中国、老齢者福祉の社会化を推進
中国人口の老齢化過程が速まるとともに老人の福祉サービスの需給矛盾が日増しに先鋭化している状況に照らして、民政部は老齢者福祉の社会化をいちだんと推進する次の五項目の措置を打ち出した。
一、テスト・ケースの経験を総括し、テストの範囲を拡大する。
二、「福祉社会化工作会議」の開催を準備する。
三、国立社会福祉機構の改革を深化させ、政府によるマクロ規制、社会の仲介組織による経営・管理、社会福祉サービス機構による実体化運営という新しい道を模索する。国が一手に引き受け、管理する現象を改め、国立福祉機構が市場に向かい、良質サービスで自己生存、自己発展の能力を増強するよう促す。
四、家庭養老を積極的に提唱し、コミュニティーによる老人サービスを大いに発展させる。
五、全社会の力を動員して、農村在住の老齢の赤軍戦士、烈士の遺家族、除隊軍人に愛の手を差し伸べ、関心を寄せ、生活面の困難解決を助け、二〇〇〇年までに彼らの生活難、住宅難、医療難の問題を根本から解決するように努力する。
『人民日報』