「北の旅」

9月22日 快晴! 名古屋空港より旭川空港・・・

旭川から留萌を経てオロロンラインを北に向かう・・

オロロンと鳴く鳥棲む島沖に見て 北に走るよ旅のバス

ゴメ群れて番屋の浜の秋夕日

稲作の北限を知るここ「遠別」

寂しきは北の浜辺の苫屋の廃屋

日本海を見渡す「鰊番屋」

北に来て十六夜の月なおさやか

9月23日 稚内よりフェリーで利尻島へ

藍は海薄藍は空秋利尻

利尻なる沼はいましも雨上がり・・風ひとつ無し水面鏡に景を映す

利尻の岬にて・・・いけすに遊ぶごまちゃん達

午後、礼文島へ

緑色ビロード纏う緩い丘・・海に浮かべる夢の島礼文

岬訪ねて又岬サハリン見えた海馬(トド)棲む小島も

ここだけに穴あき貝殻うち寄せる礼文の浜辺船泊(ふなどまり)

北海の闇の一光照漁船

9月24日礼文から再び稚内へ

野寒布(のしゃっぷ)の岬に続く稚内 

昭和を語るサハリンの風が吹いてる長い街

「のしゃっぷ」とう アイヌの語り「波の砕け散るところ」

稚内から宗谷岬へ・・さらに知床へ・・

藻が遊び昆布寄り来て透ける海 ここは最北 宗谷の渚 


「流氷」のこと・・ 自然で美しく心惹くものはそこに住む人には厳しいもの・・・

サロマ湖は海のふところ・・・命育む長きみずうみ     

クッチャロ湖水面静まり今はただ 旅の水鳥待つのみにして    

「廃屋に 風の棲みつく 秋の翳」宿の投稿句
秋雨の 露天に浸かる 北の旅          

9月25日・・知床岬へ・・

知床一湖
知床の白樺の森過ぎる時 えぞしか母子が見返り見送る      

バス渡る橋の下なる川瀬にも・・鮭が踊りて遡上の季らし     

網走の塀の外なる疎水にも・・鮭鱒競う遡上の水音     

知床から網走へ・・女満別空港から・・帰途

読めなかった北海道の地名            
忍路(おしょろ)花畔(ばんなぐろ)濃昼(ごきびる)晩生内(おそきない)
一己(いちやん)比布(ぴっぷ)安足間(あんたろま)咲来(さっくる)
興部(おこっぺ)止別(やまべつ)音調津(おしらべつ)旅来(たびこらい)
分遣瀬(わかちゃらせ)火散布(ひちりっぷ)穂香(ほにおい)


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