ウルトラマンレオ第21話
見よ!ウルトラ怪奇シリーズ
北の果てに女神を見た!


−ノースサタン星人 ニケの女神登場−

君達、女神を信じるかい?ニケの女神。ニケの女神は勝利の女神。
その女神が狙われている。ゲン!一刻も早く探し出すのだ!女神を守るのだ!
北海道の原野を舞台に繰り広げられるスリルとアクション!さぁ、皆で観ようウルトラマンレオ!

正体不明の宇宙船が高速に近いスピードで日本列島に向け接近しているとの連絡が第4宇宙ステーションから入った。MACは緊急配備についた。 モロボシ隊長の命令により、おおとり隊員が北海道のパトロールに出動した。 そしてマッキー2号にはもう一人、北海道出身の北山隊員が乗っていた。
ゲン「北山さんは確か……この間のオーロラ国際スキー大会で優勝したんですよね?」
北山「うん。間もなく俺には決して忘れる事の出来ない手稲山(ていねやま)が見えてくるぞ」
ゲン「そうですかー」

しばらく飛んでいると本部から連絡が。
ゲン「はい、こちらマッキー2号」
ダン「気をつけろ、宇宙船はその近くに着陸するぞ」
北山「あっ、あれだ!」
見ると赤い宇宙船が飛んでいた。地上には一人の女性が合図をしている。
が、ノースサタンが現れ、宇宙船を撃墜してしまう。
北山「一体どうしたんだ?」
ゲン「宇宙人の同士討ちじゃないですか?」
北山「もっと接近してみよう」
ゲン「了解!」

ノースサタンは白い高圧ガスと共に槍のような針爆弾を吐き出し、逃げる女性に襲い掛かる。
北山「あっ、人だ!」
ゲン「着陸して助けましょう!」
北山「急げ!」
ゲン「はい!」
マッキー2号を着陸させ、地上に下りる二人。
女性は針が服に刺さって動けなくなってしまっている。その女性を見て北山は言う。
北山「……ニケの女神……!」
ゲンはマックガンで応戦、北山は女性を助け出す。
女性「あなたはあの時の北山さん……!」
北山「さぁ、早く逃げるんだ!」
女性「でも……」
北山「後は僕に任せろ!」
そう言って北山はマックガンで応戦するが。右足に針が刺さって倒れてしまう。
ゲン「北山さん!?」
ゲンはマックガンを連射して何とかノースサタンを追い払い、北山のもとにかけつける。
ゲン「北山さん!しっかりして下さい!北山さん!」
女性「……北山さん……」
北山「ニケの、女神……」
ゲン「ニケの女神?」
北山は気を失ってしまう。
ゲンが見ると女性の目には眩い光が。
ゲン「君は……宇宙人!?」
女性「………!」
女性は走って去ってしまう。
ゲン「君!待ちたまえ!」

海岸。ダンに殴られるゲン。
ダン「何という不手際だ!その女が宇宙人と分かりながら、何故逃がしてしまったんだ!」
ゲン「しかし、北山さんが重体だったんです!」
ダン「言い訳など要らん!何故逃がしてしまったんだ!その宇宙人を逃がしたためにもっと大きな被害が出るかもしれん」
ゲン「それは大丈夫です。彼女は被害者です」
ダン「ばかぁっ!考えてもみろ。ノースサタンは宇宙人を狙っているんだ。宇宙人がいる限りノースサタンは現れる。その女のいる場所はみんな危険だ!私は、それを心配しているんだ。それを防ぐのがゲン、私とお前の役目だ」
ゲン「はい…」
ダン「いいか、次の被害者が出ないうちに彼女を探し出すんだ」

ゲン(宇宙人を探せと言われても、一体この広い北海道をどうやって探したらいいんだ……)
荒野、時計台など、あてもなく北海道を探索するゲン。
女神の像の前に来た時、ゲンは思いつく。

病院。北山が寝ている。
ゲン「北山さん、容態はいかがですか?」
北山「うん、だいぶ気分はいいが……手術をしなくてはならないそうだ」
ゲン「手術?」
北山「うん……あと3時間後に右足を切断しなければならないかもしれん」
ゲン「えっ……?」
北山「おおとり……もう、スキーも出来なくなってしまうかもしれん。 その前にたった一つ、五体満足のうちに俺の頼みを聞いてくれんか?」
頷くゲン。
北山「ありがとう…。実はな、会いたい人が一人いるんだ」
ゲン「ニケの女神ですね」
北山「ああ……俺にとって、まるで夢のような出来事だった。本当にそんな出来事があったのかどうかさえ信じられないような……」

北山「僕はオーロラ国際スキー大会に行くために船に乗っていた……」
同じ船に乗っている女性。だが、そこに等身大のノースサタンが襲い掛かってきたのだ。
助け出す北山。星人はガスと共に含み針を飛ばしてきたが、それを避ける。
そして星人を船の外に投げ飛ばした。波間に消えてゆく星人。
女性は首から首飾りを取ると北山に差し出した。
女性「ありがとうございました。お礼にこれを受け取って下さい」
北山「いや、とんでもない。僕はただ……」
女性「いいえ、どうしても受け取って下さい。あなたは私の命の恩人です」
そう言って女性は北山にペンダントを渡す。手におさまるほどのそれには像が彫られていた。
女性「勝利の女神像です。それを持っている人は必ず勝利の栄光に能くすると言われています」
北山「僕はこれからオーロラ国際スキー大会に行くんです」
女性「あなたはきっと優勝いたしますわ」
北山「僕が?」
女性「自信を持って下さい……北山さん」
北山「えっ?どうして僕の名を?あなた、一体誰なんですか?」
女性「ニケの女神です」
北山「ニケの女神?」
煙と共に女性の姿は消えていった。

北山「……夢だと思った。しかし、俺の手にはこのペンダントがあったんだ。 そして、彼女の予言どおり優勝出来たんだ。俺はどうしても彼女の正体が知りたい。 ……例え彼女が人間でなくてもいいんだ。僕は彼女がここに来てくれたら……この手術が成功するに違いないと信じているんだ」
ゲン「北山さん……彼女の姿を見たのは聖火台の所でしたね」
北山「うん」

ゲンはマックカーで聖火台へ向かう。
そこには女性の姿が。
ゲン「ニケの女神!」
女性「………!」
だが、女性は逃げ出してしまう。
ゲン「待ってくれ!」

林の中を逃げる女神に追うゲン。
やがて女神は逃げ道をなくして立ち止まる。
ゲン「逃げないでくれ!」
女神「私の事を宇宙人だと知っているあなたはサタンの仲間ね!」
ゲン「違う!僕は……ウルトラマンレオだ」
女神「ウルトラマンレオ……」
ゲン「そうだ!……お願いだから聞いてくれ。北山さんの伝言を持ってきたんだ」
女神「北山さん……北山さんは無事なのね?」
頷くゲン。
ゲン「……しかし、二度とスキーを履けなくなるかもしれない。 君を助けようとして、彼は右足を傷つけてしまったんだ。手術の前に会ってやってくれ」
女神「北山さん……」

オーロラ国際スキー大会で北山は優勝した。

女神「私だって、二度も命を救ってくれた北山さんにお礼がしたい。 でも私にはそれが出来ない。私は人間じゃないのよ。地球ではα星に住む私達の事をニケの女神と呼んでいるわ。 私達の星では四年ごとに誰かが地球を訪れ、人類の幸福を祝福する事になっていたの。 それが悪いノースサタン星人に邪魔されて……」
ゲン「君が帰ろうとしていた宇宙船を壊してしまったわけか……」
女神「もう、私は自分の星に帰る事は出来ない……」
ゲン「だったら北山さんに会ってやってくれ!北山さんは……君に会えたら手術が成功すると信じているんだ」
女神「私にはとてもそんな力はないわ……」
ゲン「何を言ってるんだ!北山さんはもうスキーが出来なくなるかもしれないんだぞ。 君は勝利の女神だ。今の北山さんに必要なのは、君なんだ!」
女神「でも、私が行って迷惑な事に……」
ゲン「今一番大切な事は、君と北山さんが会う事なんだ」

病院。
北山「ありがとう……」
手を差し出す北山。それを取るニケの女神。
だがその時、部屋に振動が。
「怪獣だー!」
「怪獣が出たぞー!」
「助けてくれー!」
ゲン「しまった!ノースサタンに彼女の居場所が分かってしまったんだ!」
病院入り口のゲンは足音を響かせやってくる星人の元に走って向かう。

ニケの女神は走り去ろうとする。
北山「待ってくれ!行かないでくれ!」
だが、北山が改めて手を握って止める。
女神「止めないで下さい。私がいたらノースサタンはここを襲ってきます。北山さん許して……私はα星から来た宇宙人なんです……ノースサタンは私を狙っているんです」
北山「そんな事問題じゃない。僕には君が必要なんだ!」
女神「北山さん、手術の成功をお祈りします」
手を離すとニケの女神は走り去っていった。
北山「ニケの女神っ……!」

病院の外。
走るニケの女神。マックガンを構えるゲン。現れるダン。
ダン「ゲン!貴様一体何をしたんだ!」
ゲン「隊長……」
ダン「私があれほど言ったのに……彼女が現れる所に怪獣が現れる事は分かってたはずだ!」
ゲン「しかし僕には会いたがっている北山さんと……彼女の気持ちを無視する事は出来ません!」
ダン「ばかぁっ!」
ゲン「彼女は北山さんを助けようと命懸けなんです。僕は……黙って見てられません!」
ダン「やめろ!レオにはなるな」
しかし、ゲンはダンを振り払って変身する。「レオォォォーーーッ!!!」

格闘戦を挑むレオだが、ノースサタンの口からの針で刺されてしまう。
ノースサタンはそのまま煙と共にいなくなるが、レオも倒れてしまった。

ゲンとダン。
ダン「私の忠告を無視してお前って奴は! いいか、かつて北山があの星人に勝つ事が出来たのには理由があったんだぞ! 彼はスキーの回転競技の優勝者だ。だからあの含み針をかわす事が出来たんだ。 サタンを倒すには含み針の攻撃をかわす事だ!」
ゲン「……回転競技……!」

ダンの手にしたストップウォッチがカチカチと時を刻む。
その中でゲンは旗を目印に地雷原を走り抜ける!
ダンの命令した訓練は、短時間のうちに右に左にステップを踏めるようになるためのものである。

聖火台。
女神「……北山さんの事はもういいの……。私がここに居る限りサタンの仲間は次々とやってくるわ…。 この地球に迷惑をかける事は出来ない……。サタンの望みどおり私が死にさえすれば……」
やってくるノースサタン。覚悟を決めるニケの女神。
その時、ダンのマックガンの射撃がノースサタンを襲う。
ニケの女神はそれを止めて言う。
女神「やめて下さい!私さえいなければサタンは帰るんです!」
ダン「待て、命を無駄にするものではない!我々に任せるんだ!」
女神「いいえ、どうせ私は故郷(こきょう)の星へ帰る事は出来ないんです!同じ事です!」
ダン「私を信頼しなさい!」
その時、マックカーでゲンがやってくる。
ダン「ゲン!頼むぞ!」
ゲン「はい!」
マックカーから降りるとゲンは変身する。「レオォォォーーーッ!!!」

主題歌BGMと共に格闘を挑むレオ。
ノースサタンは針を飛ばしてくるがレオはそれを避ける。
そしてレオパンチでノースサタンの身体に穴を開けて倒すのだった。

レオは跪いて手を差し出す。
ダン「あなたの星まで届けると言っている、さぁ、早く」
女神「ありがとうございます」
ニケの女神はレオの手のひらに乗ると地上に手を振る。
そしてレオはそのまま飛び立っていった。

女神の像の前。
マックカーで通りかかるゲンと手術が終わり、完治した北山。
しばらく女神像を見ていた北山だが……。
北山「行こうか」
ゲン「はい!」
二人の乗るマックカーは北海道を去っていった。
その後姿を女神像が見守っていた。

本編解説

準備中

・視聴した感想
何はともあれニケの女神。最高です。神秘的でいいキャラです。
そしてこの話限定のMAC隊員、北山隊員。かっこいいです。
最後の特訓の話でもあります。
北海道シリーズ、そしてウルトラ怪奇シリーズの最終作でもあります。
そんな女神と北山隊員に話を持っていかれていますが、ノースサタンも結構いいです。
宇宙拳法の使い手という設定らしいですが一体ノースサタンって何だ?
オープニングのクレジットを見る限り、ノースサタン星に住む星人のようですが。
そういえば等身大時と巨大化時で全く姿が違うのはいかにもレオの星人って感じですな。

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