タチの悪い私の年賀状 (たちのわるいわたしのねんがじょう)
クダ・コレ 【No.2】

解説: 一人暮らしをするようになってから、いつのまにか年賀状が年に一回のネタ見せの場になってしまいました。
 かなりタチの悪いものが多く、意外に面白いのでここに載せてみます。なお、当然自分の出した賀状は自分のところにはないので、わざわざ借りてきました。
 こんな賀状を待っていた!という人がいましたら、住所を知らせてもらえればもしかしたら年賀状差し上げるかもしれません。

 

平成7年(1995年) いのしし年

 ま、この頃まではそんな凝ったことはしてません。中学くらいからこんな風にサインペンでちゃっちゃっちゃ、と書いた図案で特に個人宛てのコメントもなく出していました。
 「2月10日」「遅れてスマン。」という言葉がありますが、これは実は確信犯で、「年明けてからなんべんも顔見てるのに謹賀新年はないだろ」という突っ込み待ちの賀状になっています。


 


平成8年(1996年) ねずみ年

 この年から本格的にタチの悪い賀状が始まりました。正月早々「窮鼠ンコをかむ」ですから。さすがに良識をわきまえて、この図柄は一人暮らしの連中にしか出していません。家族と同居、あるいは目上の方々には例年どおりサインペンで書いたものを出した覚えがあります。
 右側の赤い文字は「プリントゴッコ初挑戦大失敗!自らの脳も疑うオゲレツネタ!インド人もびっくり!」とあります。なに考えてるんだか…。


 


平成9年(1997年) うし年

 昨年のネタがあまりに評判が悪かったので、正当なネタで勝負した(?)のがこの牛。
 それでも何かタチの悪いことをしなければ気に入らなかったようで、「宛名書きをカラーで書いても届くのか?」というテーマのもとに表裏同色で書いています。おそらく機械は通らなかったでしょう。郵便局員さんごめんなさい。
問題の宛名書き →


 


 

 

 

??

 

 

 

平成10年(1998年) とら年

 この年の年賀状が見つかっていません。どんな図案かも覚えていませんが、たしか「明けすぎておめでたくもありません 平成10年海の日」などと書いて、真夏の年賀状にしたような気がします。


 


平成11年(1999年) うさぎ年

 今でも語り継がれる伝説の年賀状。ちあきなおみの歌じゃありませんが(古い)、「黒いふちーどりーが〜、ありましーた〜♪」。ねずみ年同様、良識を考慮して2バージョン作りました。
 図が読みにくいので全文採録しますが、かなりイッてる文章になってます。以下文面。

 旧年中はまことに個人がお世話になったかどうか確かではありませんが、天人の装いしたる女、竹取の翁というものありけり。いっそ、生まなきゃよかった…
 ついては、本年度も賀状を遠慮することなく、その図案を考慮した挙げ句がこの始末でありまして、さも気分を害されたと想像に難くないのですが、当方のねらいはその辺にもありますのでしてやったりというところでしょうか。ほほほ。
 当然、この賀状は不幸の手紙でもなんでもございませんので、これと同じ文面で十人の人に手紙を出したところで、常識を疑われるだけなので止めた方がよろしいかと存じます。また、この文章はこの後直ちに消滅することもありませんので、決して爆弾処理班などを呼ばぬよう心してください。然るのち、なまはげが、来ます。


 


平成12年(2000年) たつ年

 この年は入社1年目ということもあって、同期にも出すことから少しおとなしめの年賀状になりました。ちなみにこの「おぼけ荘」のほかに「おばちゃん」「との」の計3バージョンあります。
 初めて自分の年賀状をもらった人間にはおおむね好評だったのですが、この刺激になれてしまった連中には、手抜きとの評価を下されてしまいました。


 


平成13年(2001年) へび年

 一見、かわいい系のレッドスネークと、色鉛筆の明るい色使い、そしてさりげない「ミドシ」(巳年)の音符のデザインで、今までで一番まともな年賀状に見えますけど、実は一年に及ぶ構想のもとに作られた年賀状です。

 いつにないまともな年賀状に首をひねって、表の文面をよく見てみると…


 


平成14年(2002年) うま年

 この年は単なる駄洒落です(笑)。わざわざ図書館で昆虫図鑑を参照して描いたのですが、拒絶反応はねずみ年の「ンコ」以上にありました。なんせ便所こおろぎですから。
 枠内の説明文は当然馬のものです。「カマドウマってたてがみあるんだ」という反応もあり。…あるかっ!


 


さて、今年はどうしようかなあ?

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