バス 洞爺駅→西山遊歩道入口270円
洞爺湖温泉←→昭和新山660円
洞爺湖温泉→洞爺駅320円
洞爺観光ホテル 外湯+タオル代600(?)円
ラーメンてっ平 味噌ラーメン(大)820円
洞爺湖温泉火山博物館 入場料600円
青山民芸店 絵葉書、ボールペン1000(?)円
葡萄酒館 地ビール(銘柄忘却)367円
昭和新山熊牧場 ミマツダイアクラムに関する小冊子400円
ドムドムバーガー苫小牧店 エビカツセット、チキンナゲット787円
ローソン旭川1条9丁目店 大盛ちくわ弁当472円

 


 Scene.3 利尻島

photo:フェリーからの利尻
 目覚めは、高い山の上のいるような不思議な感覚からだった。
 車窓に映るのは、笹原と背の低い潅木−−−おそらくナナカマドとかハイマツ、ダケカンバといったものの類だろう−−−は、まさに信州を取り囲む日本アルプスの稜線上の景色を思わせていた。
 朝もやの車窓に、放牧された牛が現れたあたりから、ようやく思考が夢からうつつへと移っていった。この明るさからすると、もうそろそろ着くのかな…?
 
 旭川から乗った夜行特急「利尻」は、夜明け間近のサロベツ原野を、それらの景色がはっきりわかるような速度でゆっくりと北上し、終着駅・稚内へと向かっていた。
 
 ふいに山あいから海が見えた!そしてその海原には緩やかな稜線を海中に落とす利尻山が構えていた!最果ての地にやってきたのだ!
 
 
 
 「流氷とっけて〜 は〜るか〜ぜ吹いて〜♪」
 稚内港を出た利尻島鴛泊港行きのフェリーで、またしても思いがけず口ずさんでしまっている。
 ダ・カーポ「宗谷岬」が出たついでに、加藤登紀子「知床旅情」、森進一「襟裳岬」、ウィークエンド「岬めぐり」と、岬シリーズ(?)の歌が次々ととび出す。
 なんじゃそりゃ、という心のひとりツッコミももはや空しいひとり旅も、いよいよ最北の百名山へと近づいていた。
 空は晴れ男の面目躍如、といった感じの大快晴だ。遠く北の海にかすかに見えるのはサハリンだろうか。夢中でシャッターを切ったが、写真にはただ海原ばかりで何も写っていなかった。そんなもんだ。
 
 ひとつ不安なのが、朝っぱらから何べんも"もろさ"と"ちうちう"の携帯に電話を入れているが出る気配がないこと。ホントに来てんだろーな??
 利尻に着いてから、幾便かフェリーを待っていたが降りてくる気配なし。何だか待つのも飽きてきて、港周辺をぶらぶらし始めた。思ったよりも大きな街だ。本屋や車屋、ホームセンターまである。長野のそこら辺の町よりよっぽど拓けている感じだ。
 馬鹿と煙は…ということだろうか。至極当然のように海べりの小高い丘にも登っていた。いやはや絶景かな。
 そういえば、朝快晴だった空はなんとなく雲が多くなってきている。これは雨男二人が近づいてきている証拠だろう。案の定、次の便のフェリーにはバイクヤロー2人衆が乗っていた。
 
 "もろさ"・"ちうちう"両名とも、ホントに来てるよ、って感じのあきれ顔だ。
 とりあえず、遅せーよ、と挨拶。あそこは登った?"ちうちう"の指差す先はさっき登った小高い丘。…なぜわかる。
 ここで問題発生。「徒歩より詣でけり」の自分は、バイクのケツに乗るつもりでいたが、よく考えたらヘルメットがない。しかしもっとよく考えると、普通車免許持っているんだから原付なら乗れるわけだ。そういえば免許取ったものの、原付は乗ったことないなぁ。
 取る前はよく乗ってたのは内緒。
 
 フェリー港の前にレンタルスクーター屋があったので、借りようとしたら晩までしか貸してくれないという。それならせめてヘルメットだけでも…と掛けあってみたがあえなく断られる。そもそも複数日貸してくれないのは何故なのだろう。島の裏側の宿泊客には貸さないのか。
 しょうがないので街のホームセンターで黒のヘルメットを購入。しかしどうみてもローラースケート用。法律をカバーできない分は根性で何とかするしかない。
 
 この日はフェリー港から島を反時計回りに半周した反対側、沓形のキャンプ場で一泊。北海道のキャンプ場は、無料でしかもきれいなところが多い。
 街の魚屋で買った魚と、適当に買った野菜を味噌味で煮込んだ、よく分からない海鮮汁で再会を祝して缶ビールで乾杯。
 
 明日はいよいよ利尻山だ。

■■■■■■ 旅程 8/13 ■■■■■■
旭川駅 1:20⇒(特急利尻)⇒6:00 稚内駅
稚内駅 ?:??⇒(宗谷バス)⇒?:?? 稚内港
稚内港 6:30⇒(東日本海フェリー)⇒8:10 鴛泊港
鴛泊 15:00ごろ⇒(バイク2ケツ)⇒16:00ごろ 利尻町森林公園キャンプ場

■■■■■■ 旅費 8/13 ■■■■■■
東日本海フェリー 稚内港→鴛泊港 乗船券1,880円
セイコーマート利尻店 ウーロン茶
歯ブラシ
384円
食堂 活ウニ、ご飯、味噌汁、生ホヤ?円
サニータウン ヘルメット1,764円
スーパー、酒屋、魚屋 野菜、つまみ、登山用行動食
魚、ビール
?円
コンビニ アイスとか?円

(ひとり旅でなくなったので、記録をつけるのがいいかげんになっている)


 Scene.4 利尻山

photo:崩落直後の砂煙でかすむロウソク岩 左上の白い所が崩落した部分
 利尻山(標高1,721m)。登山口はおよそ標高450mだから、およそ1,300mアップになる。これは東京タワーのてっぺんまで4回登ってやっと着くくらいの標高差だ。
 山の標高としては、本州の山に比べてそれほど高いわけではないが、山自体が海抜0mからそびえたっているために、これほどの標高差がある登山道は意外と珍しい。
 これまでにも富士山(須走五合目登山口/標高差約1,700m)、甲斐駒ケ岳(竹宇駒ケ岳神社登山口/標高差約2,000m)など、もっとつわものに挑戦したことはあるが、今回は違う意味で意気込みが違いすぎる。
 登山口にメジャーな鴛泊コースではなくマイナーな沓形コースを選んだのも、少しでも標高差を縮めたい一心からだった。鴛泊からだと標高差が1,500mにもなるのだ…。妙なところでえらい弱気になっている。
 



見晴台----2:54発
6合目3:34着3:56発
駒犬の坂4:35着4:46発
親不知子不知5:44着6:02発
利尻山頂上7:55着8:45発
三眺山10:05着10:25発
夜明しの坂11:30着11:40発
見晴台避難小屋12:04着12:30発
見晴台13:40着----
 時刻は24時間表記。この時期の登山は、暑くなる昼間の行動を避けるために夜明け前から行動を開始するのだ。
 日の出の反対側の西側から登っているため、背後には夜明けとともに山の影が海に美しい三角形の影を落としている。それにしても登っている間中海が見えているのは、なかなかに新鮮。
 途中まではいいペースで登っていたが、稜線に出て太陽の光線を浴びてからは一気にペースダウンしてしまった。朝日でも夏の太陽は容赦ない。
 
 頂上からの景色は360度の海だった。
 はるか遠く北海道本島には雲海が立ちこめ、わずかに山々が頭を覗かせている。
 そして背後、利尻山のすぐ傍には、ロウソク岩と呼ばれる特徴的な大きな岩塔が立っていた。
 
 景色に感動し、やれやれと湯を沸かしてコーヒーを飲んでいた頃。
 『ゴーーーーーーーーーーーー!!』爆音が鳴り響いた。
 ヘリコプターでも近づいてきたのかと振り返ると、背後には土煙が巻き起こり、岩塔の姿は見えなくなっていた。
 
 …崩落だ。
 
 実際は岩塔の向かって左側の一部が崩れただけなのだが、その迫力は頂上にいたすべての人間の言葉を飲み込ませた。

 

2002.6.16 Itoh Akira


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