LastUpdate02/04/02
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ホンの本の紹介

今まで読んだ本の中で面白かったやつ、わかりやすかったやつなどをコメント付きで載せています。何かの参考にでもしてください。

数学一般

◆数学入門(上・下) 遠山啓 岩波新書

数学(算数)の先生になるのであれば、ぜひ読んでおきたい本です。小学校から高校までの数学の内容が、歴史的背景を踏まえながらかかれてあります。学校でやってきた数学とは一味違った数学ではないでしょうか。ちょっと長めで読むのがしんどいですが、かなりためになると思います。

◆いかにして問題を解くか G.ポリア 丸善出版

学部の4年のときにレポートとなった本です。問題解法としての数学を重点にかかれてあります。別に受験数学のための本ではありません。「数学ができる」といわれる人たちはこの本に書いてあることを無意識にやっています。特に変なことが書いてあるわけではありませんが、無意識にやっているだけにそれを他の人に伝えるのが一苦労です。きっとこの本がそれを解決してくれるでしょう。

◆モノグラフ公式集 矢野健太郎・監修 春日正文・編 発行所―科学新興新社 発売元―フォーラム・A

高校レベルまでの公式集です。大学生になってから買いました。単なる公式集ではなく、証明などもかなり詳しく書かれてあり、いまだに使っています。手元にあると便利な1冊です。でも、高校生がもつような公式集ではない気がします。

◆数学セミナー 日本評論社

数学の月刊誌です。数学に興味はあるけど、一体どのような分野があるのか良くわからない人にはぜひ毎月買ってほしいです。レベルはさまざまですが、数学の世界がどのようなものであるかを知るためには良いでしょう。読むときのポイントは決して書いてあることをすべて理解しようとしないこと、わかるところだけ読むことです。時々バックナンバーを読み返してみると、以前は理解できなかった記事が理解できるようになっていたりしてちょっとうれしいです。数学科にきた学生はぜひ1年生の段階から買っておくと良いでしょう。

◆4次元の林檎 大上丈彦 荒地出版社

◆数学プロムナードT、U 古川昭夫 SEG出版

◆多項式のラプソディー 西山亨 日本評論社

◆数と図形 H・ラーデマッヘル+O・テープリッツ著 山崎三郎+鹿野健訳 日本評論社

微分積分学・解析学

◆SEG微積分ノート 古川昭夫 SEG出版

一応高校生(大学受験)用に書かれた参考書ですが、大学教養レベルにも通用するでしょう。むしろ、普通の高校生には無理だと思います。しかしながら、大学生なら結構読むことができるのではないでしょうか。高校数学と大学数学の良い橋渡しの本だと思います。また、解析もしくは微積分学の初学者にとってもわかりやすい本だと思います。高校の教員を目指している人ならぜひ読んでほしい本です。

◆微分積分12章 難波誠 日本評論社

こちらは大学生用の本です。あまり厚くないですが、微積分に必要なことは一応網羅されています。学部の1、2年生向きかな。微積分の最初の1冊にはちょうど良いのでは。当然この1冊で終わらせるのは無理で、もっとレベルの高い本を読みましょう。

◆解析入門 田島一郎 岩波全書

◆数論的古典解析 M・ケッヒャー著 長岡昇勇・訳 シュプリンガー・フェアラーク東京

◆解析教程(上・下) E.ハイラー/G.ワナー著 蟹江幸博・訳 シュプリンガー・フェアラーク東京

◆解析概論 高木貞治 岩波書店

◆微積分の意味 森毅 日本評論社

微積分の啓蒙書と言うところでしょうか。そんなに高級なことは書いてありません。別に簡単であるということではないのですが。読んでおいて損はしないと思います。むしろこういった本を読まないで微積分を使ったり教えたりするのは寂しい気がします。

線形代数学

◆線型代数学 佐武一郎 裳華房

「線型代数といったらこの本」というくらいその道では有名な本です。かなり詳しくわかりやすく書いてあります。もっともすらすら読めるわけではないですが、他の線型代数の本に比べると格段に詳しいです。線形代数学を真面目に勉強しようとする人はぜひ買っておくべきでしょう。

◆線形代数概論 南部徳盛 近代科学社

◆基礎線形代数 洲之内治男 サイエンス社

代数学

◆加群十話 堀田良之 朝倉書店

◆代数学への誘い 佐武一郎 

幾何学

◆幾何学(上・下) H.ケネーラー著 金井省二/秋葉繁夫・訳 シュプリンガー・フェアラーク東京

◆幾何学の散歩道 Peter Frankl・前原濶 共立出版株式会社

その他

◆入門組合せ論 ラスロウ・ロバース他著 秋山仁+ピーター・フランクル 翻案 共立出版株式会社

僕の2つ下のゼミ生が読んでいる本です。僕もそのゼミに参加しています。題名からもわかるとおり「順列・組合せ」のお話です。グラフ理論のことなども書いてあります。どっかの国の(結構レベルは高めの)高校生用に書かれた教科書を日本語訳した本らしいです。そんな訳で一応高校生でも読めるはずですが、結構難しいです。学部生にとってはすらすら読めるような本ではないみたいです。個人的には結構好きな本で、面白いと思います。高校の「順列・組合せ」では物足りなかった人は読んでみてください。

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