ウルトラマンレオ第19話
見よ!ウルトラ怪奇シリーズ
よみがえる半魚人


−半魚人ボーズ星人登場−

青い空、ポプラ並木に時計台、すずらんに浜茄子、楽しい夏休み。
しかしゲン達を待ち受けていたのは恐怖の伝説であった。北の海で伝説と戦うゲン。その伝説とは?
北海道シリーズ第1弾!みんなで観よう!ウルトラマンレオ!

船の上。輪投げをしているトオルとカオル。そしてそれを見ている百子。 その時、百子の後ろに近づく白い影。その手が百子さんに迫る。
百子「きゃああっ!おおとりさん、助けてぇ!」
輪っかを投げつけるトオル。
ゲン「参った、参った、ははははは!」
白い影はゲンだった。シーツを脱ぎ去るゲン。
カオル「お兄ちゃん!」
百子「まぁひどい!おおとりさんったらもう許さない!」
ゲン「怒らない怒らない。夏におばけはつき物なんだからな、ははははは」
百子「知らない!」
トオル「北海道にもお化けっているの?」
ゲン「うーむ、そこまでは調べてなかったなぁ」
カオル「私知ってるわ。おおとりさんったら北海道のことばーっかり調べてたもの」
百子「本当?」
ゲン「言ったな、こいつぅ!」
百子「でも、どんな食べ物があるの?」
ゲン「うーん、今の季節だったらとうもろこしがまず一番、つぶ貝、沖貝、ほたて貝、毛がにににしんに鮭、それから……ジャガイモ!」
百子を指して言うゲン。
百子「まぁっ!もう……」
ゲン「はははははは!」

暗い海岸、一人の男がひっそりと釣りをしている。
釣り針にかかったのは何と半魚人だった!男は驚いて半魚人を棒切れで殴り殺す。
>
浜についたゲン達。
ゲン「ああっ、やっと着いた。何たってここまでくれば海はついてる」
百子「でも、海岸に人がいないと何だか海水浴の気分が出ないわ」
ゲン「ぜいたくいったなぁ。……東海の糸瓜の磯の白砂に我泣き濡れてジャガイモとたわむる」
またもや百子を見ながら言うゲン。
百子「まぁっ!言ったわね!もうっ!」
などと楽しそうな二人だが、そこにトオルとカオルと連れた男がやってくる。
漁師「コラァっ!この子らはあんたらの仲間だね?」
ゲン「はい…あの、何か?」
漁師「この村に来たからにはこの村の掟を守ってもらわにゃ困る!盆の間、殺生は控えてもらわにゃ。この海で魚を獲ろうなんざとんでもねぇ話だ!海坊主の祟りとなったらあったらどうしてくれんだ!?」
ゲン「海坊主…?」
漁師「おうよ。盆にこの海で魚を獲ると海坊主が出るって言い伝えがあるんじゃ!盆に殺生せぬはこの村の掟じゃ!」
トオル「そんなのずるいよ、おじさん!」
漁師「なにぃ?このワシが嘘を言うたとでも思うのか!?この先の大狩川ではな、昔はアキアジの大群が押し寄せてきた」
ゲン「アキアジって?」
漁師「皆知ってる鮭じゃ。それが今ではどうじゃ。掟を破ったものがいたおかげで年に数えるほどしかとれなくなったんだ!どうかこれ以上、海坊主を怒らせるのをやめてくれ!」
トオル「心配ないよ。おおとりさんはMACの隊員なんだよ。海坊主なんてイチコロだよ。そうすれば魚が来るよ」
影で少年がその様子を見ていた。
少年「MACの人か…」

浜辺で遊ぶゲン達。
そこへさっきの少年がやってくる。
少年「お兄さん。お兄さんは本当にMACの人かい?」
ゲン「ああ、君は?」
少年「カズオって言うんだ。もし海坊主が現れたらやっつけてくれる?」
ゲン「海坊主って…」
トオル「心配ないよ!何てったっておおとりさんはすごいんだから!MACの中で一番優秀なんだぜ?」
ゲン「こいつぅ!」
カズオ「そうかぁ、よかった」
そこにさっきの男が来る。
漁師「カズオぉっ!」
カズオ「あっ、おじさん」
漁師「何でお前そんな事をききにきたんじゃ。はーん、お前のとこの父ちゃん、漁をしとるんじゃな?」
カズオ「違う!違う!そんなことはしとらん!」
漁師「本当か?嘘を言うと承知せんぞ!」
カズオ「………」
後ずさって逃げるカズオ。
漁師「待てぇっ!」
ゲン「待って下さい!どういうことですか?それは」
漁師「掟は掟じゃからな。守らにゃいかん」
ゲン「………」

海辺を走るカズオ。
突如雷鳴が轟く。そして浜辺には海坊主が。
カズオ「海坊主だ!海坊主が出たよぉー!」
カズオは急いで家に帰る。
カズオ「父ちゃん!海坊主だ!」
父「なにぃ?」
カズオ「俺見たんだ!浜で!」
父「そんなバカな。海坊主がこの世にいるはずがない!海坊主は俺が夕べ……」
激しくなる雷鳴。
カズオ「ほら!はら、逃げた方がいいよ!早くにげないとやられちゃうよ!」
物陰に隠れるカズオ。そこに海坊主が来てカズオの両親を殴り倒してしまう。
カズオ「助けてぇー!海坊主だ!海坊主だよぉ−!」
その声をきいて村の人達は家の中に閉じこもる。カズオに右腕の鞭で襲い掛かる海坊主!
そこにゲンが駆けつけ、激しい格闘戦の末、海へ追い返す事に成功した。
しかし、カズオの両親はすでに息絶えていた。
カズオ「母ちゃん!父ちゃん!母ちゃん!……母ちゃん……うううっ……」
両親の死体にすがるカズオをゲンは悲痛な面持ちで見つめるのだった。

寺。門前にはMACカーが停められている。ダン、佐藤、白土。そして寺から戻ってきた梶田。
梶田「隊長!」
ダン「どうだった?」
梶田「これを和尚から借りてきました」
ダン「うむ」
巻物を受け取るダン。そこには海坊主の足跡が。
梶田「今から100年前にも同じ事件がこの村に起こったといい、現場に残っていた海坊主の足跡だそうです」
白土「おい、海坊主は100年も生きてるのか?」
ダン「これはボーズ星人のものに間違いない、夕べの足跡と比べてみろ」
梶田「はい!」
「行こう!」
MAC隊員達は去ってゆく。
それと入れ違いにMACスーツに着替えたゲンが来る。
ゲン「隊長!この村の人達はひどい。自分達の仲間が目の前で殺されかかっているのに誰一人助けようとしないんです!」
ダン「お前は他人の力を借りて戦おうとしていたのか?」
ゲン「違います!隊長、今日だって一人ぼっちになってしまったカズオ君に誰も同情すらしないんですよ?」
ダン「村の掟だ」
ゲン「冗談はよして下さい!そんな掟はなくしてしまうべきです!」
ダン「ゲン!お前は星人を逃がしてしまったんだぞ。お前のやるべき事はただ一つ」
ゲン「隊長!」
ダン「星人を倒す事だけに全精力を注ぎ込むんだ。それが容易でないことが今に分かる」
MAC隊員三人が駆けつける。
白土「隊長!100年前の足跡と昨日のものが一致しました!」
ダン「そうか、海岸の海岸のパトロールを強化するんだ」
三人「はい!」
ゲン「隊長、それよりMACの潜水艇を出動させたらどうかと…」
ダン「いかん!村人達の反感をかうような方法は避けるんだ」
ゲン「そんな生ぬるい方法で奴を倒せるんですか!?」
ダン「チャンスを待つんだ!星人は100年以上もここに住み着いて村人の心の中に入り込んでいる。いきなり現れた我々を信じ込ませること方が、無理ってもんだ」
梶田「おおとり、隊長の言うとおりだ」
ゲン「奴は伝説を隠れ蓑にして100年もの間、村村を騙し続けてきたんだ!なんて卑怯な奴だ!」
ダン「落ち着くんだゲン。それより海岸のパトロールを強化して、立ち入り禁止にするんだ!」
三人「はい!」

カズオはヤスを研いだりしで海坊主を倒す準備をしている。
カオル「そんなことで海坊主がやっつけられるかしら?」
カズオ「平気だよ。俺は漁師の子だぜ?父ちゃんがこのヤスの使い方を教えてくれたんだ。見てなよ。……えーいっ!」
カズオの投げたヤスは木にまっすぐに突き刺さった。
トオル「あっ、すっげぇー……」
カズオはヤスを抜いて構えると言うのだった。
カズオ「海坊主を倒してやるんだ!」
一方、男も妻と漁の目的でなく船を出そうとしていた。だが、海坊主に襲われてしまう。
そこに駆けつけるMAC。
カズオ「ええいっ!」
カズオのヤスが海坊主を貫く。
さらにゲンの強烈な蹴り、三人のMACガンの射撃もあり、海坊主は海へと逃げ出した。
しかし、男の妻はすでに死んでしまっていた。
漁師「すまん。すまなんだ。海坊主の奴、何もせんわしらまで手を出しよる。 頼むMAC衆、女房の仇を討ってくれ。舟でも何でも要るものは使ってくれ」
ゲン「行こうか」
舟に乗り込もうとするMAC。そこにダンが来る。
ダン「待て!星人は再び現れる。大至急住民を避難させるんだ!」
三人「はい!」
三人に続こうとするゲン。
ダン「ゲン!お前は残れ。星人は今度は巨大化する。そのために必ず倒さねばならん。お前のためにも、MACのためにも失敗は許されん!」
ゲン「はい!」
ダン「俺について来い」

二人は人のいない川沿いにマックカーで移動していた。
ダン「肉を切らせて骨を切るという言葉がある。それがこれだぁっ!!」
ダンはゲンに鞭で襲い掛かる。ゲンは逃げるがやがて鞭を巻きつけられてつかまってしまう。
ダン「俺が星人だったら、今頃お前は死んでいただろう」
鞭を解くとダンは言う。
ダン「今度はお前が俺を撃ってみろ」
ゲン「隊長!」
ダン「いいから撃ってみろ!」
ゲンは言われるままに鞭でダンを巻きつける。
だが、ダンは逆にゲンを巻き込んで吹っ飛ばしてしまった。
ダン「お前が星人だったら……あの星人に勝つ方法はこれだ!」
その時、ダンのMACシーバーに反応が。
ダン「モロボシだ」
「隊長、星人が出現しました!」
ダン「村人は!?」
「全員避難させました!」
ダン「よーし、わかった」

巨大化して暴れまわる星人。
マッキー2号、3号が駆けつけるが、2号は鞭の餌食となって撃墜させられてしまった。
三人は地上からマックガンで応戦するが劣勢である。さらに佐藤隊員が道の脇から落ちてしまう。
そこでゲンが変身する!「レオォォォォーッ!!!」
稲妻が集まり現れるレオ。マックカーでダンが、男とカズオを乗せて現れる。
白土隊員もレオの出現に嬉しそうだ。「レオ!」
鞭の攻撃に苦戦するレオ。
しかし、レオはダンとの修行のように鞭に巻きついてゆき、鞭を根元から切り飛ばした。
そして投げ技、レオリフトで投げ飛ばす。
息絶えた星人は100年の時間が一気に押し寄せてきたかのように青い煙を噴き、骨だけになって爆発した。
カズオ「父ちゃん、母ちゃん、レオが仇とってくれたんだよ」
ダン「行こうか」
三人「はい!」
白土、梶田隊員は佐藤隊員に肩を貸して歩き出す。
梶田「おい、大丈夫か?」
佐藤「痛いっ」

帰るゲン達を見送る男とカズオ。
漁師「おおとりさん、本当にありがとう。何か伝説がなくなってしまうのは寂しいけど安心して暮らせるようになったんだからありがとう」
ゲン「いやぁ…」
百子「カズオ君はこれからどうするの?」
漁師「この子は、わしが面倒を見させてもらいます。幸か不幸かわしらには子供がおらんでしたからな」
ゲン「よかったなぁ、カズオ君」
カオル「うらやましいわ。カズオさんには新しいお父さんが出来たのね」
トオル「カオル、僕達にもお父さんとお母さんがいるじゃないか」
カオル「ええっ?」
トオル「ほら、みてごらん。お父さんと…」
ゲンを見る。
トオル「お母さん」
百子を見る。
カオル「やだぁ、おおとりさんがお父さんだなんて」
ゲン「言ったなぁ、こいつ、ははははは」

ゲン達は舟に乗って新たな地へと旅立っていった。

本編解説

準備中
・ 視聴した感想
ゲンが浮かれまくりなこの話。ジャガイモって何だ?
閉鎖的な田舎の港町。
暗躍する星人。
全体的に何となく薄暗い風景。
独特の空気をかもし出している話ですね。
MACは根強い人気を誇る佐藤隊員初登場。
そしてマックシャークは結局登場せず。
第1話といい、出そうと思えば出せたはずなのに……無念。

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル