ウルトラマンレオ第33話
レオ兄弟対宇宙悪霊星人

−怪奇隕石アクマニヤ 宇宙悪霊アクマニヤ星人 アストラ登場−

ある団地105号室に突如異変が起きた。
不気味な青白い手が伸びてきて、電話コードが蛇のように這い回り、水道から生暖かい人の血が。
悪魔の霊が住み着いたのでしょうか!?君達を恐怖の部屋に案内しよう。
さぁ、みんなで観よう、ウルトラマンレオ!

マックロディーでパトロール中のダンとゲン。
ダン「ゲン……見ろ」
ゲン「嫌な雲ですねぇ……」
その時だ、雲の間に大きな一つ目が垣間見えたのだ。
ダン「ゲン、追うんだ!」
ゲン「はい!」
宇宙の悪霊が住む謎の怪奇隕石アクマニヤがついに飛来したのだ……

しかし、静かな昼下がりの街の人々はその不吉な事件の前兆を知る由もなかった。
今日はトオルの従兄弟、タカシの母の33歳の誕生日。
お隣のよし子とその父と一緒に誕生パーティーをする事になっていた。
タカシはトオルを自転車で呼びに行く。

その頃上空では白土隊員の搭乗しているマッキー3号が一つ目の飛行物体と接触しようとしていた。
一つ目が瞬きをして妙な赤い光を出すと……地上にすごい衝撃が。

花屋。タカシの母とお隣の父娘が花束を買っていた。
母「あら、地震かしら?」
父「いや……違うだろう……」
支払いを済ませる父。
その時、花束から青白い手が伸びていたのを誰も気づかなかった。
よし子「お花持たせて。……この花重いわ」

花束に乗り移ったのだろうか。
白土「あっ!」
上空の一つ目は白戸隊員の目の前で消えてしまった。本部に連絡を入れる。
白土「飛行物体はポイント7238上空で消失しました」

タカシの母と父娘は団地に帰ってきた。
母「それじゃパーティーは六時からよ」
よし子「はい、おばさん」
花束を手渡すよし子。
母「ありがとう」
父「それでは、六時に」
廊下で別れ、自分達の部屋に入っていく。

父娘の部屋。
よし子「ねぇ、お父さん。お隣のおばさんをお嫁さんにもらえばいいのに」
父「はっはっは……」
などと話していると部屋が衝撃と共にゆがみはじめる。
よし子「お父さん、頭が痛いっ!」
赤い閃光が走り、少女の足には青白い手が……!
よし子「きゃあっ!」
父「よし子!どうしたんだ!?」
よし子「誰か……私の足を……」
父は娘の足を見てみる。だが、そこには何もない。
いつの間にか怪奇現象も止んでいる。
父「何もないよ?」
よし子「お父さん、怖いっ!」
父に抱きつく娘。
父「大丈夫だよ……」

次の怪奇現象の標的は隣の部屋ではタカシの母だった。
部屋がゆがみ、赤い光が走る。
母「頭が……!」
引き出しを開けると中から青白い手が出てきて彼女の手を掴んだ!
手から辛くも逃れるのだったが、また別の所から手が伸びてきて……
彼女の絶叫が部屋に響き渡った。

マックロディーは団地まで来ていた。
降りて道端に居る二人の少女に話をきくゲン。
ゲン「お嬢ちゃん、ずっとここで遊んでたのかい?」
少女達「うん」
ゲン「あの辺りで、大きな目玉みたいなの見なかったかい?」
少女達「知らなーい」
ゲン「そう……どうもありがと」
その時、自転車でこっちに来る少年の姿が。
ゲン「あっ、ちょっと坊や!」
タカシ「あっ!MACの!」
ゲン「トオル君の従兄弟だったよね、タカシ君」
タカシ「うん、トオルちゃんの従兄弟なんだ」
ゲン「ところで何か変わった事無かった?」
タカシ「変わった事?別に何もないよ?」
ゲン「どうもありがと」
タカシ「さよなら」
ゲン「さよなら!」
タカシを見送ってロディーに戻るゲン。
別の場所で聞き込みをしていたと思われるダンも帰ってきている。
ゲン「隊長!別に変わった事は無かったようです」
ダン「よし、引き上げよう」
ロディーで基地に戻る二人。

タカシは自分の部屋に帰るのだが、何か様子がおかしい。
ベットには虚ろな目をした母が。
タカシ「お母さーん!?」
母「水……水を頂戴……」
急いで台所の蛇口を捻るのだが、そこからは人の血が勢いよく出てきたのだ!
慌てて玄関に走るがドアからは怪しい煙が噴き出した!
ゆがむ部屋、赤い閃光、受話器のコードがタカシの首に巻きつき……。
それを退けるタカシだが、更に空間がゆがみ始め……。

MAC基地。首をかしげながら白土隊員が帰って来た。梶田と松木隊員がいる。
白土「何だろうなぁ、あれ?」
梶田「目玉だったよな」
白土「うん、飛んでくるのを見つけてマッキー3号で追いかけたんだ。そしたら、瞬きを……この瞳と一緒だよ」
松木「気味が悪いわ」
梶田「宇宙船……いや、隕石の一種かな」
松木「隊長から連絡があって、データを揃えてコンピューターにかけたんだけど……」
白土「で、回答は!?」
松戸「正体不明、回答不能」

マックロディーの二人。
ダン「このまま、何事も無ければいいんだが……」
ゲン「ええ……」

トオルが団地に赴く。
しかし、どことなく様子がおかしい。
タカシの部屋のチャイムを鳴らすが反応はない。
トオル「タカシちゃん!?タカシちゃーん!」
中に入るトオルだが、中は歪んだ空間になっていた。
流石に慌てて外に出ようとするトオルだが、ドアノブに閃光が走る。
トオル「熱いっ!」
これでは外に出られない!
トオル「……助けてくれぇー!」
こうしてトオルも歪んだ空間の中へと……

タカシ「トオルちゃん!」
トオル「タカシちゃん…」
タカシ「お母さんが大変なんだ!」
トオル「おばさーん!」
タカシ「お母さーん!」
トオル「おばさーん!……あっ!!!」
何とタカシの母は天井に張り付いていたのだ!
しばらくして母は落ちてくるが、本棚、壁、至る所から青白い手が出てきたのだ!
やがて二人は気絶してしまう。

マックロディーの二人。
団地の前に人だかりが出来ている。
ゲン「どうしたんですか?」
「変な音がきこえるんですよ!」
ゲン「変な音?」
「さっきからねぇあの団地から物凄い音がきこえるんですよ」

マックロディーは団地に向かう。
ダン「マッキー2号、待機せよ」
本部に連絡を入れると二人は下りて団地に足を踏み入れる。
空間が歪み、それが不協和音を奏でていた。
ゲン「隊長!」
ダン「それはただ事じゃないな……」
ゲン「こんなものすごい音がしてるのに団地の人達はどうしたんでしょう!?」

部屋のドアを叩くゲンだが、反応がない。
どこからか不気味な声が。「帰れ!」
ゲンはやがてタカシの部屋にたどり着く。
だが、反応も無く扉は固く閉ざされている。
熱いドアノブを何とかこじ開けて中に入ると……母に襲い掛かる青白い手が!
ゲンが何とかしてそれを退けるとどこからか不気味な声が!
煙が噴き出すなか……花束が落ちて床に散った。

母は、トオルは、タカシは目を覚ます。
ゲン「奥さん、トオル、タカシ君、大丈夫?」
トオル「おおとりさーん!」
タカシ「おかあさーん!」
母「大丈夫?二人とも……」
ゲン「さぁ、早く出るんだ!」
部屋を脱出すると隣の部屋から父娘も出てきた。
父「奥さん!大丈夫ですか!?」
タカシ「よし子ちゃーん!」
突然、平和な団地を襲った宇宙の悪霊、アクマニヤの絶叫……ゲンにより引きずり出された悪魔の手は不気味な青い煙となって団地のドアから窓からあらゆる隙間から、ある一辺に向かって流れ出した。
果たして、アクマニヤの正体は何か?


逃げ出す団地の人々。
ゲンはダンの元へ。
ゲン「隊長!」
ダン「ゲン……見ろ」
空を見るとそこには赤い目をした一つ目の物体が。
やがて一つ目からロケット弾を出し、団地を壊し始める。
炎や煙、団地の破片、火花。すごい状態になっている。
ダンはゲンの肩に手を置き、言った。
ダン「ゲン、頼むぞ!」
ゲン「はい!」
ゲンは煙の中、一つ目に向かって走っていき変身した。「レオォォォーーーッ!!!」

主題歌をバックにレオが戦う!
目玉目掛けてパンチ!さらにレオはロケット弾も軽々とかわす!
一つ目は奥の手を出す事にした。周囲が暗くなり、止まるBGM。そして一つ目の姿が……!
――怪奇隕石に棲みついていた宇宙悪霊アクマニヤ星人がついにその正体を現した!
目から赤い怪光線を出して、レオを苦しめる。
レオはウルトラマントで光線を防ぎ、格闘戦に持ち込む。
おどろおどろしいBGMの中、戦いは続く。
やがて、必殺のレオキック(両足が輝いている)がアクマニヤの脳天を直撃!
そして折れた角を一つ目に向かって投げつけて刺すのだった。
目をやられて暗黒空間が維持できなくなったらしく、周りが昼間に戻る。
レオはアクマニヤの両腕を引きちぎって投げ捨てる。とどめだ、レオ!
だがその時、両腕が宙を浮きレオの首を絞めた!倒れるレオ!
やがて、抵抗していたレオの手から力が抜けた……。

地上で見守るダン隊長。
ダン「レオ!」
マッキー2号に搭乗している白土、梶田隊員。
白土「あっ!レオが危ない!」
白土隊員はマッキーでアクマニヤを撃つが効果はほとんどない!
ついに正体を見せた恐るべき宇宙の悪霊、アクマニヤ星人の魔の手に絶体絶命のピンチ!
その時、赤い火の玉となって登場したレオの弟、アストラ!


赤い玉が破裂し、爆炎の中からアストラが現れた。
アクマニヤは手を戻して、自分の腕につけた。
アストラはレオを助け起こす。
アストラ「レオ兄さん!」
レオ「アストラ……」
アストラは、太陽を背にアクマニヤの目をくらませた。
そして、二人で必殺のウルトラダブルフラッシャー!
アクマニヤを隕石の状態に戻す事に成功した。
熱く手を握り合うレオ兄弟。
やがてアストラは団地の人々が見守る中、隕石を持って飛び立った。
捨て身のアストラによって運び去られたアクマニヤ星人、そしてアストラはまたどこへ帰ってゆくのか、それは誰も知らない大宇宙の謎である……

ゲン「隊長……」
ダン「恐ろしい奴だった……」
よし子「あっ!MACのお兄ちゃん!」
トオル「おおとりさん!」
父、母、タカシ、よし子、トオル達が来る。
皆は口々に「ありがとうございました!」「ありがとう!」とお礼を言う。やはりMACは英雄だ。
ゲン「本当に良かった」
笑顔のゲン。
ダン「では、失礼します」
歩き始めるダンとゲン。
宇宙悪霊の住む恐怖の怪奇隕石、アクマニヤは去った。
しかしいつ再び、あの怪奇隕石があなたの街の上空に飛来してくるかもわからないのだ……

本編解説

準備中

・視聴した感想
民話シリーズが終了して、この話から一気に盛り上がっていきます。
アトラー編を髣髴とさせる怪奇路線、そして強敵との対決。
歪む画面に青白い手……特殊レンズを使った効果など色々と凝った演出が楽しめます。
暗黒空間の中の戦いも独特の空気が出てよかったです。
そして1話のレオの登場と同じBGMで登場するアストラがかっこよすぎです。
でも、タイトルのわりにアストラの登場をじらしすぎのような気も……
かっこいいからいいですけど。

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