中国、来世紀に世界の草花大国


 昆明世界園芸博覧会の花きシンポジウムに参加した中国、オランダ、日本など各国の草花専門家は、当面、世界のいくつかの主な草花生産大国では、土地資源と労働力コストなどの圧力と制限により、草花産業の発展空間が日増しに小さくなり、草花の生産が減少の傾向を呈している、そのため、世界の草花生産の中心が移転するのは必然的であり、中国の草花産業の発展が空前の素晴らしいチャンスに直面していると指摘した。中国花き協会の統計によると、中国の草花産業は八〇年代から始動し、九〇年代になってから急速発展の段階に入った。

 現在、中国の草花生産面積は八万六千ヘクタールに達し、世界第一位を占め、年間総生産額は九十六億元に達し、それぞれ一九八四年の六倍と十六倍となり、その速度は世界のどの草花産業先進国をも超えている。草花産業の発展は単なる数量型増加から効益型増加に転換し、草花産業は一応の規模を持つようになった。力強い政策の支持があり、資源条件が良好で、市場の潜在力が大きいことから、中外専門家は中国の花き産業に熱い目を向けている。

 中国は世界でも草花の種類が最も多い国の一つであり、「世界庭園の母」とたたえられている。世界でよく見られる多くの草花のうち、原産が中国であるものはほぼ半分占めており、これらの種類は園芸化を経て、中国草花産業を発展させるための貴重な資源となると思われる。中国の土地資源と労働力資源が比較的豊富で、商品として草花を発展させる基礎的条件が備わり、草花の生産コストが相応に低く、輸出競争のために条件が整えられた。

 この数年、国民生活レベルの向上につれて、中国の草花は多くの家庭に入り、草花の消費額は年平均一六%の率で逓増しており、十二億の人口を擁する中国が限りない潜在力を持つ草花消費市場であるのは疑いないことである。

 

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