![]()
「糺の森」は下鴨神社を擁する杜・・
京の北東、高野川の支流が小川となって楡科の樹木の森の中を流れ・・
穏やかな景色を醸している・・
・・流れに沿う白砂の道を遡ってゆくと・・・・下鴨神社の門に至る・・

冬の糺の森

「葵祭」開催の舞が奉納される下鴨神社「舞殿」

偶然、公開されていた「大炊殿」・・・平安時代の貴族の台所・・・・・
神社の本殿脇を流れる御手洗川(みたらしがわ)は・・
その昔、斎宮が選ばれると御手洗川で禊ぎの儀式が行われ、
そのあと・・斎宮行列を整え・・伊勢神宮へ出発する・・・
・・「みたらしだんご」の由来・・・
大炊殿にはみたらしだんご製造の素朴な道具が展示されていた・・
御手洗川がルーツだったのだ・・
![]()
菅原道真を祀る・・学問の神様・・梅の名所・・
本殿はもとより・・たくさんの燈籠・・小さな社・・撫で牛などが点在する・・
境内そこかしこに・・夥しい梅の樹・・折しも咲き始めた花の香りが漂う・・

天満宮「蝋梅」
![]()
JR 京都駅内・・京都グランビアホテル15Fの「京都劇場」にて・・
![]()
・・1905年・・パリオペラ座のステージ・・
オペラハウスのオーナーがその所有物をオークションにかけているシーン・・
その中のひとつ豪華なシャンデリアを覆ってたベールが取り払われた時・・
厳かなパイプオルガンの響きと共に・・
シャンデリアが漆黒の宙に吊り上がってゆく・・
オペラ座を舞台にしたこの豪華絢爛な悲劇のステージの始まり・・・
![]()
音楽、色彩、ロマン、歴史、心、ドラマ、風俗、幻想、・・
隙間無く絢爛に展開される・・美術、芸術・・・
目も耳も心も・・ただただ・・ステージに吸い込まれてしまった3時間・・
ここ数年・・忘れてた感動だった・・
又、いつかこんな感動に出逢いたいと強く思うようになっている・・・

![]()
雪もよいの日・・大原バス停近くになると・・乗客も少なくなる・・
大原はのどかな山里・・・点在する・・歴史ロマンのおもかげ・・
観光客もまばら・・大原の道を心ゆくまで・・散策・・・


三千院・・「往生極楽院」
![]()


法泉院・・「額縁庭園」
京の町中の神社が・・雅で「動」に対して・・・
大原の社は何処も・・地味で「静」・・
出家隠遁の里だったのだろう・・
いにしえ人にも・・浮き世のストレスがあって・・
心癒される場所を求めたのだろう・・
大原の豊かな自然を取り入れて・・更にそれを「美」に昇華させて・・
受け継がれている・・大原・・
![]()

寂光院・・山門
寂光院・・木戸側の庭

![]()
「山里は物のさびしき事こそあるなれども、世のうきよりは住みよかんなるものを」とて、おぼしめしたたせ給ひけり。
法皇夜をこめて大原の奥へぞ御幸なる。しのびの御幸なり。
・・・西の山のふもとに一宇の御堂あり。即ち寂光院是なり。
ふるう作りなせる前水、木立、よしある様の所なり。
・・・女院の御庵室を御覧ずれば、
軒には蔦槿(あさがほ)はひかり、信夫まじりの忘草・・・
後生菩提の為には、悦とおぼえさぶふなり。
忽ちに釈迦の遺弟につらなり、忝なく弥陀の本願に乗じて、
五障三従の苦しみをのがれ、三時に六根をきよめ、
一すじに九品の浄刹をねがふ。・・・
古典「平家物語」より
![]()
建礼門院が寂光院にお入りになる道すがら・・朧の月の光に姿を映した泉・・
歌を詠まれた滝・・終世お仕えした阿波内侍の墓も・・
おしゃべりに紛れて見落としてしまうほど・・ささやかな景色だった・・・
![]()