中国共産党の中央部門が機構改革
胡錦濤中国共産党中央政治局常務委員・書記処書記は七月六日、北京の人民大会堂で開かれた党中央部門機構改革工作会議で次のように強調した。
中国共産党中央は、党の第十五回大会と十五期二中総の機構改革推進の方針、原則および総体的配置に基づいて、党中央部門の機構改革を行うことを決定した。これは昨年の国務院の機構改革と目下進行中の地方政府の機構改革に継ぐいま一つの重要な改革措置である。党中央部門の機構改革をりっぱに行うことは、党の第十五回大会の精神をさらに徹底させ、経済体制と政治体制の改革を推し進める重要な一環であり、新たな時期における中央機構の奉仕の水準と仕事の効率をいちだんと高める重要な方途であり、党の指導を強化し、改善する重要な段取りでもある。
現段階の党中央部門の構成は長年来歴史的に形成されたもので、わが党のような、六千余万人の党員を擁する与党の地位にふさわしいものである。今回の機構改革では、党中央部門の大きな枠組みは変わらない。党中央の各部門が新たな時期の職能と任務をよりよく担うようにするため、当面の情勢の変化と党の中心活動の必要に適応し、職能の関係をいっそう合理的なものにし、内部機構と定員を簡素化させ、調整し、人員構成を最適化させ、機構の活力を増強しなければならない。
伝えられるところによると、党中央部門の機構改革に参加する部門は、中央規律検査委員会機関、中央弁公庁、中央組織部、中央宣伝部、中央統一戦線工作部、中央対外連絡部および党中央対外派遣工作機構、議事協調事務機構など十七の部門である。
(『人民日報』海外版)