イーグルカラー(エアロマスターカラー)試用記


速乾性水性塗料のひとつ、イーグルカラーが入手できましたので、早速試してみました。
日本軍色がラインナップされていないため、F4Fで試すことに。
米、英、独、仏のWW2カラーがラインナップされています。
国内では、ホビーステーション秋葉原店で入手可能です。
http://www.hobby-station.com
価格は、塗料(17ml)が450円、シンナー(32ml)が500円とかなり高価です。
実体は、フィギュアの世界で有名な「ファレホ」のOEMです。
ファレホは、イエローサブマリンでも扱っています。

臭いは、ほぼ無臭。有機溶剤を含んでいませんので安全です。

なお、ここでの作例は、イーグルカラーの性能を確認するためのものであるため、あえてスミ入れやクリアコートをしない「無垢」の状態にしてあります。

機体下面は、筆塗りで試してみました。
性質はラッカー系によく似ており、食いつきおよびノビも良好。
速乾性ですが、国産水性のように途中でベトベトになりません。
増槽くらいの面積なら、ムラなくきれいに塗れました。
それ以外は、筆が良くないのと、ウデがそれ以上に良くない為、結構ムラが出てしまいました。
重ね塗りができるので、ラッカーのように薄い塗料を重ねるのがいいのかも知れません。
乾燥は結構速く、20〜30分でほぼ乾きます。
重ね塗りする場合には、もう少し乾燥させたほうがいいと思います。
このあたりは、研究の余地があります。
筆の手入れは、水でできます。本当に、サラっと落ちます。

塗膜は、国産水性よりは強く、ラッカーよりは弱いといった感じです。

機首の赤は、タミヤアクリルです。
皮肉にも、使い慣れたタミヤアクリルも綺麗に仕上がってしまいました。ただし、いつまで待っても乾きません。

上面は、0.3mmのハンドピースで吹いてみました。
仕上がりは、ラッカーのセミグロスと似た感じ。
国産水性のような、ざらつきとべとつきはありません。
ビンから出した濃度のまま吹きましたが、問題ありませんでした。
低圧で細吹きする場合には、薄める必要があるかもしれません。

ハンドピースの手入れは、水だけでは無理があります。
ホームページには、「Soapy water」で洗浄できると書いてあります。
洗剤を使うと泡だらけになることが予想されたため、試していません。今度試してみます。
ファレホのカタログでは、アルコール系溶剤で手入れできると書いてありましたので、タミヤアクリル用溶剤を使ってみました。
これは、OKでした。
性能が劣化するので、希釈には、アルコール系溶剤は使わないほうがいいでしょう。
なお、純正シンナーでは、うまく洗浄できません。
シンナーは、どちらかというとリターダーとしての働きが主です。
それに、こんな高価なシンナーをじゃぶじゃぶ使えません。

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