日田は流れに沿った古くて美しい白い町。
一角の豆田町は、さらに趣深く、佇まいは懐かしさがいっぱい、
町並みの中の土鈴屋さんも昔のまま、お正月用に素焼きの「梅土鈴」を求める。
秋色の日田を一望出来る小高い丘の「風の館」にて昼食・・・・
朝の6時半には、自宅に居たのに、お昼には九州に居る・・・
さらに、湯布院へ・・・
朝霧の中の湯布院と由布岳やまなみハイウエイから
年来憧れた白秋の故郷、水郷柳川へ 船下り、どんこ舟の船頭さんは、柳川育ちの81歳・・・・九州言葉ものどかで、素朴、 水郷巡りはゆったり・・・2時間、秋晴れの空と水辺のゆかしい風景・・・ 時を忘れて満喫・・・ 白秋の生家も訪れて・・・・ 気ままな道連れ4人・・・「子供時代」も沓かなこと・・・ 「・・・・・・故郷やそのかの子ら、 皆老いて遠きに、何ぞ寄る童(わらべ)ごころ」北原白秋「帰去来」より
私の郷里柳河は水郷である さうして静かな廃市の一つである 自然の風物は如何にも南国的 であるが 既に柳河の街を貫通する数知れぬ溝渠のにほひには 日に日に廃れてゆく旧い封建時代の白壁が今なほなつかしい影を映す北原白秋「思ひ出」より