9/12 もしも打ち切りでなかったら・・・
ライジングは残念ながら、一度、連載をうち切られました。
皆さんもご存じの通り、ガウェインがマーリンのおっさんについて、渡米・・・って最終回です。
(ひょっとしたら最近の読者はこの事実を知らないかもしれないですね)
一回切られて再開したから今のライジングになっているのは当然です。
もしも切られて無かったら今の展開とは違った展開になってたでしょう。きっと。
リーベルとかライザーとかの出る学園編ではなかったでしょう。
登場人物も今より少なかったかもしれません。
ひょっとしたら、「うち切られて再スタートしたからこそライジングは面白くなった」という人もいるかもしれません。
まぁ打ち切り前から面白いと感じた人が居たからこそ連載復活の希望が編集部に寄せられたのだけど。
自分も打ち切り前のライジング、好きでした。後のももちろん好きだけど。
「もしもうち切られてなかったら(そのまま続いてたら)ライジングは一体どんな展開になってたんだろう。」
皆さん、思ったことありませんか?
うち切られたことも含めて今の結果がライジングの全てなんだから「もしも」なんてのは不毛だ、と思う人もいるでしょう。
しかしそんな事いってたら妄想は成り立ちません(笑)
そんなわけで前置きが長くなったけど、勝手な妄想を申そう。
■猿仮面登場まで
さて、打ち切り前のライジングの展開。
猿仮面登場までは本来の展開だと思います。
猿仮面が登場したのは、きっと打ち切り決定後、なのでしょう。多分。
つまりそこからが「もしも打ち切りでなかったら・・」の展開の続きだと仮定します。
■もしも!
さて、大会に出たガウェイン(とランスロット)。
ガウェイン初の試合ですが、結構長いこと描かれます。
ガウェインのスーパーショットがあったり、裕美子のサービスショットがあったり。
霧亜を初め、大人連中は驚きの連続。
余裕があれば、迎田のプレーなんかも披露されるのでしょう。
そしてゴルフの基礎知識みたいなのが一つ一つ読者に提示されていくのです。
大会は結局、一位ランスロ、二位裕美子、ガウェインは結構下の方に行くのかと。
ゴルフではランスロに勝てないと知ったガウェインは、精神的攻撃でランスロを倒そうと考えるのであった。
■小皇女カジェリ
そこでガウェインは考える!
ランスロの大切なモノといえばカジェリだ。
ガウェインはカジェリの誘拐を計画する。
これには、ランスロを独占したいと考える胡桃、そしてライジング内での男性ファンを独占したいと考える霧亜も加担する。
病院からつれさられ、西野邸で監禁されるカジェリ。
霧亜「ほらっ!ここ、まだゴミが残ってるじゃないの!しっかり働きなさい!」
とか、
胡桃「私のランスロット様を独り占めしようなんて。この泥棒うさぎがっ!」
とかいじめられるのです。
さて、一方カジェリが突然の失踪、精神的支えを失い、滅入るランスロット。
ランスロット「ああ・・姉さん・・うさぎは寂しいと死んでしまうんだ・・・」
などと、精神的にもおかしくなってきます。ひげとかもボウボウに。
影でガウェインはほくそ笑み、
「クックック・・お前ももっと壊れるべきなんだよ・・・俺と同じくらいにな!」
などとガリガリプニプニするのです。
耐えきれなくなったランスロは、カジェリ捜索を警察に任せるだけでなく、自分でも捜索するように。
■聖闘士カジェリ
ランスロ「姉さん・・あなたが姉さんなんでしょう?」
魔鈴「いえ、星矢。私はあなたの姉さんではないわ・・・」
などという展開なども織り交ぜつつ、話はクライマックスに!
そしてカジェリを遂に発見!
迎田「部長!カジェリさんを発見しました!場所は西野邸です!」(もっと早く気づけよ)
さあ、霧亜邸に乗り込むのだ、ゴルフ部一行よ!
なんと、カジェリはでっかいツボのようなモノに入れられており、24時間以内に助け出さないと出血多量で死ぬらしい!
最初の門にて立ちはだかる霧亜。
「ここは通さないわよ、ランスロット・・」
新山・古山「部長、ここは俺達に任せて早く先に!」
ランスロ「すまない・・よし、行くぞ迎田!」
迎田「二人とも、死ぬんじゃないよ・・」
みたいな展開になるのでしょう!
途中、迎田が胡桃との戦いで異次元に飛んでいったり、ランスロが「エクスカリバー」を会得したりしながらラスボスガウェインとの戦い!
ガウェインはゲーム「ぷにぷに」を主力に広島銘菓「おっぱいまんじゅう」などの多角経営をしていくも、倒産。
遂にカジェリは助けれたのでした。
めでたしめでたし。
・・・・・とまあこんな展開になっていたのかもしれないのです。
「そんなのあるわけないじゃん、このイカレ妄想野郎が!」
と思ってるあなた。世の中に「100%ない」と言うことはないのです。
怖いですねぇ。恐ろしいですねぇ。
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