２００８年７月９日（水）曇り
かねてより観たかった劇団四季のミュージカル「CATS」のチケットが手に入った、名古屋近郊在住の妹と東京五反田のキャッツシアターへ
１１時半、東京到着、五反田へ、街を歩いていると美味しそう匂いがするお店が・・・
先に食事しようと店の前に立つと同時に後ろはみるみる行列が出来てきた、「絶対食べなくっちゃ！」と姉妹の意志固く、早速入る、名物は「塩味ワンタン麺」
迷わずそれを頂く・・・美味しかった☆
腹ごしらえをして、さてキャッツシアターへ、
キャッツシアターは思ったよりシンプルでモノトーン
観客席、ステージが一体になった円形の特殊劇場
開演、物語は２４匹の猫を人間にしてか、人間を猫にしてかの揶揄、比喩あり、笑い、悲しみ、歓び、友情、夢、懐古、絆、愛、若いCAT、老いたCAT・・・そこに生じるロマンを美しくパワフルに歌い踊り・・ライトと舞台装置をフルに活動させて・・一気にジェットコースターのように展開 そこにエネルギッシュな音楽、歌声がさらに魅了する☆
あれあれと見とれて、胸がドキドキ、ハラハラして・・最後は穏やかな「ジェリクルソング」のパワフルな全員合唱は心を鎮める・・・途中進行曲の「メモリー」もそれぞれのCATによって、伝わるテーマも異なって見て聴く人の心打つ・・・・
かくして、日頃停滞しつつ老境に移行しようとしているマイナーな自分のハートに夥しいエネルギーをCATSから貰ってリフレッシュ感確認！嬉しく会場を後に・・・
雑感 シアターショップで売っているCATSオリジナルオペラグラス（￥５００）はスグレモノ☆、CATそれぞれのメイクやコスチュームが鮮明に見える☆
夕方、予約の上野のビジネスホテルへ、夕食はホテル近くのまぐろ料理店へ、「海鮮丼」と生ビールを・・海鮮美味しく、ビールも美味しく・・・会計に行ったら何と！！生ビールサービスに姉妹は感動☆
かくして夕食代二人で￥２０１０なり・・・・ラッキー☆
翌、ホテルは浅草通り近く・・・では浅草寺へ行こうと浅草通りを歩く、
途中、何や心引くお店が・・・このがらくた店が姉妹の足を止める。
しげしげと物色する中アコーディオンケースが二つ、そのひとつは「バンドネオン」らしい・・
「音の出るもの何でも好き」な妹は心動かされる、果たして中身のバンドネオンは昭和４０年代ヤマハ製
使って無いらしくて、肩ベルトの革だけが老朽、スッと蛇腹を引くと・・美しい音♪
妹は欲しくなったらしい・・「おいくら？」「一万円」「・・・・ムゥ」・・・少し奏でてみて・・
やっぱ欲しいらしい・・店主「八千円です」商談成立☆
バンドネオン
嬉しい買い物は猫（CATS）がもたらした幸運、とは妹曰く・・・
浅草寺へ着いて仲見世をウロウロ物色、まだ早いのに人出は多い・・・そんな人出の中「ほおずき市」とプリントされたレジ袋に入ったほおずき鉢を持つ人が目につく・・・この日は年一度のほおずき市の日であることを知らなかったし、会場が浅草寺境内であることも知らなかった・・まさしく猫（CATS）の僥倖、
お参りあとは「ほおずき市」へ
ほおずき百年分ぐらいの量のほおずき屋台を飽きることなく見廻る・・・江戸って感じだ、それはほおずきではなく屋台の人々が・・・・ほおずきは￥２５００、協定らしい、それに風情の江戸風鈴がついている・・・・
それと、この日は浅草寺の「四万５千日」法要と「雷除け」法要の日でもあったのだ、荘厳な方丈では大勢のお坊さんが唱える「般若心経」の声明恭しく響き渡って、改めて姉妹は畏れ多くなり再々お参り・・・
「四万五千日」とは四万５千回お参りしたことになる功徳、３６５日で割ると１００年以上毎日お参りしたことになるのだ・・・びっくり！
再び仲見世やその露地を徘徊・・・１０年程前夫と来た時に屋台で大きな鍋で天ぷらを揚げて、粗末な丸椅子とデコラのテーブルで出されていた「天丼」のお店は立派な和風天ぷら屋に建て替えられ、そこに行列が出来ていた・・・全て露地も前来た時より立派で美しく清潔になっていた・・
浅草寺を後にして次ぎは「猫がよこぎる下町風情」谷中へ・・・
台東めぐりん号へ乗る
今回猫巡りとていささかの下調べはしてきたのだが・・谷中は広いのです、マップの猫の居る道も猫の店も古い露地の景色もお寺も一時間半ほどでは歩き回れる範囲では無いことが解った・・・
たしかに、谷中はお寺たくさん、あちこち細い露地が入り交じり坂を上がったり下がったり
目につく景色も下町風情たっぷり、懐かしい、そして静か・・・ここが都心？
少し歩き疲れて、猫の居るコーヒー屋さんで一休み、猫雑記帳などあり、猫好き人々のメッセージなど読んで・・
再びめぐりん号で不忍池へ・・・
不忍池は一面蓮、蓮、蓮、蕾もたくさん、もう少ししたら蓮満開の景色だろう・・
六角堂、弁天様お参りして、池を一周散策・・・木陰が多くホッとする公園、
猫が多い・・野良猫なんだろうけど、捨てられた兄弟仔猫もいて、ちょっと心複雑★
夕日が射し始めた上野駅まで歩いて、帰途・・・
江戸風鈴と帽子を思い出に・・・仲見世で帽子？って・・・
気に入ったモノに出会うのが旅☆
