コラテラルダメージ
(2002) ★

監 督 アンドリュー・デイビス 主演 アーノルド・シュワルツェネッガー

「コマンドー」でよかったんだよ。
家族を殺された男が怒り狂ってバズーカ抱えて敵のアジトに乗り込んで、
ドンパチやって終わりでいいじゃないか。
ヘンに行儀のいいテーマを前面に出そうとするから、映画としての爽快感を失うんだ。
アクション映画だろ?これは。
それにしてもシュワはすっかりおじいちゃんになっちゃったな。


ブレイド2(2002) ★ ★ ★ ★ ★

監督 ギレルモ・デル・トロ 主演 ウェズリー・スナイプス

ストーリーがほとんど皆無と化したおかげで、テンポが良くなった。
これは実に正しい。前作は正直たるかった。
問題は、最後のアクションに至る動機付けが弱くなってしまったこと。
前作で友の死や、お母ちゃんといったネタをやってしまっているので、しょうがない部分もあるが、
とはいえやはり、ピンチになってからのパワーアップこそがヒーローモノの最大の見せ場であるはず。
そこにロジックはいらないが、感情が必要なのである。
特に最終決戦となるアクションは感情でやるものだ。
悪役がいまいち魅力的でないのも、感情的な盛り上がりに欠ける一つの原因であろうし、
テンポは良くなったものの、全体的に平板になってしまったこともマイナスポイント。
しかし、それを補って余りあるのが、ヴァンパイアプロレス。
このばかばかしさで、無理矢理テンションを上げさせられてしまった。
あとはもうウェズリーがかっちょよけりゃそれで良いのである。
前作で不満だった、スプラッタが増強されたのも良い。
地下の映像含め、おどろおどろしい感じは、さすが「ミミック」のギレルモ・デル・トロといったところ。



ザ・リング
(2002) ★ ★ ★

監督 ゴア・ヴァービンスキー 主演 ナオミ・ワッツ

ゴア・ヴァービンスキーには才能がない。それを自分で知ってか知らずか、
よけいなことはほとんどしてない。
だからこそこの映画は成功したのだが、それのよってそれ以上の面白味を失ったのもまた事実。
それと全体として得体の知れなさを失ったな。ポイントは3つ。
オリジナルが力業で押し切ったのに対して、ある程度の説明を試みたために、
中途半端な印象になってしまった。サマラを見せすぎた。そしてかわいすぎた。
死に顔が人工的な顔になってしまった。オリジナルの顔は想像力をかき立てる顔だった。
映像が小綺麗で格調高くなってしまったせいで、呪いのビデオを含めていかがわしさが薄れた。
怖さに関しては、じめじめした雰囲気はちゃんと作ってるし、ショッカー演出を多用したこともあって、
充分怖い感じにはなってる。ラストの飛び出すサマラも誰がやってもあれ以上にはならんでしょう。
よくできました。及第点あげちゃう。

戸田奈津子がまたしても映画を台無しにしやがった。
60回ぐらい死んでくれ。


恋に唄えば(2002) 

監督 金子修介 主演 優香

アイドル映画とは、そのアイドルのどの時代をどうやって切り取るか、それが全てである。
この前提がクリアできていれば無条件で★ ★ ★。アイドル映画とはそういうものだ。
水着をやめた優香は★。
アイドル映画はそのアイドルがアイドルだった時代に作りましょう。



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