▼シールド線初歩
オーディオ系では「常識」といわれるシールド線ですが、
はっきり言って「ラジオの製作」のバックナンバーを見るまでは使い方も構造もさっぱり分かりませんでした。
私がそうだということは恐らく他の初心者の方もそうだろうと思ったので、
「シールド線とは何ぞや?」というのをちょこっと紹介しておきます。
●シールド線の構造
上図のように信号線をより線が覆っています。
こういう構造を取ることでノイズの侵入を軽減出来る……らしいです。(^^;
詳しい理屈はよく分かりません。何となくは分かるのですが説明できる程の確証もないので……
●線の処理
ちょっと長めに被覆を剥いておいて、外側のより線をねじって一本の線状にします。
はんだめっきをして完成です。
●シールド線のはんだ付け
シールド線のはんだ付けの原則を説明します。
付ける先は、
信号線→入力先
外側のより線→GND(0V)
です。
この原則を押さえておいて、あとは普通にはんだ付けするだけです。
いろいろ書きましたが、あまり心配しなくても結構適当で何とかなると思います。
私もアンプの試験動作の時はみの虫クリップでスピーカーと繋いで、鳴ったのを見て一人感動していましたので、
シールド線でなくても特に問題なく仕上がると思います。
だから、シールド線を使わなくても鳴るところを、さらなる品質を求めてやっていると思えば
別に失敗なんて怖くはありません。失敗したってみの虫よりは良いわけですし(笑)。
という訳で頑張ってみてください。割と簡単で拍子抜けすると思います。
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忙しいので大分説明が走りましたが、また暇が出来次第改訂したいと思っています。
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