インターネット

１２．エレクトロニックコマース

電子決済システム

消費者金融のアコムがインターネット用に開発した決済サービスのウェブサイト。ID番号参照はお店ではなく，アコシスのサーバで行うため，セキュリティーも万全。トラブル時もアコシスが保証してくれる。

プロバイダーのSo-netが作ったインターネット専門の決済システム。カード番号を使用せずに決済が完了する。セキュリティー確保のために SSLを使用しているので，万が一の流出もなし。厳選された加盟店舗も魅力だ。

NTT が開発したオンライン決済。商品の紹介や情報の提供はインターネット上で行ない，実際の決済処理はインターネットではなくモデムやTAから公衆回線を通じて１対１で行う。専用プログラムをダウンロードして利用。

QQQ (サンキュー)カードは現実のクレジットカードと連動させ，通常のクレジット決済ができるシステム。電子財布の中に貯めた「デジタル商品券」やその都度リアルタイムで決済する方式を選べる。富士ソフトABC社の提供。

カードを購入して支払うプリペイドカード式の少額決済システム。だからユーザ登録や会員申し込みが不要。このカードは書店，コンビニエンスストア，ゲームショップ，アニメショップ，ビデオショップなどで購入できる。

アスキーサムシンググッド社によるプリペイドカード式決済システム。まだ加盟店舗は少ないが，ここならではのデジタルコンテンツを購入できる。カードの購入はパソコンショップで。今後はコンビニでも買えるようになる。

クレジットカードを利用したオンライン決済システム。仮登録をすると，すぐに制限付きで利用できるのが特徴。「電子証明書」を使用するかしないかで，利用できる加盟店が異なる。利用明細の確認がウェブでできて便利。

CyberCash 社が提供している決済サービス。「CyberCash」と「CyberCoin」の 2種類があり，通常のクレジット決済とあらかじめ CyberCoinを購入してそこから支払う方法とに分かれている。現在は英語版しかなく，日本円に未対応。

暗号化を行なわず普通にインターネットと電話を利用して安全性を確立した決済方法。電話を使ってクレジットカード番号を登録し，会員番号を受け取る。購入時にはクレジットカードの代わりに会員番号を使用する。

凸版印刷が運営する決済システムのサイト。電子証明書を利用して店と利用者の相互認証を実現した。やり取りが盗聴されないようSSL での暗号化も行っている。パスワードは郵送で届き，安全性の確保に努めている。

日本総合研究所と住友クレジットサービスが共同開発したサイバーモール。まず専用ソフト（無料）を取り寄せ，会員登録をする。買い物はソフトを利用して行う。商品検索やトピックス閲覧などは，ゲストでも利用可能。

ジェーシービーの提供するサイバーモール。利用するには，事前に専用ソフトを取り寄せることと会員登録が必要。キヤノンのゼロワンショップ，ソフマップのオンラインショップ，JCBチケットセンターなどが利用できる。

電子認証サービス会社の老舗。ホームバンキングやクレジット・カード決済など，インターネット上での取引に必要なデジタル証明書の発行を行う。電子メールの改ざんや盗み見を防ぐデジタルIDも取得できる。

米国の電話会社の一部門だったが，日本法人が設立された。DCカード，JCBカードなどのクレジットカードに対応したデジタル証明書を発行。個人向け証明書発行の実験も行っている。認証に関するFAQが充実している。

南アフリカ共和国のThawte Consulting社のサイト。デジタル証明書発行サービスを，全世界統一価格で提供する。申し込みは，同社の国内代理店メディックスまで。現在，日本で受けられるサービスは法人向けのみだ。