長春で南京大虐殺の新しい証拠を発見
中国侵略日本軍の南京大虐殺の新しい証拠が発見された。吉林省歴史資料館は最近、当時の『大阪毎日新聞』を発見し、この新聞には南京で日本人記者が目撃したことを載せている。
この昭和一二年(一九三七年)十二月二十三日付けの『大阪毎日新聞』は「南京総攻撃観戦記(その三)」と題される記事を載せている。作者の署名は「光本本社特派員」でぃ。る。記事には、「特派員」が南京を攻略し、それを廃虚に化してしまった中国侵略日本軍について南京に入ってから、中国の庶民と軍人の逃亡、死傷した状況、日本軍がろ獲した兵器、装備の数などの「輝かしい戦果」および日本軍が意気揚揚として入城する情景などの見聞が記載されている。
伝えられるところによると、この新聞は最近かいらい「満州」国歴史資料の中から発見されたものでぃ。る。『大阪毎日新聞』は「旧資料扱いで保存」の合冊の中に挟まれ、その上に「関東軍司令部、満州航空株式会社」の「複製不可」および「秘」という字のぃ。る公印が押されてぃ。る。日本で公開発行されたこの新聞は当時「満州航空株式会社」が日本からかいらい「満州国」の「首都」長春に持ち込んだものかもしれない。
(『人民日報』海外版)