| よく、「ソフトウェアが無いとパソコンはただの箱」と言われていますが、実際そのとおりであり、文章を入力したければ、ワープロソフト、インターネットをしたければブラウザが必要です。これらのソフトウェアがなければ、パソコンなんて電源を入れても「ピッ!」と音が流れるだけの鉄の塊になってしまいます。これらの重要なソフトウェアとハードウェアを裏側で制御し正しく動作させているのがOS(オペレーティング・システム)と呼ばれている、今から我々が開発しようとしているものです。 パソコンというものは、CPUとメイン・メモリ、HDそして入出力装置というのが基本的な構成です。これらの装置はもちろん機械なので、「0」と「1」すなわち電気が「流れている」「流れていない」の2つしか判断できないのです。しかし、この「0」と「1」を組み合わせることによって、”足し算をしろ”とか”HDにDEMO.TXTという文章を保存しろ”といったような命令になるのです。この「0」「1」の羅列を機械語といいます。読んで字のごとく機械の言葉です。これは我々がフランス語やドイツ語がわからないのと同じように我々には読めないけど読める変人もいる程度に考えてください。普通は読めません。しかし、この「0」「1」が理解できないのでは、高価なパソコンが鉄の塊になってしまいます。そこで、少しでも読みやすくするために、機械語の1命令(例えば0101011101110111)に対し1つの単語(MOV[移動しろという命令])を当てはめて新しい言葉を作りました。そうしてできたのがアセンブラ言語です。これはあくまで人間がかってにこうしようと決めただけなので、MOV ナントカ・カントカ と入力したところでパソコンは動いてくれません。そこでアセンブラ言語を考え出したのと同時に人々はアセンブラ言語を機械語に翻訳するアセンブラと呼ばれるソフトウェアを開発したのです。これによって今まで「0」「1」で開発していたワープロソフトなどが、MOV ナントカ・カントカと人間が読みやすい形で書けるようになり、コンピュータ業界は目覚しい発展をとげるのでありました。 めでたしめでたし・・・・ ・・・しかし、人間という生き物は欲深い生き物で、「なんでいちいちFD装置を制御するプログラムを書かんといかんねん。わては、ワープロの機能を作るのに専念したいねん。」と、 こうなったわけですね。 そこで、オペレーティング・システム(以下OS)が開発されました。OSは基本的な機械へのアクセスを命令化したり、ファイルの管理を変わりにすることによって、人々のパソコンライフを非常に便利にしていったのです。また、時を重ねることによって、大きなメモリや新しい入出力装置を次々と管理下に治めていくのでした。こういった背景から今やOSは我々にとっても、ソフトウェアにとってもなくてはならないものになりました。 |
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