曽培炎氏、来年の経済・社会発展の目標と九つの任務を提起
全国計画活動会議が十一月二十日、北京で開かれ、曽培炎国家発展計画委員会主任が今年のマクロ規制政策で収めた成果を総括し、未来の発展に有利な条件とその研究、解決が必要な主要問題について分析を行った上で、来年の経済・社会発展の目標および九つの任務を提起し、次のように指摘した。
多方面において有効な措置をとり、固定資産投資の増加に努める。来年の固定資産投資を今年より増加させ、投資の重点をインフラ建設、技術改造、生態建設と環境整備、科学技術・教育などの社会事業などに置く。建設投資はできるだけ西部地区に傾斜させる。
都市・農村住民の消費を促し、経済成長に対する消費需要の促進的役割を発揮させる。
対外開放レベルを高め、内外の二つの市場と資源をより効果的に利用する。
農業構造を調整し、市場における農産物の競争力を高める。
産業構造調整のテンポを速め、工業技術のレベルアップを促す。
価格のテコの役割を発揮させ、経済成長と構造調整を促す。
科学・教育による国家振興戦略を引き続き実施し、社会諸事業の全面的進歩を促す。
持続可能な発展戦略を堅持し、生態建設と環境保全を着実に実施する。
西部地区の大開発を速め、区域経済のバランスのとれた発展を促す。