南京史学界、南京大虐殺を否定する集会に強く抗議
一月十六日、南京歴史学界の約三十人の著名な専門家、学者が南京で集会を開き、日本の右翼勢力が大阪国際平和センターで開くいわゆる「二十世紀最大のウソ――南京大虐殺の徹底検証集会」に強く抗議した。
参会者は、大阪府と大阪市がこのような反動集会を「大阪国際平和センター」で開くことを許可したのは、国際平和に対する冒とくであり、中国人民と平和を愛する世界人民に対する公然たる挑戦でもあり、これは日本人民を含む平和を愛するすべての人が容認できないものであると指摘した。
孫宅巍南京大虐殺史研究会副会長・研究員は、周知のように、南京大虐殺は二十世紀の人類の歴史における最も集中的、最も暗黒の、最も悲惨な事件であり、歴史を改ざんしようとするいかなる行為も徒労に終わるだろうと語った。朱成山中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞記念館館長は、わたしは何回も日本に行ったことがあり、日本人民が平和を愛していることをよく知っていると語った。廖進江蘇省社会科学者連合会副主席は、南京大虐殺は確実な証拠があり、南京の三十万人の白骨、国際法廷の裁判、千七百余人の生存者らはいずれも南京大虐殺の証人であると指摘した。
同日、中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞記念館、南京大虐殺史研究会は、地元のメディアを通して大阪国際平和センターおよび大阪府と大阪市政府宛ての二通の抗議書簡を発表した。
ほかの報道によると、一月十七日から、江蘇省および南京市法曹界、報道出版界、教育界はそれぞれ集会を開き、日本の右翼勢力が南京大虐殺の歴史を改ざんしようとたくらむ反動行為を糾弾し、抗議した。南京市の大学生と中・高校生は糾弾署名活動を展開した。このほか、南京市は、南京大虐殺の生存者、被害者の遺族と南京各界の人々が日本の右翼勢力の大阪集会を批判する糾弾大会を開く予定である。(関係記事六、七ページ)