西部地区開発会議を開催
国務院西部地区開発指導グループはこのほど、北京で四日間の西部地区開発会議を開き、西部地区の発展を加速する基本的思想および戦略的任務について検討した。朱鎔基総理は、中国の現代化建設という全局と戦略的な高所に立ち、思想と行動を党中央の重大な政策決定と統一させ、時機を逃がさず西部地区の大開発を進めなければならないと強調した。
会議は次のように指摘した。
中西部地区の発展を速める条件はすでに大体整い、時機はすでに熟している。国は中西部地区を支持する度合いを大きくする能力を持っている。特に現在、内需を拡大するための積極的な財政政策を実行しており、より多くの財力を投入して、西部開発を直接支持することができる。中国のＷＴＯ加盟プロセスの加速によって、対外開放は新たな段階へ入り、中西部地区は東部の沿海地区と同様いちだんと開放されるでぃ｡ろう。
現在および今後一時期、力を集中し、西部地区開発の全局にかかわる以下の重点活動に力を入れなければならない。
――インフラ建設を加速する。戦略的視野から出発し、建設を先行させる。
――生態環境の保護と建設を着実に強化する。
――産業構造を積極的に調整する。農業の基礎を強化し、資源優位の経済優位への転化を促し、工業の調整、再編、改造のテンポを加速し、観光などの第三次産業を大いに発展させる。
――科学技術と教育を発展させ、人材育成を加速する。
――改革・開放の度合いを強める。国有企業の改革を深め、都市・農村の集団、個人、私営など様々な所有制経済を大いに発展させ、企業が西部開発の主体となるように育成する。
西部大開発は、西部地区の大きな事柄であるだけではなく、東部地区および全国の大きな事柄でもぃ｡る。全社会の力を動員して、西部地区の開発と建設を支持する。国は適度に財力を集中し、西部地区への財政移転の度合いを強め、西部地区の公共投資規模を拡大し、西部地区発展の加速を支持する。東部地区は西部大開発への支持を重大な任務としなければならない。