皆さんこんばんは。
今日はゴンの母親の事について、そしてポックルの存在意義について考えていきたいと思います。

■ゴンの母親

まずはゴンの母親。
今までゴンの母親がサトツさんだとかヒソカだとかポンズだとか色んなのを見てきたんですが、今回はそういった個人を特定するのではなく、もっとおおざっぱに。

結論から言って、ゴンの母親は幻獣ではないかと思うわけです。

いくら野生で育ったからといって、あの年齢であの身体能力はちょっとおかしい所があるように思えます。

そしてあの驚異の回復力。
カナリアに打たれまくっていた時といい、洞窟でヘビに噛まれまくっていた時といい、ギド戦の時といい、ちょっと異常です。
カナリア戦の時には緑色の血を流していたし。

そして今思うと、あのコンがなついていたのもゴンに流れる幻獣の血がそうさせたのかも知れません。

ゴンはその純粋っぽい感じにダマされそうですが、実に狡猾で、したたかな少年です。
そんなゴンにコンが簡単になつくのもおかしいと思っていたのです。

そしてハンター試験・最終試験。

ここでもなぜかゴンは上位にランクされます。
身体能力では恐らく下の方だったでしょう。
自分は恐らくゴンの「幻獣値」がポイント高かったのでは？と思います。
つまりハンターの資質、その中でも幻獣ハンターの資質が高かったのでは、と。
「幻獣は幻獣を知る」、と言うことなのです。

あと、余談ですが幻獣と人間のハーフというのは純粋な人間の子どもよりも能力が格段に高い子どもが生まれやすいのかもしれません。
スーパーサイヤ人しかり、俺屍しかり。

コミックスなどの中でゴンが時々犬化しているのも要チェックです。
母親は犬っぽい幻獣なのかもしれません。

■ポックルの存在意義

自分が思うに、ポックルは最初はすぐ消えるちょい役ではなかったかと思うのです。
それが最終試験まで残り、そしてハンター試験にさえ合格。
しかもポックルの顔の変遷を見るに、明らかにこすずるい顔→かわいらしいっぽい顔、となってる気がするのです。

そして最大の謎。
「なぜいきなりハンター試験が終わって『俺は幻獣ハンターになる』と言い出したのか」

これが何故かわからないんですよねぇ。
まぁ弓矢を持ってるからそういった系統のハンターを目指していたかもしれないというのは考えられます。

しかし何故魔獣とかではなくいきなり幻獣という言葉が出てくるのか。
そして、なぜわざわざゴン達に言ったのか。
ハンゾーですら、自分が何ハンターになるとか、隠者の書の事とかゴン達には言ってません（トンパには隠者の書の事は言ったけど）

これはつまり、ポックルが今後再登場する際の伏線だと思うわけです。

恐らくポックルは今後幻獣ハンターを目指すに当たって、ゴンの母親（幻獣）と何らかの関わりを持つことになるのです。

ひょっとしたら幽白における雪菜のように監禁みたいなのをされてるのかもしれません。
幻獣にとってはそういうのも多々あることかと思います。
そしてそれに気づき、救出をもくろむポックル！
しかしやはり組織の力に立ち向かうにはうんこポックル一人の力では無理無理で返り討ちに会うわけです。

しかしその前にポックルはゴンの母親から、ゴンが自分の息子らしいという事を知り、連絡を入れようと思います。

今思えば、「ゴンからジンの写真をもらい、捜索の協力を約束したこと」「ホームコード云々」はこの伏線だったのかもしれません。

つまり、ゴンの母親はジンさんの写真を見て、驚き、ポックルは事実を知る訳なのです！
恐るべし重要キャラだったのだ！ポックルは！（死ぬけど）

富樫先生は恐らく、ハンター最終試験までこの役目をボドロにするかポックルにするか迷っていたのかもしれません。
そして「ポックルの方が人気でそう」「ボドロはネテロとキャラかぶってる」などを理由にポックルに赤紙を出したのでしょう。
その結果、ボドロはキルアに殺され、そしてポックルの美形化が進んだ、と。

ひょっとしたら最終試験で死んでいたのはポックルだったかもしれないのです。
ポックルよ、今後は話の展開のためにゴン母（幻獣）を見つけてかっこよく死んでくれ・・・。

安心しろ、ポックル。その後はハンゾーを仲間に加えたゴン達がゴン母救出を果たしてくれるさ。
安らかに眠りたまえ・・・。